本記事で解決できるお悩み
- ガソリンを安く入れるコツを知りたい!
- ガソリンを節約して走る運転方法を知りたい!
- ガソリン価格が安くなるお得なカードはどれ?
こういったお悩みを解決できる記事になっています。
ここ数年、ガソリン代が高騰し続けていますよね。毎月数万円かかっていて、家計に大きな影響が出ている人も多いのではないでしょうか?
しかし駐車場代や税金とは違い、車の維持費の中でも「ガソリン代」は節約できるコストです。
そこで本記事では、「ガソリンを安く入れるコツ12選」を解説していきます。
主要ガソリンスタンドの「出光(apollostation)」「エネオス」「コスモ」で持っているとお得になるカードについても詳しく解説します。
この記事を読むことで、家計を圧迫しているガソリン代を節約できるようになりますよ。
↓気になるところまで読み飛ばす↓
ガソリンを安く入れるコツ
ガソリンを安く入れるコツは、次の7種類あります。
「事前に準備すること」と「当日の給油方法」で分けてそれぞれ解説していきます。
値引き料金が適用される「クレジットカード」などは事前に準備しておき、当日は「セルフのスタンドを利用する」などで、ガソリンを安く入れましょう。
【事前】ガソリンスタンドの会員になる
特定のガソリンスタンドの会員になると、会員価格の安い料金でガソリンを給油できます。
通常の一般価格よりも、1Lあたりの価格が1〜2円安くなりますよ。
行きつけのガソリンスタンドや、全国各地にある主要ガソリンスタンドの会員になっておくといいでしょう。
ただし、会員になるには年会費がかかることがあります。年会費分、お得になるのかチェックしたうえで選ぶようにしましょう。
【事前】専用アプリを利用する
会員になるだけでなく、専用アプリも利用することでガソリン代をさらに安くできます。
たとえば、主要ガソリンスタンドでは以下のようなアプリを導入しています。
ガソリンスタンド | アプリ名 |
---|---|
出光(apollostation) | Drive On |
エネオス | ENEOSサービスステーションアプリ |
コスモ | 入れトク! |
とくに初回利用時には、1Lあたり5円程度安くなる割引クーポンが発行されることがあります。
期間ごとに割引キャンペーンを行われ、アプリ上でクーポンが発行されることもあるので、随時チェックしておくとお得にガソリンを入れられますよ。
ちなみに、「apollostation(アポロステーション)」は、「出光」と「昭和シェル」の2ブランドが統合されてできた新ブランドです。今後はアポロステーションという名前が一般化していくので、覚えておきましょう。
【事前】ガソリンの値引き特典のあるクレジットカードを使う
ガソリンの給油に特化したクレジットカードを利用することで、値引き特典を受けられます。
「ガソリンスタンドの会員になる=クレジットカード発行」になることもありますよ。
1Lあたりの価格が安くなるという特典がありますが、カードによっては利用金額に応じて値引き額がアップし、よりお得になっていくものもあります。
また、通常のクレジットカードと違う点は、車関連の特典も充実していることです。
ロードサービスを特別価格または無料で利用できたり、レンタカーをお得に利用できたり、ドライブを頻繁にする人には嬉しいメリットが用意されています。
以下では、主要ガソリンスタンドの提携クレジットカードについて詳しく解説します。
apollostation card THE GOLD | ENEOSカードC | コスモ・ザ・カード ・オーパス | |
---|---|---|---|
券面 | |||
提携ガソリンスタンド | apollostation | エネオス | コスモ石油 |
年会費 | 11,000円(税込) ※年間200万円以上の利用で次年度無料 | 1,375円(税込) | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 0% | 0.5% ※イオンやマックスバリュなら1.0% |
国際ブランド | VISA JCB Mastercard AmericanExpress | VISA JCB | VISA JCB Mastercard |
1Lあたりの値引き額 | 2円〜10円 | 1円〜7円 | 2〜6円程度 ※店舗により異なる |
apollostation card THE GOLD
券面 | |
提携ガソリンスタンド | apollostation |
年会費 | 11,000円(税込) ※年間200万円以上の利用で次年度無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA JCB Mastercard AmericanExpress |
1Lあたりの値引き額 | 2円〜10円 |
「apollostation THE GOLD」(アポロステーション・ザ・ゴールド)は、1Lあたり2円値引きされるクレジットカードです。
さらに、カードの月間利用額に応じて値引きが額がアップし、最大で10円引きになります。
年会費11,000円(税込)なので懸念される人もいるかもしれませんが、頻繁にガソリンを入れる人であれば元を取ることができ、年会費無料の「apollostation card」よりもお得です。
具体的にどれくらいガソリンを入れる人なら元を取れるの?
