「二人暮らしの食費って、毎月いくらが普通なの?」
同棲を始めると、まず引っかかるのがこのお金の話ですよね。
このページは、同棲2年半で食費を月2万円台に抑えていた我が家の家計記録(2023年当時)を、ちょっぴーとろっぐが整理したものです。買い物と調理の工夫、それに裏技まで、当時実践していた節約術12選をまとめました。

二人暮らしで食費2万円台って、正直むりじゃない…?うち、余裕で超えてるんだけど。

それが、外食を減らして自炊に寄せるだけでけっこう届くんだ。うちは同棲2年半で月2万円台をキープしてた(2023年当時)。

えっ、2年半も!どうやってたのか気になる。

買い物8つ・調理2つ・裏技2つの計12。今日の買い物から真似できるものばかりだよ。
この記事で分かることは次のとおりです。
- 二人暮らしの食費の平均と、理想の目安
- 食費を節約するべき理由
- 今日から真似できる具体的な節約術12選
読み終えるころには、我が家のように食費を月2万円台へ寄せる道筋が見えてくるはずです。今日から真似できるものから、じっくり効かせる裏技まで順番にまとめました。
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二人暮らしで食費を節約するべき理由
そもそも、生活費の中でなぜ「食費」から削るのがいいのでしょうか。
理由を先に押さえておくと、節約のモチベーションが続きやすくなります。食費を削るべき理由は次の3つです。
- 食費は生活費の30%近くを占める大きなコストだから
- 食費は節約しやすい費用だから
- 2023年4月に約5,000品目の食品が値上がりしたから
ひとつずつ見ていきます。
食費は生活費の30%近くを占める大きなコストだから
生活費(家計のすべての消費支出)に対する食費の割合には、「エンゲル係数」という名前がついています。
このエンゲル係数は家庭ごとに差がありますが、たとえば2023年6月の二人暮らし世帯だと約30%※でした。
※総務省統計局の「家計調査報告-2023年(令和5年)6月分及び4~6月期平均-」の「2消費支出とその内訳」より算出。
つまり、全体生活費の3分の1を食費が占めており、かなり大きなコストです。ここを削減できるとインパクトも大きくなります。

3割かぁ。うちもそれくらいかも…。

記録を見返すと、うちは約15%。平均の半分くらいまで下げてたよ(2023年当時)。ここまで下げられるっていう実例だね。
食費は節約しやすい費用だから
食費の占める割合は大きいですが、節約しやすいのが救いです。
たとえば家賃も割合の大きい費用ですが、引っ越しはそう簡単にできませんよね。
一方で食費は今日の買い物から実践でき、取り入れやすい節約がたくさんあります。
2023年4月に約5,000品目の食品が値上がりしたから
直近では、2023年4月に5,000品目以上の食品が値上がりしました。
背景は原材料価格の高騰で、今後も値上がりする品目や金額が増える可能性があります。
今までどおりの買い物を続けると、知らないうちに食費が家計を圧迫しかねません。
「食費を安くできないか」と意識して、賢く買い物することが大事になっていきます。
二人暮らしの平均の食費
みんなが食費にどれくらい使っているのか、気になりますよね。
総務省統計局の2021年家計調査によると、二人暮らし世帯の平均食費は「¥66,327」でした。
ただしこれは、外食が多い家庭や収入が高い家庭も含んだ数字です。「平均より安いから大丈夫」と安易に判断しないようにしてください。
二人暮らしの理想の食費の目安
「じゃあ理想の食費はいくらならいいの?」と思いますよね。
一般的に、理想の食費の割合は世帯手取り(二人暮らしなら二人分の手取り)の15%程度と言われています。
たとえば世帯手取りが合わせて30万円なら¥45,000、40万円なら¥60,000が理想の食費です。
自分の世帯手取りの15%がいくらになるか計算し、現在の食費がそれより多ければ、早めに節約を始めましょう。

