本記事で解決できるお悩み
- 楽天モバイルは実際ゴミ回線なの?
- 楽天モバイルで電波が悪いときはどうすればいいの?
- 楽天モバイルはどんな人におすすめ?
こういったお悩みを解決できる記事になっています。
格安SIMに乗り換えを検討している中で、『楽天モバイル』が候補になる人も多いでしょう。
しかし、「ゴミ回線」という悪い評判が気になって契約を踏みとどまっていませんか?
結論、楽天モバイルはゴミ回線ではありません。ただし、火のないところに煙は立たずで、「ゴミ回線」と言われてしまう理由があるのです。
そこで本記事では、楽天モバイルがゴミ回線と言われてしまう3つの理由を解説していきます。
私は楽天モバイルを5年以上使ってきました。実際の使用感を含めて、メリット・デメリットをお伝えし、最後に楽天モバイルに向いている人の特徴も紹介します。
楽天モバイルへ乗り換えるかどうか迷っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
↓気になるところまで読み飛ばす↓
もくじ
楽天モバイルがゴミ回線と言われる3つの理由
楽天モバイルがゴミ回線と言われてしまうのは、主に以下の3つが原因になっています。
基地局?プラチナバンド?
それぞれどういうことなのか詳しく解説しますね!
未だに基地局が少ないと思われているから
楽天モバイルは、2020年4月から本格的にサービスを開始した携帯キャリアです。
サービス開始当初は基地局数が4,000箇所ほどしかなく、確かに「繋がりにくい」という事実がありました。
基地局って何?基地局が少ないとゴミ回線になるの?
基地局とは、スマホ端末と通信を中継する役割を果たす装置のことです。
基地局から離れるほど電波が弱くなるため、基地局数が多ければカバーできるものの、少なければ繋がりにくくなります。
しかし、2022年度の総務省の調査によると、楽天モバイルの基地局数は4Gエリアと5Gエリアを合わせて約5万6,000箇所に拡大しました。
たった2年で14倍に増えており、通信環境は改善傾向にあることがわかります。
未だに「基地局が少ない=繋がりにくい」という印象が残ってるけど、実際はかなり改善されて繋がりやすくなってきてるんだね!
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プラチナバンドが使えないから
楽天モバイルでは「プラチナバンド」が使えません。
これが電波が悪くなる要因の一つになっています。
プラチナバンドって何?基地局だけじゃダメなの?
プラチナバンドとは、ビルなどの障害物でも入りやすく、屋内や地下でも浸透しやすい特性を持った電波のことです。
プラチナバンドが使えないと、特に高層ビルの多い都心や地下鉄などで通信環境が不安定になるのです。
しかし、楽天モバイルでも2024年4月30日にプラチナバンドの試験運用を開始しました。
2024年6月ごろから商用化を目指すとしており、主要都市から順次エリアを拡大していく目処が立っています。
一般ユーザーもプラチナバンドが使えるようになれば、かなり繋がりやすくなりそうだね!
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Rakuten Linkの使い勝手が悪いから
楽天モバイルでは、「Rakuten Link」という専用の通話アプリを提供しています。
Rakuten Linkを使えば、国内通話が無料になる優れものです。
ただし、Rakuten Linkはインターネット回線を利用して通話しているため、プラチナバンドが使えない状態だと通話品質も下がってしまいます。
使っている体感的には、LINEで電話をしているときと同じような繋がり具合です。
Rakuten Linkも、プラチナバンドが使えるようになれば通話品質も上がっていくことが想定されます。
また、外出先で電話をする機会が少ない人であれば、そもそも乗り換えするうえでの懸念点にはならないでしょう。
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楽天モバイルを5年間使ってみた感想
楽天モバイルを5年間使ってみた感想を踏まえて、メリット・デメリットを紹介します。
3つのメリット
実際に楽天モバイルを使っている私が感じるメリットは、以下の3つです。
基本的には快適に使える
楽天モバイルは5年以上使っていますが、基本的には快適に使えています。
口コミでは「全然つながらなくてイライラする」「楽天モバイルはゴミ」というような意見もあるようですが、私はそんなふうには感じていません。
事実、直近3ヶ月に計測された測定結果をランキングにすると以下の通りで、三大キャリアのドコモ、auに続いて楽天モバイルは第3位です。
大手三大キャリアのソフトバンクよりも速いんだね!