- ショッピングで毎月7万円以上を利用している
- ガソリンを毎月40L以上給油している
「apollostation THE GOLD」はポイント還元率が1.0%なので、ショッピングで月間7万円利用すると、700円分のポイントが付与されます。(=12ヶ月分で8,400円を回収できる)
さらに月間のガソリン値引き額が7円にアップし、月間40L給油していれば280円安くなります。(=12ヶ月分で3,360円を回収できる)
合計で11,760円分お得になるため、年会費11,000円を回収できるということです。
車の大きさにもよりますが、一般的な乗用車であればガソリンタンクの容量は40L〜60L程度に設定されています。月に1回ガソリンを入れていたら、最低でも40L給油している可能性が高いです。
うちの車は燃費が良くて、毎月40Lもガソリン使わないんだけど...
もし、ショッピングで年間200万円以上使えば次年度の年会費が無料になるため、ガソリン給油量に関わらずお得になります。
子どものいるご家庭であれば、普段の食費や旅行などで年間200万円使うこともあるでしょう。
さらに、「apollostation card THE GOLD」はポイント還元率1.0%なのでガソリン以外のお買い物でもお得にポイントを貯められます。
空港ラウンジを無料で利用できるサービスや旅行傷害保険など、ゴールドカードに相応しい特典までしっかりついているのも魅力ですよ。
「apollostation card」と「apollostation card THE GOLD」を比較すると以下の通りです。
apollostation card | apollostation THE GOLD | |
---|---|---|
券面 | ||
年会費 | 無料 | 11,000円(税込) ※年間200万円以上の利用で次年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5% | 1.0% |
国際ブランド | VISA JCB Mastercard AmericanExpress | VISA JCB Mastercard AmericanExpress |
申し込み資格 | 18歳以上(高校生除く) | 25歳以上で安定収入 |
1Lあたりの値引き額 | 2円 | 2円〜10円 |
旅行傷害保険 | なし | 国内:最高5,000万円 海外:最高5,000万円 |
空港ラウンジサービス | なし | 国内主要空港とホノルル国際空港のラウンジを無料で利用可能 |
ロードサービス | 年会費825円(税込)で利用可能 | 無料で利用可能 |
レンタカー | なし | ハーツレンタカーを5〜20%OFFで利用可能 |
美術館 | なし | 出光美術館を無料で入館可能 |
年会費に差はあるけど、11,000円の元を取れる可能性は高いし、特典が充実していることも考慮するとゴールドカードにしたほうが良さそう!
apollostation THE GOLDを詳しく見てみる>>
ENEOSカードC
券面 | |
提携ガソリンスタンド | エネオス |
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0% |
国際ブランド | VISA JCB |
1Lあたりの値引き額 | 1円〜7円 |
「ENEOSカードC」は、1Lあたり1円値引きされるクレジットカードです。
ENEOSカードには他にもいくつか種類がありますが、カードの月間利用額に応じて値引き額が増えていくのは「ENEOSカードC」だけです。
最大で1Lあたり7円引きになります。
たとえばショッピングで月間7万円利用している人なら、毎月40L給油すると「7円×40L×12ヶ月=3,360円」安くなります。
年会費1,375円(税込)は回収できそうだね!