手取りの15%が目安なんだ。うちは完全にオーバーしてる…。

うちの記録だと、当時は世帯手取りの約5%まで下げてた(2023年当時)。高給取りだからじゃなくて、食費は削りやすいから割合を落としてたんだ。
二人暮らしの食費を自炊して「月2万円台」に抑えるコツ
ここからが本題、具体的な節約術です。
前の章で食費の高さに気づいた方、月2万円台まで寄せたい方は、できそうなものから試してみてください。
「買い物」のときと「調理」のときで分けてまとめています。できそうなものをチェックしてみてくださいね。
※外食はせず、自炊だけで2万円台に抑える前提です。
買い物をするときの節約術8選
買い物は、スーパーに行くまでにどれだけ「準備」できているかが特に重要です。
何も考えずに適当に買っていると、高い食材を選んだり、使い切れない量を買って無駄にしてしまいます。
ここでは買い物前の準備としてやるべきことを中心にまとめました。買い物するときの節約術は次の8つです。
- 1ヶ月分の食費の予算を決める
- 週に1回、1週間分の予算でまとめ買いをする
- 冷蔵庫の中身を確認する
- 1週間分の献立を作り、買うものをメモする
- お腹が満たされてから買い物に行く
- 商品は松竹梅の梅を選ぶ
- アプリやクレジットカードでポイントを貯める
- 買い物直後すぐに家計簿をつける
①1ヶ月分の食費の予算を決める
まずは予算を決めましょう。
食費は節約しやすい一方で、簡単に跳ね上がってしまう費用でもあります。
前章の理想の食費を目安に1ヶ月分の予算を決め、調整できるようにするのが節約の第一歩です。
②週に1回、1週間分の予算でまとめ買いをする
一人暮らしだと1週間分は余らせがちですが、二人暮らしなら1週間分まとめて買うほうがいいでしょう。理由は次の2つです。
- まとめ買いした方が、単価が安くなることがあるため
- 買い物に行く頻度を減らすと、余計なものを買うリスクを減らせるため
大抵の野菜は1週間以上もちますし、肉や魚は食べきれなければ冷凍すればOKです。
また、①で決めた1ヶ月分の予算から1週間分の予算を割り出します。
たとえば1ヶ月分の予算を¥28,000にしたら、1週間分は¥7,000。この¥7,000以内に収まるように食材を買っていきます。

1週間分まとめ買いって、使い切れずに腐らせない?

野菜は大抵1週間もつし、肉と魚は冷凍でOK。うちはカゴに入れながらざっくり計算して、予算を超えそうなら優先度の低いものを次週に回してたよ(2023年当時)。
③冷蔵庫の中身を確認する
ここからは買い物当日にやることです。
まずは冷蔵庫の中身を確認します。常温に置いていて早めに消費したい野菜やフルーツがあれば、それもチェックします。
冷蔵庫の中を日頃から整理整頓しておくことも大事ですね。
我が家では3COINSの「電子メモパッド」を冷蔵庫に貼り付け、買い物当日に中身をチェックしてメモしていました(2023年当時)。
④1週間分の献立を作り、買うものをメモする
③で確認した食材で作れるものを考え、1週間分の献立を作ります。
献立を決めてから買うものを決めると、無駄なく1週間分の食材を使い切れます。
また、「レシピ通りの献立」にしないのもポイントです。
レシピの「牛ひき肉」を「豚ひき肉」に変えたり、持っていない調味料を別の調味料で代用したり、といった工夫ができます。
買うものをメモするときは、iPhoneにデフォルトで入っているメモアプリが使われていました。

↑こんなふうに食材の種類ごとに分け、チェックボックスを活用すると買い物しやすくておすすめです。
⑤お腹が満たされてから買い物に行く
地味な節約術ですが、スーパーは食材で溢れていて、できたてのお惣菜などを見るとつい買いたくなりますよね。
お腹が空いた状態だと食欲に負けてしまうので、できれば食事をした直後に行くのがおすすめです。

満腹で行くの、地味に効きそう。

夜ごはんの後のデザートコーナーも危ないから、お昼で満腹になった直後が一番おすすめ、って記録に残ってたよ。
⑥商品は松竹梅の梅を選ぶ
今どきのスーパーは便利で、1つの食材でも複数種類の商品が並んでいます。
選べるのは嬉しい反面、どれにするか迷いますよね。
人間は中間の値段の商品を手に取りやすい傾向があるようですが、ここはできるだけ一番安い商品を選ぶのが節約のコツです。
こだわりがある場合は買ってもいいですが、なんとなくで松竹梅の竹を選ぶのはやめましょう。
特に毎週買うものは松竹梅の梅を選び、長い目で見て安く済ませるのがおすすめです。
⑦アプリやクレジットカードでポイントを貯める
スーパーによっては専用のアプリがあり、ポイントを貯められます。
支払う金額が大きいのでポイントは溜まりやすく、クーポン券がもらえることもあります。
また、支払いはクレジットカードにすると、ポイント還元も受けられます。
1回分の買い物では実感は少ないかもしれませんが、年間で見れば数千円〜数万円お得になる可能性があります。
⑧買い物直後すぐに家計簿をつける
買い物が終わったら完了、ではありません。
自宅に帰ったら、忘れないうちに家計簿をつけましょう。
予算内で買えたか、オーバーしたなら来週どう調整するかを考えて、次の買い物につなげます。
我が家では家計簿をNotionでつけていて、全体の生活費も毎月20万円以内に収めていました(2023年当時)。
作り方は簡単なので、まだ家計簿をつけていない方は次の記事も参考にしてみてください。
調理するときの節約術2選
食費は買ったときだけでなく、どう調理するかも大事です。調理するときの節約術は次の2つです。
- 一度にたくさん作る
- 食品ロスを減らす
①一度にたくさん作る
買い物の節約術②で「まとめ買い」をおすすめしましたが、調理もまとめてたくさん作ってしまいましょう。
調理の頻度が減ればガス代や電気代の削減にもつながり、手間も省けます。
我が家では土日のどちらかで1週間分を買い出しし、帰ったら一気に作り置きしていました(前の週に作って冷凍していたおかずもあるので、正確には4日分くらい)。
②食品ロスを減らす
食品ロスは節約の最大の失敗だと考えています。
単純にもったいないですし、お金を払って買ったものが無駄になるのは避けたいところ。
献立を決めてから食材を買い、一度にたくさん作ることである程度は防げますが、それでも余ったら「冷凍」という伝家の宝刀を使いましょう。