地下鉄や山の中など特定の場所だと繋がりくいことはありますが、常に電波が悪くて使えないことはありません。
普段の使用で「ゴミ回線」と感じることは少ないでしょう。
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月額料金がとにかく安い
楽天モバイルを選んでいる一番の決め手が月額料金の安さです。
3GBまでなら1,078円(税込)、20GBまでなら2,178円(税込)、無制限でも3,278円(税込)という安さをほこります。
3GBまでの使用量であれば、LINEMOやpovoが990円(税込)で安く、そこまで使わない人は1GBで858円(税込)のイオンモバイルなどが安いです。
しかし、3GBで収まらない人のほうが大多数を占めるでしょう。
データ量無制限で3,278円(税込)のプランは珍しいです。
毎月のデータ使用量が多い人は楽天モバイルに乗り換えることでお得になりますよ。
楽天ポイントが貯まる・使える
楽天モバイルでは、利用料金に応じて楽天ポイントが貯まります。
また、保有している楽天ポイントを使って月々の携帯料金を支払うことも可能です。
もちろん、楽天モバイル以外で貯めた楽天ポイントも使用できます。
楽天ポイントを定期的に貯めている人なら、楽天モバイルでの料金をまるまるポイントで賄える月もあるでしょう。
また、楽天モバイルを契約しているだけで、楽天市場でのポイント還元率が上がります。
他の楽天サービスの利用では+0.5倍や+1倍が多いところ、楽天モバイルの利用では+4倍なのでかなりポイントが貯まりやすいです。
たとえば10,000円の買い物をした場合、通常は100ポイントしか貯まらないところ、楽天モバイルを契約していれば+400ポイントになるので、合計500ポイントが付与されることになります。
とくに楽天市場をよく利用する人がポイントが貯まりやすく、貯まったポイントで携帯料金の支払いに充てられてお得になるね!
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2つのデメリット
反対に、楽天モバイルには以下2つのようなデメリットがあります。
地下鉄やビルの中だとつながりにくい
楽天モバイルで不便さを感じるタイミングは、地下鉄やビルの中でスマホが必要なときです。
プラチナバンドがまだ使えていない楽天モバイルでは、ビルや地下には電波が浸透しづらく、繋がりにくくなっています。
地下鉄で乗り換えを調べているときや、ビル内の商業施設で電子決済を使用したいときに繋がらなくて不便に感じることはあります。
ただし、楽天モバイルも2024年6月以降から徐々にプラチナバンドが使えるようになるため、このデメリットも比例して解消されていくでしょう。
山や海にいると他キャリアを使う人より電波が弱い
山や海などに行くと電波が弱くなるのは、どのキャリアでも起こります。
楽天モバイルも該当しますが、一緒にいる他キャリアを使う友達よりも電波が弱くなると感じます。
山間部に入って私が電波が1本しか立ってないのに対し、他キャリアの友達が3本立っている、みたいな感じです。
とはいえ、そこまで自然がある場所に行くとGoogleマップを使ったり、電子決済を使用したりする場面も少ないので、大きな支障はないです。
「山や海でもネットを使い込みたい」という人には大きなデメリットになりますが、そうでなければそこまで問題に感じないでしょう。
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楽天モバイルで電波が悪いときの5つの対策
楽天モバイルを使用していて電波が悪いときは、以下5つの方法を実践すると改善しやすいです。
楽天モバイルに限らず、どの携帯キャリアを使っていても効果があるので、ぜひ実践してみてください。
機内モードやWi-FiのON/OFFを試す
スマホの機内モードをONにすると、Bluetooth以外の無線通信が全て無効になります。
スマホに表示されているマークに関わらず、正常に電波をつかめていない場合があり、一度OFFにして再度ONにすることで、電波が改善される場合があるのです。
タイミングや場所を問わずできるので、最も手軽に試せる方法です。
「電波が悪いな」と感じたら、まずはこの方法を試してみましょう。
スマホを再起動する
機内モードのON/OFFを試してみても繋がらない場合は、スマホを再起動してみましょう。
スマホ本体側が一時的な不具合を起こしている可能性があり、スマホの処理状況を一時的にリセットすることで、電波が改善することがあります。
再起動も簡単にできるから、すぐ試せそうだね!
