私が未経験からWeb業界に転職した話|転職できた2つの理由とは?

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こんにちは、choppiです。

私は現在、「Webマーケティング業界のライティング職」をしている27歳です。(2023年4月時点)

元々は新卒でホテルに就職して「観光業界のサービス職」をしていましたが、ジョブチェンジを果たし、年収アップも達成しました。

そこで今回は、

転職ってどうやってやるんだろう(職種変わったら特に難しそう...)

といった方に向けて、私が未経験からWeb業界に転職した背景や方法についてお話します。

 

未経験からWeb業界への転職を目指している方にとって参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速、お話していきます。

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転職を考えたきっかけ

当時の仕事内容と気づき

私は、冒頭にも述べたとおり新卒でホテルに就職して「観光業界のサービス職」をしていました。

しかも働いていた場所は離島の宮古島です。(出身は首都圏)

今となっては話のネタになるし、今でも仲のいい同期に巡り会えたので行ってよかったとは思いますが、我ながらずいぶん思い切った判断をしたなと思います笑。

当時の仕事内容は、みなさんの想像がつく通りホテルのフロントに立って接客メインの仕事をしていました。いわゆるサービス職です。

元々接客のバイトをしていたこともあり、わりと好きだと思っていたのですが、毎日やるとなると苦痛になっていきました。

反対に、夜勤でほぼ接客がない事務作業系をする方が楽しいし得意なことに気づきました。

仕事の傍らでやっていたこと

幸いなことに残業がほぼない職場だったことに加え、給料が低かったので何かしないとと思い、このブログを始めました。

当時たまたま「マナブログ」を見つけ、動画やブログをたくさん見ていく中で、「まずはブログが一番やりやすそう」と思い、副業の中でもブログを選ぶことになります。

人前で直接話すのは苦手だ(と感じ始めていた)けど、文章をまとめて発信することは楽しいと思いました。

ブログの内容は、せっかく宮古島に住んでいたので「宮古島の観光地」「宮古島の飲食店」をテーマに書いていき、どこかに行くたびに写真を撮ってブログに投稿していました。

↓こちらは総PV12万以上ある人気記事です。もし興味があればご覧ください。

コロナとAIによる時代の変化

2019年の年末ごろから新型コロナウィルスが流行し、観光業界は大打撃を受けました。

まずは外国人観光客がいなくなり、年明けには日本人観光客も徐々に減っていき、2020年の春ごろからは私が働いていたホテルは閉館して仕事が激減しました。

給料も減り、もちろんボーナスも出ませんでした。

また、2ヶ月ほど「月に数日しか働かない生活」をすることになったので時間ができ、今後の働き方や生活について考えるようになりました。

「このままホテルマンとして働いていていいんだろうか?」「ブログを書くような仕事を本業にできないか?」「もっと給料が良い仕事に就きたいな」「そろそろ地元に帰りたいな」...

さらに、徐々に自動チェックインができるホテルが増えたり、フロントの仕事がAIに置き換わることも想像できたので、このタイミングで「転職しよう」と思いました。

少しずつ転職について調べたり、本業にしたいと思っているWebマーケティングについて調べたりしていき、2020年7月から本格的に転職活動を始めました。

転職活動のやり方

登録した転職エージェント

まずは転職エージェントに登録するところから活動を開始しました。

どの転職エージェントが良さそうか調べ、私は「doda」と「ワークポート」の2つのエージェントに登録しました。

大手で求人数が多い会社と、IT業界の求人に強い会社を選んでいます。

また、登録数が多すぎると「連絡や日程の調整が大変になる」ので2つだけに絞りました。

転職活動の進め方

①エージェントとのすり合わせ

エージェントに登録すると、「doda」は担当者から電話が来てお話し、「ワークポート」はビデオ通話で顔を見てお話しました。

話した内容はどちらも一緒で、希望の業界や職種、いつまでに転職したいかなどをヒアリングされ、担当者とすり合わせていきました。

この時に「今の時期にジョブチェンジするのは難しい」「未経験の中途採用で転職するなら25歳までが目安」と言われました。

コロナで雇用が厳しい中だったため、経験者を優先的に採用していたためです。未経験者を教育する余裕はないので年齢的にもギリギリでした。

なので、条件が良い求人だけでなく、「まあここでもいいかな」くらいの温度感の求人にも応募した方がいいと言われ、その通りに活動を進めました。

②応募と書類選考

活動を終えるまでにおそらく60〜70社ほどの求人に応募し、書類選考が通って面接まで辿りつけたのは10社ほどだったと思います。

ちなみに私は就職活動のときも苦手意識があり、特に今回は未経験の業界・職種への転職希望だったので書類選考に落ちやすい状況だったとは思います。(優秀な方はもっと面接までたどり着ける数は多くなると思います。)

