楽天カードのショッピングリボ払い手数料の計算方法が、2026年11月請求分から変わります。これまでの「残高×年率÷12」という月割り計算から、「残高×年率×経過日数÷365(うるう年は366)」の日割り計算へ。手数料率そのものは変わりませんが、利用月の日数によって毎月の手数料が増えたり減ったりするようになります。規約の改定日は2026年11月11日です。

リボ払いの手数料、毎月だいたい同じ金額だと思ってたニャ…日数で変わるってどういうこと?

これまでは年率を12で割るだけだった。これからは実際の日数で計算する。31日ある月は手数料が増えて、28日しかない2月は減る。仕組みを知っておけば、請求額が増えても慌てずにすむ。
「÷12」から「×経過日数÷365」へ。何が変わるのか
楽天カード公式サイトが発表した内容です。対象はショッピングリボ払い。手数料率自体は変わらず、楽天カード・楽天PINKカードが17.64%、楽天ブラックカード・楽天プレミアムカードが15.00%のままです。変わるのは計算の仕組みだけで、これまでの「残高に年率をかけて12で割る」という月割り計算から、「残高に年率と経過日数をかけて365(うるう年は366)で割り、1円未満を切り捨てる」という日割り計算に切り替わります。
| 改定前 | 改定後 | |
|---|---|---|
| 計算式 | 残高×年率÷12 | 残高×年率×経過日数÷365(366) |
| 適用開始 | - | 2026年11月請求分から |
| 早期返済の例外 | - | 11月分を11月10日までに完済すれば旧方式のまま |
9,000円の残高で、日数によって113円〜134円の差
公式が示している試算例では、残高9,000円・年率17.64%の場合、26日間で計算すると手数料は113円、31日間で計算すると134円になります。これまでの月割り計算なら日数に関係なく一律132円でした。日数が短い月は手数料が減り、長い月は増える、という単純な仕組みです。
残高が大きくなると差も開きます。試しに残高10万円・年率17.64%で計算すると、月割りなら1,470円で固定でしたが、日割りだと31日間の月は1,498円、28日間の月は1,353円になります(ちょぴログ試算)。毎月の請求書を見比べたときに「先月と今月で手数料が違う」と感じたら、それは日数の差が理由です。年率が上がったわけではありません。
もうひとつ覚えておきたいのが、経過日数は暦の日数だけで決まるわけではない点です。楽天カードに利用情報が届いた日の翌日から、支払日までの日数で計算されるため、同じ残高・同じ年率でも、買い物をした店からの情報到達が早いか遅いかで、人によって経過日数が変わります。隣の人と残高が同じでも手数料がぴったり同じにならないのは、このためです。10月1日に実質年率が18.00%へ一本化されたJCBのリボ・分割払い手数料改定は率そのものが上がる話でしたが、今回の楽天カードは率は変えずに計算の仕組みだけを変える点が異なります。同じ「リボ手数料の改定」でも中身は別物なので、自分が使っているカードがどちらのタイプの改定か、混同しないようにしたいところです。
うちの場合、以前リボ払いを一時的に使っていた時期があり、毎月の請求額が微妙に上下するのを見て「計算を間違えているのでは」と不安になったことがあります。今回のように計算方法が公表されていれば、日数の違いだと分かって安心できますが、知らないまま請求額の変化だけを見ると、不信感につながりかねません。制度が変わるタイミングでは、変更の中身を一度確認しておくに越したことはないと感じています。
日割り計算そのものは、銀行のカードローンなど他の借り入れでは以前から使われている方式です。楽天カードがこれに合わせたことで、計算の透明性は上がったと言えます。ただし「透明になった=安くなった」ではありません。31日ある月(1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月)にリボ残高を多く抱えているタイミングが重なると、むしろ月割りのときより手数料が増える計算になります。逆に28日しかない2月は減ります。年間を通して見れば大きな差にはなりにくいものの、特定の月の請求額だけを見て「手数料が上がった」と勘違いしないよう、仕組みを知っておく意味はあります。
11月請求を迎える前に確認すること
日割り化の前にやっておきたいこと
- 自分がリボ払いコースを使っているか確認する。通常の一括払い・分割払いを使っている人には影響がない
- 楽天e-NAVIで現在の残高と適用年率を確認し、どのくらいの手数料になりそうか見積もっておく
- 11月分を11月10日までに完済すれば旧方式のまま終えられる。リボ残高をなくしたい人はここが一つの区切りになる
- 31日ある月は手数料が増え、28〜30日の月は減ることを理解し、請求額の変動に慌てない
- リボ払いを使わずに済む買い方(一括払い・ボーナス一括払い)に切り替えられないか検討する

うち、e-NAVI開いたことなかったニャ。今日見てみる。

残高と年率さえ分かれば、今回の計算式にそのまま当てはめられる。難しい話じゃない。
カードの手数料まわりを見直すなら、固定費を1回整理した経験をまとめた固定費見直しの記事もあわせて読んでおくと、リボ払い以外の節約ポイントも一緒に拾えます。還元率を軸にカードを選び直したい場合はみずほ楽天カードの記事も参考になります。
FAQ
Q. いつの利用分から日割り計算になる?
2026年11月請求分からです。規約の改定日は11月11日ですが、「11日以降に買った分だけが対象」という意味ではありません。11月の請求タイミングを迎えた残高全体に、新しい計算方法が適用されます。
Q. 手数料率自体は上がるの?
上がりません。楽天カード・楽天PINKカードは17.64%、楽天ブラックカード・楽天プレミアムカードは15.00%のまま変わらず、計算方法だけが月割りから日割りに変わります。
Q. 早く返済すれば旧方式のままにできる?
できます。11月分を11月10日までに完済した場合は、改定前の計算方法が適用されます。リボ残高を早めに解消したい人にとっては、ひとつの目安になる日付です。
Q. キャッシングリボも同じ扱い?
今回の発表はショッピングリボ払いに関する計算方法の改定です。キャッシングを含む他の支払い方法への影響が気になる場合は、楽天e-NAVIの明細や公式サイトの案内で自分の契約内容を確認してください。
家計簿をつけている人は、11月の請求書が届いたタイミングで「手数料欄」だけを前月と見比べてみてください。差が日数によるものか、残高が増えたことによるものか、原因を切り分けられると、次の月の対策も立てやすくなります。
まとめ
楽天カードのリボ払い手数料は、2026年11月請求分から月割りの「÷12」から日割りの「×経過日数÷365」に計算方法が変わります。手数料率自体は変わりませんが、月の日数によって毎月の金額は増減します。11月10日までに完済すれば旧方式のまま終えられるので、リボ残高がある人は請求日の前にe-NAVIで確認しておくと安心です。

仕組みが分かれば、請求書の数字も怖くなくなる。

とりあえずe-NAVI、今夜開くニャ!