冷凍って、何でもいけるの?

だいたいはいける。ただ豆腐やこんにゃくみたいに水分が多いものは、冷凍するとスカスカで美味しくないから注意。キノコや牛肉みたいに、冷凍したほうが栄養価が上がるものもあるよ。
ものによって向き不向きがあるので、上手く冷凍庫を活用して調理しましょう。
二人暮らしの食費を劇的に安くする裏技2選
普段のスーパーでの買い物に加えて、次の2つを取り入れると食費を劇的に安く抑えられます。
- ふるさと納税を活用する
- 家庭菜園で野菜を育てる
①ふるさと納税を活用する
「ふるさと納税」は、好きな自治体に寄付することで、寄付額分(自己負担¥2,000を除く)の税金控除を受けつつ、返礼品を受け取れる制度です。
返礼品には食材も多く、「肉」や「米」、普段よく買う「加工食品」などを選べば、実質¥2,000で食材をたくさん手に入れられます。

ふるさと納税って、手続きめんどくさそう…。

実質2,000円の自己負担で返礼品がもらえる制度で、肉やお米を選べば食費がぐっと浮くよ。うちは楽天ふるさと納税を使ってた(2023年当時)。
ここにふるさと納税サービスのCTA
寄付限度額は収入で変わりますが、我が家は2人でだいたい5〜6万円分の食材を返礼品でもらっていて、これだけでかなりの節約になっていました(2023年当時)。
②家庭菜園で野菜を育てる
少しハードルは高いですが、安く苗を買って何個も収穫できる「家庭菜園」はコスパ最強です。
たとえばミニトマトなら1株200〜300円で買えて、100個ほど収穫できます。
土代・肥料代・水道代を考えても、スーパーで買うよりかなりお得ではないでしょうか。
当時はまだ実践できていませんでしたが、育てやすい野菜からチャレンジしてみたいと考えていました(2023年当時)。
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二人暮らしの食費(2万円台)に関するFAQ
二人暮らしで食費2万円台は本当に可能?
外食を減らして自炊中心にし、まとめ買いと献立づくりを習慣にすれば十分ねらえます。我が家は同棲2年半で月2万円台をキープしていました(2023年当時)。
二人暮らしの食費の平均と理想はいくら?
2021年の家計調査では二人暮らしの平均が約6.5万円、理想の目安は世帯手取りの15%程度です。
いちばん効く節約術はどれ?
手間の少なさなら「1週間分のまとめ買い」と「まとめて調理」、インパクトなら「ふるさと納税」です。
まとめ
最後に、この記事の内容をおさらいします。
- 食費を節約するべき理由は、大きなコストであり且つ節約しやすいから
- 二人暮らしの平均の食費は約6.5万円、理想の目安は世帯手取りの15%程度
- 買い物をするときの節約術8選
- 1ヶ月分の食費の予算を決める
- 週に1回、1週間分の予算でまとめ買いをする
- 冷蔵庫の中身を確認する
- 1週間分の献立を作り、買うものをメモする
- お腹が満たされてから買い物に行く
- 商品は松竹梅の梅を選ぶ
- アプリやクレジットカードでポイントを貯める
- 買い物直後すぐに家計簿をつける
- 調理するときの節約術2選
- 一度にたくさん作る
- 食品ロスを減らす
- 二人暮らしの食費を劇的に安くする裏技2選
- ふるさと納税を活用する
- 家庭菜園で野菜を育てる
この12個を押さえておくと、我が家のように食費を月2万円台へ寄せることも十分可能です。
いきなり全部やるのは大変なので、できそうなものから少しずつ取り入れてみてください。必ず今より安くできるはずです。

まずは1週間分のまとめ買いから始めてみるといいよ。

よし、今週末はお昼ごはんの後にスーパー行く!……デザートコーナーは通らないルートで。
「これから節約を頑張ろうかな」という方は「節約の記事」をまとめているので、よければ併せてご覧ください。