さらに、オリックスレンタカーで10%割引の優待があったり、ロードサービスが利用できたりといった特典も付いています。
注意点としては、ポイント還元がないところです。
普段のお買い物でお金を使っても、ガソリン値引き額がアップするだけで、ポイントは付与されません。
7万円利用すれば最大値引き額が適用されるので、7万円を超えた分の支払いはポイント還元のある他のクレジットカードを使った方がお得になりますよ。
コスモ・ザ・カード・オーパス
券面 | |
提携ガソリンスタンド | コスモ石油 |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% ※イオンやマックスバリュなら1.0% |
国際ブランド | VISA JCB Mastercard |
1Lあたりの値引き額 | 2〜6円程度 ※店舗により異なる |
「コスモ・ザ・カード・オーパス」は、コスモ石油で提示すると会員価格で給油できるようになるクレジットカードです。
値引き価格は店舗によって異なり、1Lあたり2〜6円ほど値引きされます。
値引き価格は店舗によってバラバラだけど、年会費無料だから気軽に利用できるね!
貯まるポイントはWAONポイントで、イオンやマックスバリュでのお買い物ならポイント還元率が2倍(1.0%)になります。
イオンユーザーであれば効率的にポイントを貯められますよ。
ただし、ロードサービスは有料オプションです。
ドライブ中の事故や故障の際にサポートしてくれるロードサービスを利用するには、年会費1,100円(税込)かかるので注意しましょう。
【当日】割引される曜日や時間帯にガソリンを入れる
ガソリンスタンドによっては割引デーを設けたり、タイムセールで特定の時間にガソリンが安くなったりするタイミングがあります。
行きつけのガソリンスタンドで「決まった曜日にガソリンが安くなっているか」をチェックしておくといいでしょう。
また、大通りに面している大型のガソリンスタンドでは、レジャー客を見込んで土日やお客さんの減る深夜にセールを行うことがあります。
立ち寄りそうなガソリンスタンドはあらかじめ把握しておき、安くなるタイミングを狙って給油しにいくとお得ですよ。
【当日】セルフのスタンドを利用する
セルフの方が、フルサービスのスタンドよりも1Lあたりのガソリン価格が2〜5円程度安い傾向があります。
フルサービスのスタンドは窓を拭いてもらえたり、ゴミを回収してもらえたり、サービスが付随するのでとても便利です。
しかし人件費がかかる分、割高になってしまうので、節約を意識するならセルフのスタンドだけを利用するようにしましょう。
【当日】高速道路や山の近くで給油しない
高速道路のサービスエリアや山の近くのガソリンスタンドでは、ガソリン価格が高くなります。
高速道路では価格競争が起こらず、需要が高いので値段も高くなるのです。
また、山の近くは輸送費がかかるため、ガソリン代も上乗せされて高くなります。
1〜2円程度だったらあんまり変わらないんじゃない?
どちらも1Lあたり10~20円程度の差が出ることがあるので、大きな差です。
高速道路も山の近くも、しばらくガソリンスタンドが出てこないことがあるので、「前もって一般道で給油しておく」と意識するだけでも節約につながりますよ。
【当日】コストコでガソリンを入れる
コストコにはガソリンスタンドが併設されている店舗があり、ここで給油すると1Lあたり10円ほど安くなることがあります。
コストコのガソリンが安い理由としては、仕入れ価格が安いことや、車で来店するコストコ利用者の満足度を上げるためと言われています。
ただし、利用できるのはコストコ会員だけです。
年会費4,840円(税込)かかるのでガソリン代のためだけに入会するのはおすすめできません。
すでにコストコ会員か、もしくはコストコを頻繁に利用する可能性がある人であれば、会員になってガソリン代の節約に活用してもいいでしょう。
ガソリンを節約して走る方法
ガソリン代を安くするためには、「消費する量を減らすための節約」を心がけることも重要です。
以下の5つを意識すると、ガソリンの節約につながりますよ。
急発進・急加速を避ける
急発進・急加速をすると、エンジンは熱を発生し、この熱を冷却するために多くのガソリンを消費してしまいます。
アイドリングも燃費の悪化につながるため、停車時はこまめにエンジンをオフすることもポイントです。
「急」がつく運転は避け、アクセルもブレーキもゆるやかに踏み込む運転をすると、ガソリンの節約につながりますよ。
