こんにちは、choppiです。
清潔に使える加湿器が良いな。
できれば1万円台で買えると嬉しい!
シャープ HV-R55 加湿器は、そんな悩みを解決してくれる加湿器です。
✔ 本記事の内容
まずは「どんな加湿器が自分の家に合っているのか」を知ることが大事だと思うので、加湿器の選び方についても最初にお伝えします。
それでは早速、ご紹介していきます。
もくじ
加湿器の選び方について
加湿器にはいつくか加湿方式があります。
予算やメリット・デメリットを考慮した上で、あなたに合った種類はどれになるのか検討してみましょう。
参照リンク:Panasonic公式サイト
4種類の加湿方式
①超音波式
振動で水をミストに変える加湿方式。ヒーターを搭載しないシンプルな構造です。
<メリット>
- ヒーターを搭載していないため本体が熱くならず、室温に影響を与えない。
- 本体価格が安く、電気代も控えめ。
- コンパクトで設置しやすい。
- デザイン性の高いモデルが多い。
- ディフューザーのようにアロマオイルを入れて、香りを楽しめるモデルもある。
<デメリット>
- 水の粒子として放出するので、タンクやトレー、フィルターに雑菌を繁殖させてしまうと、そのまま水滴に載せて雑菌を空中に放出される可能性がある。
- 水の粒子が大きいため、壁紙やカーテンなど周囲にあるものを湿らせたり傷めたりする場合も。
- 水滴が落ちて床が濡れて滑りやすくなるリスクもある
- 空気が含める水分限界量に関係なく加湿し続けるため、過加湿にもつながりやすい。
-
水滴が乾いた箇所にカルキだけが残り、白い跡になってしまうこともある。
②スチーム式(加熱式)
沸騰した水の湯気で潤す加湿方式(やかんでお湯を沸かすイメージ)。
大量の蒸気で空気が加湿されますが、加湿量が多すぎると、空気中に受け入れられなかった水分が窓や壁で結露することがあります。
<メリット>
- 水を沸騰させるため、菌が繁殖しにくく衛生的。
- ヒーターを使って高温の蒸気を放出するため室温を上げる効果もある。
-
パワフルで加湿能力は抜群、短時間で湿度をあげることができる。
<デメリット>
- ヒーターの加熱に電力を使うので、電気代が高くなる。
- 吹き出し口が熱くなり、蒸気に触れたり転倒させてしまうと火傷のリスクがある。
- 蒸発スピードが速い分、カルキが付着しやすい。
③気化式
風を当てて気化した水分を放出する加湿方式(濡れたタオルに強風の扇風機の風を当てるようなイメージ)。
<メリット>
- 水の粒子が小さく、雑菌の放出が抑えられる。
- ヒーターレスなので電気料金がほとんどかからず、熱くならない。
- お部屋の空気が水分で満たされたら自動で加湿量を調整し、過加湿を防げる。
<デメリット>
- 加湿能力を得るために送風量が多くなりがち。
- モデルによっては、モーター音やファンの風切り音がうるさく感じることも。
④ハイブリッド式(加熱式+気化式)
温風を当てて気化した水分を放出する加湿方式(濡れたタオルをドライヤーの温風で乾かすようなイメージ)。
<メリット>
- 温めた風を当てることにより、スピーディーな加湿が可能。
- フィルターに風を通し気体として放出するので、水の粒子が小さく、雑菌の放出が抑えられる。
- 加湿した風を遠くまで届かせることができる。
<デメリット>
- ヒーターを搭載する分、気化式よりは消費電力が大きい。
- 本体価格も数万円代になる。
一番お手頃なのは「超音波式」なので、加湿器がどんなものか試してみたいと思う方は、まずは「超音波式」でもいいかもしれません。
ですが個人的には、衛生面や加湿機能のクオリティを考えると、「スチーム式(加熱式)」か、「気化式」か、その両方を兼ね備えた「ハイブリット式」がおすすめです。
デメリットの少なさも考え、私たちは「ハイブリット式」の加湿器を選びました。
選ぶときの注意点
①ハイブリッド式には「加熱式+超音波式」、「気化式+超音波式」といった組み合わせもあるので、ハイブリッド式を選ぶならどの組み合わせになっているかしっかり確認しましょう。(おすすめは「加熱式+気化式」です。)
②タンクの容量はさまざまです。容量があまり少ないと、1日に何度も給水して面倒...ということもあるので「一日中使うのか」「部屋の乾燥具合はどれくらいなのか」によって容量を選ぶといいと思います。
③適用畳数がどれくらいなのか確認しましょう。メーカーが1時間あたりに放出する水分量を元に決めた数値です。ご自身の部屋の広さに合わせて選ぶことで、しっかり加湿できたり、過加湿を防ぐことができます。
④加湿方式によって消費電力が大きく変わり、電気代にも影響してきます。光熱費はできるだけ抑えたいと考えている方は、「超音波式」にするか「ヒーターレスモード」にできるモデルかどうかを確認しましょう。
