トカイナカに移住すると節約できる?|都会と田舎の中間に引っ越して感じたメリットとデメリット

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こんにちは、choppiです。

  • 実家を出るタイミング
  • パートナーと同棲するタイミング
  • 自宅を購入するタイミング

特にこういったタイミングで、「住む場所はどんなエリアにすべきか」悩む方も多いのではないでしょうか?

そこで注目すべきエリアが「トカイナカ」です。

悩んでいる人
悩んでいる人

トカイナカが気になってるけど、どんな場所なんだろう?
トカイナカに住むメリットとデメリットが知りたいな...

今回は、そういった「トカイナカ」に興味を持っている方に向けて、【トカイナカに引っ越して良かったことと、悪かったこと】を2023年7月に実際に移住した私が、ご紹介していきます!

本記事を読むことで分かること
  • トカイナカとは何なのか
  • トカイナカに移住した理由
  • トカイナカに移住するメリット
  • トカイナカに移住するデメリット

→トカイナカに住むイメージが湧く

 

住み始めて1ヶ月弱経ち、そこで感じたメリットとデメリットを率直にお伝えします。

ライフステージや、重要視するポイントによっては向いている人、向いていない人がいるかと思うので、「住む場所選び」の参考にしてください。

動画でも話しているので、口頭でさくっと聞きたいという方はこちらからご覧ください。

それでは早速始めていきます。

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トカイナカとは?

最近少しずつ耳にするようになってきた「トカイナカ」というワード。

これは森永卓郎さんが書かれた「年収200万円でもたのしく暮らせます」という本で出てくる概念で、都会でも田舎でもない、都会と田舎の中間のエリアのことを指します。

大都市から田舎にいきなり移住するのはハードルが高い、、、と感じている方にも住み始めやすい場所です。

実際に私たちも元々、東京ではないですが都会寄りの場所に住んでいて、そこから少し田舎寄りの場所に住みたくて「トカイナカ」に移住しました。

トカイナカに移住した理由

実際に移住した人が、そもそもなんで移住するに至ったのか気になると思うのでお伝えしておきます。

元々は「アクセスが良く、買い物も便利な都会寄りの物件」に住んでいたんですが、家賃が少し高かったため、もっと家賃を安くしたくて引っ越しを検討しました。

 「なにおれ」さんの考え方である「攻めの引っ越し」を参考にして、自分達の理想を叶えつつ、家賃を下げるために引っ越しをしようと思い、自分たちの妥協できない点と、できる点をまず考えていきました。

我が家の妥協できない点は以下5つを考えました。

  • 南向き(植物がたくさんあり、日当たりを良くしたいため)
  • 部屋は2つ以上(お互いリモートの日もあるため)
  • 構造は木造以外(静かな部屋がいいため)
  • 駅から徒歩15分以内(出社の日もあるため)
  • 徒歩圏内にスーパーがある(自炊をするため)
  • 近くに大きな公園や河川敷がある(自然を見ながらのんびりできるように)

 

一方で、妥協しても良いと思ったのは以下3つでした。

  • 都心までの近さ(1時間以上かかってもOK)
  • 築年数(古くても内装が綺麗ならOK)
  • 何階に住むか(1階でもOK)

 

ここで、「別に東京に出やすい場所じゃなくてもいいよね」という話になり、「トカイナカ」を検討することになりました。

このあたりの引っ越しの経緯や、引っ越し前後の金額面での比較は以下の記事で詳しく話しています。

2人とも自然が好きで、都会の人混みや空気の悪さが嫌いなので、将来的には地方移住も考えていました。

ですが、今の仕事だと出社日もあるので難しく、いきなり誰も知り合いがいない田舎にポツンと引っ越す勇気もまだないため、「一旦トカイナカを挟んでどんな生活になるのか体験してみる」という意味もあり、中間地点のトカイナカを選んでいます。

1〜2年住んでみて、「やっぱり都会で便利な方が住みやすいよね」となったら今まで住んでいたような地域に戻ればいいし、「もっと自然が豊かでもっと家賃を下げられる田舎に下りたい」と思ったら、予定通り田舎に移住すればいいかなと思っています。