仕事の合間に求人を見て応募したり、履歴書や職務経歴書を作成して送ったり、エージェントと連絡をとったり、【やることが多い】ので正直大変でした。

私は仕事が減っていてシフト制だったのでまだやりやすかったですが、普通に平日に働いて残業もあるような状況で転職活動をするのは少し忍耐が必要そうだなと感じました。

「履歴書」や「職務経歴書」といった書類関係は一度作ってそのまま使いまわしもしていましたが、会社によっては所定のフォーマットがあったり、会社に合わせて志望理由を考えたりする必要がありました。

「まあここでもいいかな」くらいの温度感の求人にも応募していたので、そういった会社の場合は結構理由を考えるのに苦労しました笑。

③面接

私は宮古島にいたので、ほとんどビデオ通話での面接でした。

zoomのようなビデオ通話アプリが徐々に浸透し始めたくらいの時期でしたが、幸い業界的に導入している企業が多く、問題なく面接をさせてもらえました。

面接では以下のようなことが聞かれます。

①自己紹介・自己PR
②転職理由
③志望動機
④活かせる経験・実績・スキル
⑤逆質問(面接官への質問)

これらの質問に答えられるように自己分析をしたり、dodaでは面接の練習をしてもらえたので積極的に活用して面接に臨みました。

とはいってもやっぱり自分のことを聞かれるのが私はすごく苦手で、うまく答えられなかったり、ある会社では何も出てこなくて2〜3分沈黙してしまった面接もありました。(もちろん落ちました笑)

上記①〜⑤以外のことを聞かれることも多々あるので、いろんな質問に答えられるようにとにかく質問の受け答えを用意しておくことをおすすめします。 

転職先が決まった経緯

転職エージェントで転職活動を進めていましたが、3ヶ月ほど進めてしっくりくる会社が見つからず、エージェントから「wantedly」という求人サイトで探し始めることにしました。

「wantedly」は求人を探して自分で応募することもできるし、プロフィールを登録すれば企業から直接スカウトしてもらえるようなサービスです。

転職エージェントでうまくいかなかった私は手段を変えるべく、「wantedly」に登録しました。

3社ほどスカウトしてもらい、気になった2社で面接を進めました。

そのうちの1社で内定をもらうことができ、そこが2023年4月現在働いている会社です。

転職活動を始めてから約4ヶ月かけて転職先を決めることができました。

退職〜入社までの流れ

仕事を辞めてから新しい会社に転職をするまで、どんなふうに進めるのかについてお話します。

①転職先の決定

上記に述べた通り、4ヶ月間の転職活動の末に転職先が確定しました。

この間、転職することは家族や、地元の友だち(職場の近くにいない人)に相談するにとどめていました。

変に転職する噂が広まると面倒だったので、仲のいい同期にも転職活動をしていることは言ってませんでした。

②退職の連絡

当時働いていた会社には、転職することが確定してから辞めることを伝えました。

上司に退職の話をするのは緊張しましたが、できれば「直接」か「電話」で伝えるのがいいかなと思います。

文面だけでいきなり言われても上司も戸惑うでしょうし、少なくとも人員が減ることで自分が所属しているチームないし会社に影響を与えてしまうことなので、直接話した方があとあと手続き等を進めるうえでも気まずくなりづらいと思います。

私は退職することを直接口頭で伝えた後、正式な書類を受け取るなどの手続きを進め、有給消化を考慮した正式な退職日が通知され、退職に至りました。

 

③有給休暇を惜しみなく過ごす

私の場合、2020年12月が最終出勤日で、翌月の2021年1月が新しい会社の入社日だったので有給消化の1ヶ月間自由に過ごせました。

(都内の会社に転職だったので、実家に帰省しています。)

