車でのお出かけが多い人に、10月からのお知らせです。首都高速道路の料金が、2026年10月1日から上がります。ETCの普通車は上限が1,950円から2,130円へ。1kmあたりの単価は、約1割の引き上げです。

え、また値上げ?180円って、往復だと360円だよね…

そう。上限まで乗る距離だと、往復で360円増。回数が多い人ほど効いてくるね。
いくらが、いつから、どの車種で上がるのか。据え置きの特例もあります。数字を表にして、うちなりの付き合い方まで並べます。
いくら、いつから上がる?
改定は2026年10月1日から。ETCで走ったときの上限料金と、1kmあたりの単価が変わります。数字は首都高の発表と、内容をまとめたトラベルWatchの記事から拾いました。車種ごとに並べます。
| 車種 | 現行の上限 | 10月1日から |
|---|---|---|
| 軽・二輪 | 1,590円 | 1,740円 |
| 普通車 | 1,950円 | 2,130円 |
| 中型車 | 2,310円 | 2,520円(据え置き特例あり) |
| 大型車 | 3,110円 | 3,410円(据え置き特例あり) |
| 特大車 | 5,080円 | 5,570円(据え置き特例あり) |
1kmあたりの単価は、普通車で約29.52円から約32.472円へ。ざっくり1割高くなる計算で、全体でならすと平均8.1%の引き上げとされています。首都高は乗った距離で料金が変わる仕組みで、この上限に達するのは長い距離を走ったとき。近い区間なら下限の300円(普通車)は据え置きなので、短距離では変わりません。効いてくるのは、端から端まで長く乗る使い方です。
もうひとつ、覚えておきたいのが据え置きの特例。トラックなどの中型車・大型車・特大車は、2026年10月1日から2027年6月30日までの9か月間、いまの料金のままです。物流への配慮で、値上げの適用は2027年7月1日から。つまり普通車や軽・二輪は10月から上がるけれど、大きな車はしばらく現行、という二段構えになっています。
うちの家計にどう響く?
普通車で上限まで乗ると、片道180円、往復で360円の増加。たまの遠出なら「まあ仕方ない」で済みますが、毎週のように首都高でお出かけする家なら、月に何度も積み上がります。仮に月4回、上限まで往復すると1,440円。1年で1万7千円ほど。ガソリン代とは別に、地味に効いてくる金額です。正直、私も最初は「180円くらい、誤差でしょ」と思っていました。でも回数で見ると印象が変わります。実際に一年ぶんを足し算してみて、はじめてその重さが腑に落ちた、というのが本音です。

年で1万7千円か〜。それ、宿1泊ぶんくらいあるよね?

だから、行き方そのものを見直すのが早い。日帰りで往復するか、いっそ前泊にするか、だね。
うちの結論はシンプルで、「回数を減らせるなら減らす」。たとえばディズニーや箱根みたいに、日帰りだと首都高を朝晩2回くぐる行き先。これを前泊にすると、渋滞のいちばん混む時間を外せて、高速のストレスも1回分軽くなります。宿代はかかるけれど、朝いちで動ける時間の価値と、渋滞で消える体力を考えると、うちはこっちが好みです。行き先の周辺で宿を先に見比べておくと、判断しやすくなります。
もうひとつは、支払いの見直し。首都高の料金そのものは決まった額ですが、給油やETCの支払いをどのカードにまとめるかで、戻ってくるポイントは変わります。車移動が多い家ほど、ここの差は年単位で積もる。ガソリン代がおトクになるカードの選び方はガソリン代が安くなるクレジットカードに、毎月の固定費まわりの見直しは固定費の節約にまとめてあります。
「使わない」も選択肢に入れる
値上げのニュースが出ると、つい「どう安く使うか」ばかり考えてしまいます。でも、そもそも首都高を使わない日があってもいい。行き先によっては、電車のほうが速くて安いことは珍しくありません。うちがよく行く舞浜のディズニーは、JRの駅から歩いてすぐ。車だと首都高の料金に加えて、駐車場代が1日それなりにかかります。そこへ10月からの値上げが乗る。大人2人で行くなら、電車のほうが身軽で、渋滞のイライラもない。
もちろん、車が便利な日もあります。荷物が多いとき、小さな子ども連れ、目的地が駅から遠いとき。判断の分かれ目は、人数と荷物と行き先です。4人以上でまとまって動くなら、高速代と駐車場を人数で割っても車が有利になりやすい。逆に身軽な2人旅なら、電車のほうが総額で安く、着く時間も読める。私は「今日はどっちが得か」を出発前に1分だけ考える癖をつけました。たったこれだけで、1年の交通費はけっこう変わります。
ひとつ注意を。ここまでの料金は、ETCで走ったときの数字です。ETCを付けていない車は、区間ごとの細かい調整や割引が効きにくく、割高になりがち。首都高を使う機会が増えそうなら、この値上げを機に用意しておくと、長い目で見て得をします。
10月までにやっておくこと
首都高値上げ、家計側の先手
- よく使う区間の料金を確認。上限まで乗るなら往復360円増を見込む
- 日帰り往復の行き先を洗い出す。前泊にすると高速も渋滞も1回分ラクに
- 給油・ETCの支払いを1枚に集約。還元率の高いカードで取り返す
- 中型以上は2027年6月まで据え置き。仕事で使う車は慌てなくてよい
首都高10月値上げ Q&A
Q. いつから、いくら上がる?
2026年10月1日からです。ETCの普通車は上限が1,950円から2,130円へ、軽・二輪は1,590円から1,740円になります。1kmあたりの単価は普通車で約29.52円から約32.472円へ、およそ1割の引き上げです。
Q. 短い距離しか乗らないけど、それでも上がる?
下限料金(普通車300円)は据え置きなので、ごく近い区間なら変わりません。上限の2,130円に届くのは長い距離を走ったときです。長く乗る人ほど値上げの影響が大きくなります。
Q. トラックなど大きな車も10月から上がる?
中型車・大型車・特大車は、2026年10月1日から2027年6月30日までの9か月間は現行料金に据え置かれます。値上げの適用は2027年7月1日からです。10月から上がるのは普通車・軽・二輪です。
まとめ
首都高は10月1日から値上げ。普通車のETC上限は2,130円、軽と二輪は1,740円で、1kmあたりは約1割高くなります。中型以上は2027年6月末まで据え置き。金額だけ見れば片道180円ですが、回数が多い家では年単位で効いてきます。効かせないコツは、行き方の見直しと、支払いの集約。日帰り往復を前泊に変えるだけでも、お金と体力の両方がラクになります。
あわせて読みたい:10月は他にも変わります。「お酒の税金の一本化」と「郵便・宅配の値上げ」、全体像は「2026年10月の値上げまとめ」に整理しています。

値上げは止められない。でも、乗り方と払い方は選べる。私は、次の遠出をひとつ前泊に替えるところから始めるつもり。そこで取り返そう。

じゃあ前泊で朝いちディズニー!…って、それ高速の話から旅行の計画にすり替わってない?