トカイナカに移住するメリット

ここ1ヶ月住んでみて「トカイナカに引っ越して良かったな〜」と感じることは5つあります。

  1. 家賃が安い
  2. 野菜が安い
  3. 涼しい
  4. 心が安定するから物欲が減る
  5. お店が限られるから誘惑が少ない

以下でそれぞれ詳しく解説します。

トカイナカに移住するメリット①家賃が安い

まず「家賃」は都会より格段に安くなります。移住した理由の一つが達成できました。

ホームズの「路線図」で調べるページで見てみたところ、例えば「品川」で1R(ワンルーム)の部屋を借りようとすると平均11.8万円です。

1Rでこの値段ってかなり高いですし、1人で払い続けるのは結構しんどいと思います。

一方で、都会(新宿)に出るまで30分ほどかかる埼玉の「大宮」だと、1Rの平均家賃は6.7万円です。

もう少し下って新宿まで1時間くらいかかる「高尾」だと4.6万円です。

地方に行けばさらに安くなると思いますが、そこまで行かなくても都会と比べて半額くらいまで安くなります。これがもっと間取りが広い物件になれば、差は開いていくことが想像できますね。

私たちは、東京に住んでいたわけじゃないので半額まで安くはなっていないですが、家賃が¥10,1000だったところから部屋数も増えて¥78,000になり、¥23,000安くすることができました。

  評価
家賃(共益費含む) ¥10,1000 ¥78,000
間取り 1LDK 3DK
専有面積 約40㎡ 約52㎡
向き 北東 南西
所在階 2階 3階
構造 軽量鉄骨 鉄骨
築年数 9年 29年(リノベ済)
最寄り駅からの距離 徒歩10分 徒歩5分
都心までの距離 電車で約40分 電車で約1時間
ガス 都市ガス 都市ガス
オートロック 有り 無し
スーパーまでの距離 約220m 約330m

引っ越し前後の物件比較

年間にしたら¥276,000違ってくるので、かなりの節約になっています。

「今都会に住んでいて条件そのままでトカイナカに引越し」なら格段に安くなると思いますし、間取りを広くする、築浅のキレイな物件にする、などと条件を良くしても都会と同じくらい、もしくは少し安くすることができると思います。

トカイナカに移住するメリット②野菜が安い

以前住んでいた町ではヨーカドー、いなげや、SEIYUのどれかを利用していましたが、その3店舗よりも今使っているスーパーは「野菜」の値段が安いです。(都会より農家さんが近くにいて安くなるのかもしれません。)

例えば、うちは毎週アボカドを買っていますが、今まで138円だったのが100円で買えるようになりました。

また、我が家の近くではありがたいことに週に1回「野菜直売所」が来て、そこで野菜を買うこともできます。

普段は何もない場所に土曜日のお昼ごろにだけ農家の方が来て、ジャガイモ、ナス、ネギなど色々な野菜を売ってくれるのですが、どれも一袋100円で買えるので、お得に野菜を手に入れることができます。

おそらくうちの近所に限ったことではなく、森永さんの本にも書いてあったのですが、少し田舎に近づくと野菜直売所や無人の野菜販売などがある場合が多く、そこで格安で野菜を手に入れられるようになります。

食べ物は毎日消費しますし、野菜が安いのは日々の食費を節約するためにはすごくいい条件だなと思います。

トカイナカに移住するメリット③涼しい

夏に引っ越してきたので感じていることですが、同じ日でも家から都会に出かけたとき、逆に都会から家に帰ってきたときにすごく「涼しさ」を感じます。

涼しい

エアコンの使用頻度が減る

電気代が安くなる

という好循環ができています。

都会だとアスファルトが多かったり、人が多かったり、高いビルが多かったり、風が通らなかったり、熱がこもってしまう要因がいろいろあります。

一方でトカイナカだと、アスファルトは多くなくて緑が多いし、人もそんなにいないし、高いビルもあまりなくて風も通りやすいという逆の条件になるため、涼しくなるんだと思います。

耐えられない暑さの時間帯が比較的短く、「窓を開ける」「サーキュレーターを回す」といった涼み方で済み、エアコンをつける頻度が減りました。

エアコンはかなり電気代がかかるので、エアコンの使用頻度が減ることで電気代が安くなります。

冬の場合はまだどうなるか分かりませんが、日当たりの良い部屋を選んだので、太陽の光で部屋の暖かさをキープし、そこまで寒くならないのではと思っています。

実際に冬になったらどうなるか、またブログや動画でお伝えします。

トカイナカに移住するメリット④心が安定するから物欲が減る

トカイナカは、都会より空気がキレイ且つ、町によっては山が見えるため、「自然に癒やされて心が安定する」と感じています。

心が安定していないストレスを抱えた状態だと、それを発散しようとして暴飲暴食をしたり、ショッピングをして「ご褒美だから」などと勝手に考えて洋服やコスメなど無駄な出費をしがちだと思います。