1ヶ月もの間休める機会は早々ないので本当は海外旅行に行きたかったのですが、絶賛コロナが流行していた時期だったのでそれは叶いませんでした。

私は主に以下のことをやりました。

  • 新しい会社で出された課題をやる
  • 友達と遊ぶ
  • 脱毛サロンの契約とホクロ切除

新しい転職先の会社では、会社用語やその業界の用語などの一覧を渡され、事前に理解しておくように言われており、入社前にそれらをざっと覚えました。

また、宮古島にいたこともあり、実家に帰ってきて会えなかった友達と会って遊んだり、

通いたかった脱毛サロンの契約をしたり、ダウンタイムが必要な顔のホクロの切除などもやりました。

あとは、平日休みじゃないとできない役所系の手続きなどもこの期間にやっておくと良さそうです。

④入社

退職の手続き〜入社の手続きが滞りなく進み、無事に入社することができました。

私が未経験からWeb業界に転職できた理由

ここまで転職の経緯をお話しましたが、スキルがなく、就活が苦手な私でもWeb業界に転職できた理由は以下2つだと思っています。

①転職エージェントを使って転職活動をした
②ブログを書いてポートフォリオを作っていた

①転職エージェントを使って転職活動をした

エージェントは使わず、自ら転職サイトや直接企業の求人ページを見て応募していくやり方もありますが、やっぱり転職エージェントは使って良かったと思います。

特に私は自分のアピールポイントが分からなかったので、もちろん自分で自己分析の仕方を調べたりもしましたが、エージェントの担当者にアピールの仕方をアドバイスしてもらえたのはとても良かったです。

また、長所・短所といった性格的なアピールポイントはまとめられても、「職務経歴書」に書くことが多い”仕事の実績”は考えるのがさらに難しかったです。

サービス業の方だと特に数値での実績がない場合が多いと思うので、難しくなると思います。

私の前職の場合は目標も設定されずに働いていたので、書き方を調べても一人で書き上げるのは困難でした。

そこも担当者がヒアリングしてくれてアピールできそうなポイントを整理してくれたり、いい意味で盛った文章を一緒に考えてくれたりしてくれてとても助かりました。

最終的に転職エージェントで紹介してもらった求人から転職はしませんでしたが、現在働いている会社の選考でも上記のアドバイスを活用して入社できています。

転職エージェントを使うのは【無料】なので、活用しない手はないです。

②ブログを書いてポートフォリオを作っていた

未経験で仕事で身についたスキルはなくとも、独学で勉強することはできます。

私はこのブログをポートフォリオとして「実績」を存分にアピールしました。

まだブログを始めて半年ほどだったので正直大した実績はありませんでしたが、言えそうな数値の実績(月間PV数や書いた記事の本数など)、PVを伸ばすために工夫したことなどをアピールしたことで、面接官の反応が良かった気がします。

そりゃ未経験で何もやっていない人より、未経験ながら自分で勉強したり実績を作ろうと努力している人のほうが印象は良くなりそうですよね。

実際に入社してからも、独学してある程度Webマーケティングの知見を身に着けておくと、その後の仕事もスムーズにできたりします。

Web業界に限らず、未経験から新しい職種にチャレンジする方は、独学して意欲度の高さをアピールすると良いと思います。

Web業界の場合は、ブログ、You Tube、Instagramといった媒体で独学したり集客した実績を何かしら作っておくのがおすすめです。

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まとめ

今回の内容はまとめると以下の通りです。

  • 今の仕事に違和感を感じてきたら転職するべき
  • 転職活動には転職エージェントの登録は必須
  • 面接で聞かれる質問の受け答えはたくさん用意しておく
  • 転職活動に行き詰まったら他の方法も考えてみる
  • 未経験からの転職には自ら実績を作っておくと良い

私は「就職活動が苦手」且つ「未経験」という不利な条件での転職でしたが、こんな私でも少しだけ努力をすれば理想のWeb業界に転職することができました。

少しだけの努力というのは、私の場合「ブログ執筆によって実績を作ったこと」です。

パフォーマンスが良くなくても、転職したい業界について独学するという姿勢が評価されます。

また、「Web業界」は未経験でも入りやすい業界なんじゃないかなと思っています。

実際に2年ほど働いてみて、今の職場でも未経験から入ってきた人はたくさんいるし、「知識を身につけていく意欲」と「パソコン」さえあればすぐに仕事に慣れていくことができます。

仕事内容についてはまた別の記事でお話しようと思うので、お楽しみに!

以上、転職活動を考えている方の参考になっていると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

また、「You Tube」「Instagram」など他のSNSでも情報発信しているので、よかったら覗いてみてください^_^