加湿方式 | 超音波式 | スチーム式 (加熱式) |
気化式 | ハイブリッド式 (加熱式+気化式) |
消費電力 | 20〜25W | 300〜500W | 5W | 100〜150W |
電気代(1hあたり) | 約0.5円 | 約8円 | 約0.2円 | 約4円 |
ここからは、「ハイブリット式(加熱式+気化式)」のシャープ HV-R55 加湿器の詳細をお伝えしていきます。
シャープ HV-R55 加湿器の「外観」
本体
正面から見るとこんな感じで、シャープのプラズマクラスターマーク?がついています。
ホワイトを選びましたが、ブルーもあるようです。
操作部はこんな感じで、ボタンは5つしないので比較的シンプルで分かりやすいかなと思います。
また、右側は給水口でここから水をそそげます。
左側から蒸気が出てきます。
給水トレー
正面右側に給水トレーがあり、フィルターをつけて使います。
持ち手がついているので、給水時に便利です。
後ろ
フィルターと、内部に温湿度センサーがついています。
シャープ HV-R55 加湿器の「製品仕様」
概要
引用:楽天市場
加湿方式 | ハイブリッド式(加熱式+気化式) |
本体高さ×本体幅×本体奥行 | 455mm×272mm×220mm |
本体質量 | 5.2kg |
タンク容量 | 約4L |
連続加湿時間 | 強:約7.2h、静音:約19h |
適応畳数 | プレハブ洋室:15畳、(木造和室):9畳 |
加湿能力 | 強:550mL/h、静音:200mL/h |
消費電力 | 強:190W、静音:12W、エコ(強):24W(50/60Hz) |
運転音 | 最小:23dB、最大:37dB |
給水方式 | 上から給水+タンク給水 |
運転モード | エコモード搭載 |
各種機能 | チャイルドロック有、タイマー有、湿度・温度センサー有 |
フィルタ交換 | 交換要 別売加湿フィルター 形名:HV-FH7 |
高さ45cm、横幅27cmで、床に置く加湿器としてはそんなに大きくない方だと思いますが、4Lまで水を入れられます。
また、ハイブリット式で、洋室15畳に対応できる加湿能力があります。(うちはLDKの部分が10畳+寝室5畳なので、ちょうどいいと思って購入しました。)
その他の詳しい特徴は以下で説明します。
プラズマクラスターの風で加湿
引用:楽天市場
プラズマクラスターならではのキレイな風で、清潔に加湿ができます。
空気清浄機ほどの清浄効果はありませんが、比較的清潔に部屋の中を加湿できるのは嬉しいポイントです。
お手入れカンタン設計
引用:楽天市場
分解しやすく、掃除も簡単。
外れるパーツは全て丸洗いできるので、内部まで拭けて、水と風の通り道を清潔に保てます。
正直こんなに分解して掃除はしていませんが、気になる方は清潔に保てていいと思います。
水のつぎ足しがカンタン
引用:楽天市場
給水方法は、「上から水をそそぐ」パターンと、「トレーに直接水を入れる」パターンの2種類あります。
上からそそぐのであれば、お子さまからご高齢者まで給水しやすく、また、低めのトレーなのでシンクに置いて直接水を入れるパターンでもやりやすいです。
水位がひと目でわかる
引用:楽天市場
トレーの水量を感知して、音と光でお知らせする「水位センサー」を搭載。
トレーの部分でも確認できますが、操作ボタンの部分に表示されることで分かりやすく、水がなくなったら「ピー」という音で知らせてくれます。
エコモード搭載
引用:楽天市場
ヒーターレスにすることで省エネ加湿ができ、電気代の節約ができます。
一方、「スチーム式(加熱式)」のメリット部分は活かせなくなるので、そのへんはバランスを見ながら使用すると良いと思います。
以上がシャープ HV-R55 加湿器の主なスペックです。
ここからは実際に我が家でやっている使い方をご紹介していきます。
シャープ HV-R55 加湿器の「使い方」
取説によると、使い始める前に「設置について」いくつか注意事項があります。
※加湿器を使う上で、だいたいの商品に当てはまるんじゃないかなと思います。
- 室温は0〜35℃で使用する
- 湿度の高い所(約70%以上)、アルコールや次亜塩素酸、薬品などが浮遊する所で使用しない
- 故障の原因になる
- 直射日光の当たる所や、熱や蒸気が発生する製品(暖房器具、炊飯器、電気ポットなど)から少し離す
- 変形・安全装置誤作動の原因
- 給水トレーから水があふれる原因
- センサーが誤動作する原因
- カーテンや壁・家具などから話す
- シミ・変形の原因
- 安定した平らな所に置く
