帝国データバンクの調査で、2026年10月の食品値上げは合計3,153品目と判明しました。単月で3,000品目を超えるのは2カ月連続。酒税改正の影響で酒類・飲料が1,399品目と最多、調味料も820品目にのぼります。

3,153品目って、もうほぼ毎日何か値上がりしてるってことニャ…?

しかも今回は酒税改正が重なってる。お酒を飲まない家でも、調味料と加工食品だけで毎月の買い物に響いてくる規模だよ。
何が、どれくらい上がるのか。うちの食費にどう響くのかを整理します。
10月は3,153品目。酒税改正で酒類・飲料が最多の1,399品目
帝国データバンクの調査によると、2026年10月に値上げされる食品は合計3,153品目。単月の値上げ品目数として2カ月連続で3,000品目を超えたのは、2023年6〜7月以来3年3カ月ぶりです。分野別では「酒類・飲料」が1,399品目で最多、次いで「調味料」が820品目。値上げ1回あたりの平均値上げ率は10%でした。
酒類・飲料が多い理由は、10月1日の酒税改正です。発泡酒や新ジャンル(いわゆる「第三のビール」)、チューハイなどの税率が変わり、これに合わせて価格改定するメーカーが集中しました。まぐろにの報道では、具体的な商品例として、アヲハタの「まるごと果実 いちご」が16%、カルビーの「ポテトチップス・堅あげポテト・かっぱえびせん」など75品目が3〜15%、亀田製菓の「亀田の柿の種・ハッピーターン」など42品目が3〜17%、湖池屋の「カラムーチョ・すっぱムーチョ」など20品目が5〜8%の値上げと紹介されています。調味料ではエバラ食品の「すき焼きのたれ」など49品目が最大18%、正田醤油・ヤマサ醤油のしょうゆ・つゆ類が5〜20%。乳製品ではタカナシ乳業の牛乳・ヨーグルト・チーズが1.4〜24.4%という幅広い値上げ幅です。
2026年1〜12月の判明分では年間累計2万187品目。2年連続で年間2万品目を超えたことになります。「値上げの波が一度収まった」という実感がある人は少ないはずで、データもそれを裏付けています。
| 分野 | 10月の値上げ品目数 | 主な要因 |
|---|---|---|
| 酒類・飲料 | 1,399品目 | 10月1日の酒税改正(発泡酒・新ジャンル・チューハイ等) |
| 調味料 | 820品目 | 原材料・物流コストの上昇 |
| 10月合計 | 3,153品目 | 平均値上げ率10% |
| 2026年累計(1〜12月判明分) | 20,187品目 | 2年連続で年間2万品目超 |
品目数だけ見ると酒類・飲料が圧倒的ですが、調味料820品目は毎日の料理に直結する分野です。酒を飲まない家庭でも、しょうゆ・たれ・ドレッシングの値上げは避けて通れません。
酒類・調味料・加工食品、どこを見直すとラクになるか
今回の値上げで響きやすいのは、毎日の料理に欠かせない調味料と、常備している加工食品・お菓子です。しょうゆ・たれ・ドレッシング類で5〜20%上がると、1本あたり数十円の差でも、使う頻度が高いぶん月間では地味に積み上がります。お酒を飲む家庭なら、酒税改正の影響で発泡酒・チューハイの実感的な値上がりはさらに大きく感じるはずです。
うちの場合、しょうゆ・みりん・コンソメのような「常に切れたら困る」調味料は、値上げ前にまとめ買いするより、値上げ後も使うPB(プライベートブランド)の候補を1つ決めておくほうが長く効きます。正直、メーカー品のたれ類は今回の値上げ幅が大きいものが多いので、味を見ながら切り替える価値があります。お菓子は値上げ幅こそ大きくても、単価が元々低いぶん、月の予算への影響は調味料より小さめ。優先して見直すなら、まず調味料からが効率的です。
値上げの発表自体は9月末に出ていましたが、10月に入ってから店頭価格が実際に切り替わっていくものも多く、「気づいたら前より高くなっていた」というタイミングのズレが起きやすい月です。レシートを見て「あれ、これ上がった?」と思ったら、その場で他メーカー・PBの値段を確認する習慣をつけておくと、次の買い物から対応できます。
乳製品のタカナシ乳業は1.4〜24.4%という幅があり、同じブランドでも商品によって上がり方が全然違うのも今回の特徴です。「このメーカーだから全部同じ」と決めつけず、買っている商品ごとに実際の価格を見るほうが確実。日持ちする調味料(しょうゆ・みりん・酢など)は、値上げ後の価格を一度確認したうえで、セールのタイミングにまとめ買いする判断もまだ有効です。逆に生鮮食品や消費期限の短いものは、値上げを理由にまとめ買いすると廃棄のほうが高くつくので注意してください。
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しょうゆだけでも20%って結構大きいニャ…

1本単位だと数十円でも、年間で見ると結構な差になる。調味料から1つずつ見直せば十分だよ。
今月やること
10月の値上げへの対応
- 常備している調味料(しょうゆ・たれ・ドレッシング)の値上げ幅を確認
- 値上げ幅が大きい商品はPB・他メーカーの価格と比較
- お酒を飲む家庭は酒税改正後の実売価格をチェック(発泡酒・チューハイ中心)
- レシートで「上がった」と感じたら、その場で代替品を確認
- 固定費・ポイント活用など値上げ以外の節約手段も見直す
食品以外の固定費を見直す余地がある人は、通信費・保険・サブスクの棒読みチェックから始めると、食費の値上げ分を相殺しやすくなります。ふるさと納税の返礼品で肉・米・調味料などを確保しておくのも、実質的な食費対策のひとつ。やり方からおさらいしたい人はふるさと納税のやり方3ステップも参考になります。
FAQ
Q. 3,153品目というのは10月だけの話?
はい、2026年10月単月で判明している値上げ品目数です。年間(1〜12月の判明分)では2万187品目にのぼり、2年連続で2万品目を超えています。
Q. なぜ酒類・飲料の値上げが特に多い?
10月1日の酒税改正が理由です。発泡酒・新ジャンル(第三のビール)・チューハイなどの税率が変わるタイミングに合わせて、各メーカーが価格改定を行ったため、酒類・飲料の値上げ品目数(1,399品目)が全体の最多になりました。
Q. 値上げを避ける一番効果的な方法は?
すべてを避けることはできませんが、使用頻度の高い調味料から他メーカー・PBとの価格を比較する、まとめ買いのタイミングを工夫する、ポイント還元や固定費見直しで食費以外から相殺する、という組み合わせが現実的です。
まとめ
2026年10月の食品値上げは合計3,153品目、酒税改正の影響で酒類・飲料が1,399品目と最多でした。調味料も820品目と多く、使用頻度が高いぶん地味に効いてきます。年間累計は2万187品目で2年連続2万品目超。すべてを避けることはできませんが、調味料から1つずつ見直すだけでも、月の食費への影響はかなり変わります。

来月また新しい値上げ発表が出る。その都度チェックする癖をつけておくといい。

まずはしょうゆ、値段見てくるニャ!