必要以上のスピードを出さない
スピードを出しすぎると、空気抵抗が増えてエネルギー効率が悪くなります。
つまり、ガソリンを非効率的に消費してしまうのです。
高速道路でも必要以上のスピードは出さず、車に負担がかからない程度のスピードを心がけるといいでしょう。
冷房をできるだけ使わない
車で利用する冷房は使い方を工夫しましょう。
エアコンの中でも暖房の場合は、エンジンのオーバーヒートを防ぐために循環させている冷却水を使用しているため、燃費への影響はあまりありません。
一方で冷房はエンジンを原動力として動いており、ガソリンも多く使うことになります。
冷房をつけたいときは、できるだけ窓の開け閉めで室温を調節したり、外気取り込みによって熱い空気を出したり、工夫して利用するとガソリンの節約になりますよ。
車を軽くする
車の重さと必要なガソリンの量は比例します。
重ければ重いほど走るのにパワーが必要になるため、車を軽くすることで燃費を良くできるのです。
「車自体の重さ」「乗っている人の重さ」「荷物の重さ」が車の総重量になりますが、減らすのであれば荷物の重さになるでしょう。
積みっぱなしのアウトドア用品など、不要なものは降ろして車を軽くしてみてください。
車の定期点検をきちんと行う
車の性能は燃費に直結するため、定期点検もガソリンの節約に重要なことの一つです。
定期点検によってエンジンやブレーキ、タイヤの空気圧、バッテリーなどの状態がチェックされます。
もし不備があれば燃費が悪化しやすくなるため、点検によって部品を正常な状態に直すと燃費が良くなるでしょう。
一時的には点検・交換費用がかかりますが、長い目で見るとガソリン代の節約につながりますよ。
まとめ|ガソリンは節約しつつお得な方法で支払えば安くなる!
運転の仕方やドライブ中の過ごし方を工夫すれば、ガソリンを減らしにくくすることができます。
まずは給油する頻度を減らすことでガソリンの節約をしてみましょう。
また、給油するときにタイミングや場所を狙ったりすると、安くガソリンを入れられます。
毎月ガソリンを入れる人なら、ガソリンスタンドと提携のカードを1枚持っておくと、いつでも値引き料金で利用できるのでおすすめです。
主要ガソリンスタンドの「クレジットカード」をおさらいしておきましょう。
apollostation card THE GOLD | ENEOSカードC | コスモ・ザ・カード ・オーパス | |
---|---|---|---|
券面 | |||
提携ガソリンスタンド | apollostation | エネオス | コスモ石油 |
年会費 | 11,000円(税込) ※年間200万円以上の利用で次年度無料 | 1,375円(税込) | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 0% | 0.5% ※イオンやマックスバリュなら1.0% |
国際ブランド | VISA JCB Mastercard AmericanExpress | VISA JCB | VISA JCB Mastercard |
1Lあたりの値引き額 | 2円〜10円 | 1円〜7円 | 2〜6円程度 ※店舗により異なる |
- ショッピングで毎月7万円以上&ガソリンを毎月40L以上給油している人(年会費の元を取れるから)
- 最大限に値引き額をアップさせてガソリン代を安くしたい人
- 年間200万円以上をクレカ決済して年会費無料にできそうな人
- ポイント還元率を重視している人
- 空港ラウンジの無料サービスを受けたい人
- 旅行傷害保険を付帯させたい人
- ゴールドカードを1枚持っておきたい人
- ガソリン給油の専用カードとして使いたい人
- エネオスで給油したい人
- 年会費無料でガソリン代を少し安くしたい人
- WAONポイントを貯めている人
- イオンでのお買い物が多くてポイントを貯めやすい人
最大限にガソリン代を安くするなら、「apollostation THE GOLD」がおすすめです。
ただし、クレジットカードを普段あまり利用しない人や、そもそもガソリンをそんなに入れない人は年会費分を回収できない可能性もあります。
気軽にガソリン代をちょこっと安くしたいのであれば、コスモ石油で会員価格になる「コスモ・ザ・カード・オーパス」もおすすめですよ。
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