移動して場所を変える
ビルの中や地下にいる場合、場所を変えれば繋がりやすくなることがあります。
楽天モバイルはプラチナバンドが使えず、建物や地下などの障害物があると繋がりにくくなるからです。
移動しなければならないのでタイミングは問われるものの、操作などが不要なのでシンプル且つ、最も効果的な方法です。
もしビルの中にいて外に出れない状況の場合は、窓際などの電波が届きやすい場所に移動するだけでも変わりますよ。
また、12:00~14:00のお昼休みの時間帯や、21:00〜23:00の帰宅後の時間帯には回線が混みやすいです。
利用するタイミングをずらすのは難しいですが、「今は繋がりにくいんだな」と理解しているだけでも、イライラしづらくなるでしょう。
OSバージョンをアップデートする
スマホのOSバージョンが最新でない場合は、アップデートすることで電波が改善される可能性があります。
端末のバージョンが古いと、繋がりにくいことがあるからです。
ただしOSバージョンのアップデートは、ネットワーク環境や端末の状態にもよりますが、長いと数時間かかることもあります。
え、数時間も使えないのは不便なんだけど...
夜中の間に対応する設定もあるので、できるだけスマホを使わない時間帯に試してみましょう。
アプリを見直す
アプリの使用状況も通信速度に関係しています。
一時的な対策としては、起動中のアプリをすべて終了させるのが効果的です。
内蔵メモリの容量不足が解消され、電波が改善することがあります。
長期的に電波を安定させるなら、不要なアプリをアンインストールするのもおすすめです。
使っていないアプリはバックグラウンドで内蔵メモリ容量を消費していることがあるためです。
インストールしたことすら忘れてるアプリもいくつかあるかも...
普段からよく使うアプリだけインストールしている状態にすれば、スマホ画面もスッキリします。アプリは定期的に見直すといいでしょう。
楽天モバイルが向いている人
ここまで解説した内容を踏まえて、楽天モバイルがおすすめな人の特徴を解説します。
ズバリ、以下3つのうちどれか1つでも当てはまる人は楽天モバイルに向いているでしょう。
もし3つとも当てはまっていれば、楽天モバイルとの相性は最高だと思いますよ。
とにかく携帯料金を安くしたい人
楽天モバイルはお財布にやさしい料金体系が魅力的なキャリアです。
3GB以上使う人であれば、楽天モバイルに乗り換えて料金面で不満に感じることはないでしょう。
さらに、家族で利用すれば毎月1人ずつ100円引きされます。
4人家族であれば毎月400円、年間4,800円の値引きが受けられます。
同性パートナーや事実婚の家族も認められるんだね!