- 毛足の長いカーペットや布団などの上に置くと、転倒する原因
- サーキュレーター、エアコンなどを使って室内の空気を循環させる
- 室内の湿度ムラをなくすために
うちは1LDKですが、ちょうど部屋の真ん中あたりになる「ダイニングとリビングの間」に設置し、サーキュレーターで空気が循環するようにしています。
サーキュレーターは植物のために元々使っていましたが、加湿器を使う上でも役立っていそうです。
適切な箇所に設置できたら、以下3つの手順で使用します。
①給水する
まずは、給水トレーに水を入れていきます。
上からそそぐ場合はこんな感じでジョーロで入れます。
直接トレーに入れる場合はこんな感じで洗面所の蛇口から直接入れます。
給水のタイミングで、ついでにトレーを軽く水洗いもしたいので、うちはこっちの方法で入れています。うちのジョーロだと1Lずつしか入れられないので面倒というのもありますが。。
満水になると、水位ランプも「満水」の位置で光ります。
②運転ボタンを押す
操作部の一番下にあるボタンを押すと、運転します。
一度以上使ったことがある場合は、前回の運転モードで再び運転します。
③運転モードを選ぶ
「運転/停止」ボタンのすぐ上にあるボタンを押していくと、モードを切り替えられます。
モードは以下6種類です。
- おまかせモード:湿度コントロールを自動的に行う
- おやすみモード:運転音を抑えて、静かに運転する(操作部のランプは暗めに光り、お知らせ音は鳴らない)
- エコモード:ヒーターを使用せずに運転し、電気代を節約する(消費電力が約8分の1に抑えられます。※取説参照。)
運転モード | おまかせモード | エコモード |
消費電力 | 190W | 24W |
- 静音モード:静かに連続して加湿(弱)運転する
- 強モード:連続して加湿(強)運転する
- 消灯:加湿せずにプラズマクラスター単独運転する
※水が残っていると加湿するので、排水する必要があります。
シャープ HV-R55 加湿器の「メリットとデメリット」
メリットとデメリットはそれぞれ以下のように感じました。
メリット
- しっかり加湿してくれる
使い始めてから喉が痛くなったり、寝ているときに喉が乾いて目が覚めるようなことがなくなったので、シンプルに加湿はしっかりしてくれていることを実感しています。 - 清潔に加湿できる
水を沸騰させる「スチーム式(加熱式)」と、水の粒子が小さい「気化式」のハイブリッドなので雑菌の放出が抑えられます。さらに、プラズマクラスターの風になるので、空気を一定浄化することができます。特にお子様やペットがいる家庭には嬉しいポイントだと思います。 - 残水が分かりやすい
操作部の「水位」の箇所で現状の水位が把握できるし、水がなくなったら「ピー」という音で知らせてくれます。ものによっては水が入っていないままの状態で運転し続けると思うので、そこはちゃんとしていていいなと思います。 - 給水頻度が1日に1回程度で済む
あくまでも我が家の条件(LDK10畳+寝室5畳、暖房はエアコンで乾燥しやすい)の場合ですが、「おまかせモードで夜だけ使う」なら給水は2〜3日に1回、「おまかせモードで1日中つけっぱなし」なら1日に1回で済んでいます。1日に何度も給水するのは面倒なので、冬の乾燥する季節で1日中つけっぱなしでも1日に1回だけで済むのはいいなと思います。(タンク容量は4Lです。) - エコモードで節約できる
ハイブリッド式は電気代が高いという欠点を、エコモードにすることで抑えることができます。加湿量は減るものの、常に部屋の湿度を保つ必要はないのでバランスを見て電気代の節約をすることができます。
デメリット
- 見た目がおしゃれではない
ダサくはないし、白くてシンプルなのでインテリアの邪魔はしづらいのですが、しいて言うなら正面にプラズマクラスターのマークがついていたり、操作部がちょっとごちゃごちゃしていてスタイリッシュな感じはしないかなと思います。
おしゃれさを求めるなら、ドウシシャの加湿器がおすすめです。(You Tubeやネットで評価されているのをいくつか見ました。)
- 持ち運びがしづらい
そもそも移動させるようなものじゃないと思うんですが、うちの場合は日中はリビング、寝るときは寝室に移動させます。取っ手がついていない且つちょっと重いので、動かすときのやりづらさは感じます。
まとめ
今回はシャープ HV-R55 加湿器をご紹介しました。
見た目と持ち運び以外にデメリットはなく、使っていてとても満足しています!
特に清潔さを気にしていたり、ハイブリッド式でも節約できる加湿器を求めている方にはおすすめです。
気になった方はぜひこちらをチェックしてみてください↓