三菱UFJカードの「いつものお店でポイント優遇」が、12月16日から変わります。これまでアメリカン・エキスプレス(アメックス)ブランドで利用した場合だけ対象店舗が少なかったのが、18ブランド追加でVisa・Mastercard・JCBと同じ36ブランドに揃う形です。

うちのアメックス、くら寿司とスシローでは優遇対象外だった気がするニャ…

それ、12月16日利用分からは対象に入るよ。追加される18ブランドと、逆に外れる店舗も1つある。先に整理しよう
何が増えて何が終わるのか、三菱UFJニコスの発表に沿って順番に見ていきます。
ニュースの中身:アメックス対象が18ブランド追加、4ブランド合計36店舗に
三菱UFJニコスの発表によると、最大20%相当のポイントを還元する「ポイントアッププログラム」のうち、対象店舗での利用で7%還元になる「いつものお店でポイント優遇」が2026年12月16日(水)利用分から改定されます。これまでVisa・Mastercard・JCBの3ブランドでは対象店舗が36ブランドだったのに対し、アメックス利用分は少ない店舗数にとどまっていました。この差が、今回の改定でなくなります。
追加される18ブランドは、スーパーが13、カフェ・飲食店が4、ライフスタイル系が1という内訳です。マイナビニュースの報道でも同じ18ブランドが確認できます。
- スーパー: アオキスーパー、フードストアあおき、オーケー、オオゼキ、三和、フードワン、スーパー魚長、生鮮げんき市場、生鮮乃木市場、東急ストア、肉のハナマサ、ジャパンミート、フィール
- カフェ・飲食店: 上島珈琲店、UCC Cafe Plaza、カフェ・ド・クリエ、くら寿司
- ライフスタイル: アカチャンホンポ
同時に、細かい変更が2つ入ります。くら寿司と同じ回転寿司のスシローは、「お持ち帰りネット注文」が新たに対象に加わりますが、「スシローデリバリー」の利用は対象外のままです。似た名前のサービスなので、ネット注文か配達かで優遇の有無が分かれる点は覚えておく必要があります。もう一つは対象から外れる店舗で、スーパーの「ドミー」は2026年12月15日(火)利用分までで優遇が終了します。追加の18ブランドと入れ替わるように、12月16日からは対象外になります。
読者への影響:アメックス派は「使えるお店が増える」改定
今回はVisa・Mastercard・JCBを使っている人には直接関係しない話です。影響するのは三菱UFJカードやNICOSカードをアメックスブランドで持っている人。これまで対象外だったお店で7%還元が付くようになるので、純粋に得になる改定です。損はしません。
7%還元というのは、通常のポイント還元(1%)に、対象店舗での利用分だけ上乗せされる仕組みです。1ポイント=5円相当の商品に交換できるので、対象店舗で1万円を使うと700ポイント、3,500円相当が戻る計算になります。キャッシュバックに交換する場合は1ポイント=4円になるので、商品やマイルへの交換のほうが実質的な還元率は高くなります。
うちの場合、普段の買い物はVisaブランドのカードに寄せているので、この改定で得をするわけではありません。ただ、アメックスをメインにしている知人に聞いたところ、くら寿司や東急ストアをよく使うなら「地味に大きい」という感想でした。スーパー13ブランドのうち、自分の生活圏にある店舗がどれだけあるかで、恩恵の大きさは変わってきます。近所にあるかどうか。まずそこだけ確認すれば十分です。
逆に注意したいのが、スシローの「お持ち帰りネット注文」と「スシローデリバリー」の違いです。同じスシローでも、注文の形によって優遇の有無が分かれます。店舗に取りに行くか、届けてもらうか。この選択だけでポイントが変わるのは、うっかり見落としやすい部分です。見た目はほぼ同じサービスなのに。注文画面でどちらを選んでいるか、一度確認しておくと安心です。
12月16日までにやること
- アメックスブランドの三菱UFJカード・NICOSカードを持っているか確認する
- 追加18ブランド(スーパー13・カフェ飲食4・アカチャンホンポ)に自分がよく使う店があるか確認する
- スシローは「お持ち帰りネット注文」のみ対象。デリバリーでは優遇が付かない点を覚えておく
- ドミーをよく使うなら、優遇は12月15日利用分までで終了することに注意する
- ポイントの使い道は、1ポイント=5円の商品交換かマイルへの交換を優先する(キャッシュバックは4円)
この改定だけでカードを乗り換える必要はありませんが、「どのブランドで作るか」を考えるタイミングではあります。三菱UFJカードを新しく検討しているなら、年会費と還元率を比較したプラチナカードおすすめ7枚の記事や、相性のいい2枚持ちをまとめたクレジットカード最強の2枚の記事も参考になります。エポスカードとの比較で考えたい人はエポス修行の記事も合わせてどうぞ。
このポイントアッププログラム自体は2025年6月2日に始まった仕組みです。「いつものお店でポイント優遇」の7%は、基本ポイント0.5%とスペシャルポイント6.5%を合わせた数字だと三菱UFJニコスの公式ページに明記されています。今回の改定は、国際ブランドごとに違っていた「いつものお店」の対象店舗数を揃えるという、仕組みの土台部分の調整にあたります。派手な新サービスではなく、既存の仕組みの差を埋める改定です。地味。でも使う店が決まっている人には効いてくる話です。
具体的な金額で見てみます。追加される店舗の一つ、東急ストアで月3万円の食品を買う家庭を想定すると、対象店舗でなかった場合は基本の0.5%還元で150ポイントでした。対象店舗に追加されると7%還元になるので2,100ポイント。差額は1,950ポイントで、1ポイント=5円の商品交換なら9,750円相当です。毎月この店を使う家庭なら、年間では11万円を超える差になります。もちろん「最大」の数字で、実際の還元額は商品やキャンペーンの組み合わせで変わりますが、対象店舗が増えること自体は確実にプラスです。うちは正直、ポイントの内訳まで気にしたことがありませんでした。今回調べて初めて0.5%と6.5%の組み合わせだと知りました。
FAQ
Q. 対象になるカードは?
三菱UFJカード、フランチャイジー各社発行カード、NICOSカード(JALカード会員を含む)のうち、アメリカン・エキスプレスブランドで利用した分が対象です。Visa・Mastercard・JCBブランドは、今回の改定以前から対象店舗数が同じなので変更はありません。
Q. いつから対象店舗が増える?
2026年12月16日(水)利用分からです。11月中や12月15日までの利用では、まだ改定前の店舗数が適用されます。
Q. スシローはどこまで対象?
「お持ち帰りネット注文」は新たに対象になりますが、「スシローデリバリー」の利用は対象外です。注文方法によって優遇の有無が分かれるので、お得に使うなら持ち帰りを選んだほうが確実です。
まとめ
三菱UFJカードのポイントアッププログラムは、12月16日利用分からアメックスの対象店舗が18ブランド増え、他の国際ブランドと同じ36ブランドに揃います。くら寿司・東急ストア・アカチャンホンポなどを普段使う人にとっては、知らずに見逃すと損なタイプの改定です。一方でドミーの優遇は12月15日で終わるので、よく使う店がどちらに当たるか先に確認しておくと安心です。海外利用が多いなら、同じ三菱UFJニコスが11月から改定した海外事務手数料の記事も合わせて見ておくと、カード全体の使い分けが整理しやすくなります。

ブランドによって対象店舗が違うカードは、意外と見落としやすい。自分のカードがどのブランドか、一度レシートで確認しておこう

次くら寿司行くときは、お持ち帰りにするニャ!