また、楽天ポイントを貯めている人であれば、ポイント支払いができるため、その分携帯料金がさらに安くなります。
有名な携帯キャリアの中で最も安いキャリアを選ぶなら、楽天モバイルが第一候補になるでしょう。
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データ容量の管理をしたくない人
楽天モバイルはシンプルに、「楽天最強プラン」という1つだけのプランしか用意されていません。
ギガ数ごとにプランが決められている場合、契約しているギガを超えると追加料金が発生したり、速度制限がかかったりするでしょう。
一方、楽天モバイルであれば料金は以下のように決まります。
データ使用量 | 月額料金 |
---|---|
〜3GB | 1,078円(税込) |
4GB〜20GB | 2,178円(税込) |
21GB〜無制限 | 3,278円(税込) |
21GB以上になると無制限の料金が適用されるため、50GB使おうと、100GB使おうと3,278円(税込)で済みます。
「3GBのプランだからWi-Fiがない場所で使うの控えなきゃ」「月末までギガが足りないどうしよう…」なんていうデータ容量の管理をする必要がなくて楽だね!
月毎にデータ使用量がバラバラな人や、データ使用量が多い人にもおすすめですよ。
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楽天経済圏を利用している人
普段から「楽天カード」や「楽天市場」を使っている人は、楽天モバイルとの相性はバツグンです。
お買い物の際にいつも楽天カードで支払っていれば、100円につき1ポイントずつ貯まっているでしょう。
貯まったポイントを支払いに充てられるので、安い携帯料金がさらに安くなるのです。
また、楽天モバイルの契約者は楽天市場でのお買い物でもらえるポイントが+4倍になります。
楽天経済圏で生活する人の月額料金の事例
実際どれほどポイントが貯まって、どれほど携帯料金がお得になるのかの事例を紹介します。
楽天経済圏で生活している私の場合、楽天カードと楽天市場によって貯まった去年1年間のポイントは、ざっくり以下の表の通りです。
金額 | 貯まったポイント | |
---|---|---|
年間の楽天カード決済金額 | 124万円 | 12,400ポイント |
年間の楽天市場の決済金額 | 10万円 | 1,000ポイント+3,840ポイント |
合計 | 134万円 | 17,240ポイント |
※カード決済金額には楽天証券への投資や友達との旅行でまとめて払った分もあるため、単純に出費した金額ではありません。
※実際は他のSPUも適用されており、楽天市場で獲得したポイント数はもっと多いです。
さらに、楽天モバイルの年間料金に対して、ポイント支払いを適用した場合の実質支払い額をまとめると以下のようになります。
データ使用量 | 月額料金 | 年間料金 | ポイント(17,240ポイント) を使った場合の残りの金額 | ひと月あたりの実質支払額 |
---|---|---|---|---|
〜3GB | 1,078円(税込) | 12,936円(税込) | -4,304円(税込) | 0円 |
4GB〜20GB | 2,178円(税込) | 26,136円(税込) | 8,896円(税込) | 約740円(税込) |
21GB〜無制限 | 3,278円(税込) | 3,9336円(税込) | 22,096円(税込) | 約1,840円(税込) |
20GBまで使っていても、月額1,000円を下回る可能性が高そうだね!
あくまでも私が貯めたポイント数に応じた事例ですが、貯めたポイントを全て楽天モバイルに充てれば、実質の月額料金はかなり安くなります。
私よりも効率よく楽天ポイントを貯めている人であれば、さらに安くなるでしょう。
楽天経済圏で生活していて、まだ楽天モバイルを使っていない人は、ぜひ乗り換えを検討してみてください。
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まとめ|楽天モバイルは2024年中を目処に電波改善が期待できる!
楽天モバイルはサービス開始当初の印象が強く残っており、未だに「ゴミ回線」と言われてしまっています。
しかし、基地局数は増加して繋がりやすくなっており、普段の生活で困るようなことはほとんどありません。
さらに、2024年中を目処に一般ユーザーにもプラチナバンドが普及され、さらなる電波改善が期待できます。
節約を重視している私にとっては、月額料金が安くて、通信環境に大きな問題がない楽天モバイルは「神回線」です。
以下の条件に当てはまる人は、ぜひ楽天モバイルへの乗り換えを検討してみてくださいね。
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格安SIMの乗り換え手順を知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
楽天モバイルって料金が安いのは魅力的なんだけど、電波が悪いってよく聞くからちょっと不安なんだよなぁ...