一方でトカイナカのような自然が豊かな場所にいると、物欲も刺激されず結果的に節約になってると感じています。

我が家は山も見えるし、自転車で10分くらいのところに河川敷もあるし、自然に癒やされることでストレス解消ができていて、それがすごく良いなと感じています。

トカイナカに移住するメリット⑤お店が限られるから誘惑が少ない

都会には魅力的なお店がたくさんあります。

すぐに欲しい物が手に入りやすく、そんなに欲しいと思っていないものでも「ウィンドウショッピングをして買ってしまう」というような環境だと思います。

一方トカイナカの場合だと、田舎じゃないのである程度お店はありますが、数が限られるので物欲も減っていると感じています。

欲しい物が決まっている場合でも、近所や最寄りの駅周辺にはないことも多く、「出かけたついでに買おう」とします。

すると少し時間があくので、冷静になって「やっぱり要らない」「買わなくてもいいや」という判断がしやすくなると感じています。

トカイナカに移住するデメリット

ここ1ヶ月住んでみて「トカイナカに引っ越して微妙だな、、」と感じることは2つあります。

  1. 都会に出づらい
  2. アクセスが悪い

以下でそれぞれ詳しく解説します。

トカイナカに移住するデメリット①都会に出づらい

今までは東京都心に出るまで15分のところに住んでいたため、特に感じやすいのかなといますが、今は1時間くらいかかるので都会が「遠い」と感じます。

都会に出づらくて不便さを感じるタイミングとしては、

  • 東京にしか店舗がない商品を買いに行くとき
  • 友達と会うとき
  • 転職先を選ぶとき

の3つです。

東京にしか店舗がない商品を買うタイミングはあまりないので支障は少ないですが、もし欲しいモノができたらまとめて同じタイミングに見に行くことになりそうです。

友達は、2人とも都会から近い場所にずっと住んでいたこともあり、友達もその周辺に住んでいて、集まるとなるとやっぱり都内のどこかになります。そのときに都会に出るのが面倒だと感じます。

転職先については、コロナが落ち着いた今、フルリモートで働ける会社はIT系でも少なく、東京の会社へ出社するとなると1時間以上かけて通勤することになります。

私はフルリモートで働けるような会社を探すことにしたので、あまり影響は感じていませんが、東京の会社に勤めている、且つすぐには辞められない方にはちょっときついデメリットかもしれません。

トカイナカに移住するデメリット②アクセスが悪い

1つ目にもつながってきますが、都会じゃないので電車の本数が少なかったり、特急で止まらなかったりもして、そのせいで「電車の所要時間が伸びる」ことが多々あります。

特に東京の場合だと地下鉄もたくさん走っていて、どこに行くにも便利だし、2〜3分で電車が来ると思います。

一方でトカイナカだと、田舎に近づくほど電車の本数は減っていき、次の電車が来るまで平気で10分くらい待ったりもします。

終電が早いので、都会に遊びに行ったときに他の友達よりも早めに帰宅する、というようなことも発生しそうです。

 

以上が、トカイナカに移住して感じたメリット・デメリットです。

デメリットの部分については、私たちはそもそも都会に出る頻度が少なく、電車の待ち時間や乗っている時間はKindleで本を読むことで有効活用しているため、そこまで問題だと思っていません。

良かったことの恩恵を考えれば大したデメリットではないと感じています。

私たちのように考える方、都会に出る用があまり無い方はトカイナカは向いていると思います。

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まとめ

今回の内容はまとめると以下の通りです。

  • トカイナカとは、都会でも田舎でもない、都会と田舎の中間のエリアのこと
  • トカイナカに移住すると、「家賃が安い」「野菜が安い」「電気代が安い」「物欲が減る」「誘惑が少ない」
  • トカイナカに移住すると、「都会に出づらい」「アクセスが悪い」
  • トカイナカに移住するデメリットよりも、メリットのほうが遥かに大きい

良かったことの恩恵はかなり大きく、どれも節約につながることです。

さらに田舎に住めばもっと家賃も安いし、近所付き合いで野菜はもらえるようになったり、お店も少なくてお金を使う場面も減り、もっと節約できると思います。

ですが、まずは都会の便利さも少しありつつ、田舎のメリットも拝借できるちょうどいい中間地点の「トカイナカ」であれば住みやすいと思います。

私たちのように、一度お試しで住んでみるのもいいかもしれません。都会からちょっと離れるとどれだけ快適になり、どれだけ節約できるか実感できるはずです。

「トカイナカ移住を検討している方」や「住む場所選びに迷っている方」の参考になっていると嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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