2023年7月、私たちは賃貸アパートから別の市区町村の賃貸アパートへ引っ越した。荷物を運び終えてホッと一息つきたいところだけれど、じつは入居してから数日以内にやるべき手続きがいくつも残っていた。この記事は、そのときの実体験(2023年当時)をもとに、賃貸二人暮らしで引っ越し後にやること10個を、手続きの中身と1週間のスケジュールまでまとめたものだ。

引っ越しって、荷物を運び終わったら終わりじゃないの?

それがね、入居してから数日以内にやることが10個もあるんだ。新生活をスムーズに始めたいなら、ここを外せないよ。

10個!?そんなにあったら覚えきれないよ〜!

大きく3つのグループに分けると意外とスッキリするよ。順番に見ていこう。
今回まとめたのは、【賃貸二人暮らしで引越し後にやること】の10項目。2023年7月1日入居で実際に引っ越しをした私たちの体験談も踏まえてお伝えする。
✔ 本記事を読むことで分かること
- 賃貸二人暮らしで「引越し後」にやること
- 賃貸二人暮らしの「引越し後」のスケジュール
→新生活を気持ちよくスタートできるようになる
「引越し前にやること」「入居日にやること」「入居日のスケジュール」については、それぞれ以下の記事にまとめてあるので、引っ越しを控えている人はあわせてどうぞ。
それじゃ、順番に見ていこう。
我が家の引っ越し条件
本題に入る前に、この後の話を理解しやすくするため、我が家の条件を先に伝えておく(2023年当時)。
- 賃貸アパートから賃貸アパートへの引っ越し
- 別の市区町村への引っ越し
- 2人とも会社員
- 子供なし
- ペットなし
- 車など乗り物の所持品なし
一般的な条件で賃貸へ引っ越したケースだ。
自営業の場合、子供やペットがいる場合、乗り物を持っている場合などは別途手続きが必要になる。
逆に、持ち家へ引っ越す場合は不要なこともこの後の話に出てくる可能性があるので、そこは了承してほしい。
賃貸二人暮らしで「引越し後」にやること
引越し後にやることは大きく分けて3種類ある。
まずはここから。
- 役所などに足を運んで行う手続き
- 旧居関連の対応
- 自宅からネット上で行う手続き
①が優先的に行うべきことだが、退去日のタイミングによっては②が最優先になる。
正直、いちばん面倒なのは役所だった。平日しか動けないからだ。
順番が命だ。
ほぼ同時期にやるべきことなので、今回は時系列ではなく、重要度の高い①②③の順で見ていく。

3つに分かれてるって分かっただけで、ちょっと安心したかも!
①役所などに足を運んで行う手続き

役所や警察署など、ある特定の場所に行かないとできない手続きがある。
しかも平日でないと対応してもらえないので、仕事をしている人は有給を取るなどして計画的に動く必要がある。ここは注意だ。
役所などに足を運んで行う手続きは以下の4つ。
- 転入届(役所)
- マイナンバーカードの住所変更(役所)
- 住民票の取得(役所)
- 免許証の住所変更(警察署)
転入届
転入届は「役所」で手続きする。
引っ越し前に「転出届」を提出したはずだが、新居に引っ越したら今度は「転入届」の提出が必要だ。
転居日より「14日以内」に手続きする必要があるため、早めに対応しておこう。(期限は制度改定の可能性あり)
また、転出届は「マイナポータル」上でできるが、転入届は役所に足を運ぶ必要がある。(オンライン手続きの範囲は2023年当時の情報)
マイナポータル上で転出届を済ませていれば、情報はデータで管理されるので「転出証明書」や「印鑑」などは不要になる。
マイナンバーカードは持参必須なので忘れないようにしよう。
マイナンバーカードの住所変更
転入届の手続きと一緒に、マイナンバーカードの住所変更手続きも行う。
こちらからわざわざ言わなくても、役所の人が同時進行で対応してくれる。
これは助かる。
ただし、マイナンバーの暗証番号を入力するタイミングがあるので、暗証番号は必ず把握しておこう。
住民票の取得
手続きではないが、転入届のついでに住民票をもらっておこう。
会社への住所変更の手続きなど、住民票が必要な場面がある。このタイミングでついでに貰っておくと楽なのでおすすめだ。
免許証の住所変更
免許証を持っている人に限るが、免許証の住所変更は「警察署」で行う。
これも役所の手続きと同じで、平日しか対応してもらえないことがほとんどなので、同日に対応しよう。
住所は「マイナンバーカード」の情報を見て変更されるため、役所で変更手続きが完了してから警察署へ向かうようにしてほしい。(手続き方法は2023年当時の情報)
②旧居関連の対応

引っ越しをしても、旧居をほったらかしにしておくわけにはいかない。
最低限、以下3つの対応が必要だ。
- 部屋の掃除
- 汚れや傷の証拠残し
- 鍵の返却
部屋の掃除
退去日を迎える前に自分たちでできる掃除をしておくと、無駄なクリーニング代を取られずに済む。
我が家は入居日が7/1、退去日が7/8だったので、間の日に旧居の掃除をした(2023年当時)。
掃除用具を持参し、壁の汚れ、床の傷など目で見て分かるところをできるだけキレイにしていく。
注意点として、ライフラインの手続きで電気や水道はすでに使えなくなっているので、窓がない場所は暗くて掃除しづらかったり、水で流せないので水回りは掃除しづらかったりする。
そういう場所は引っ越し前日にやっておくのがおすすめだ。

えっ、掃除の日にはもう電気も水道も止まってるの?

そうなんだ。しかも盲点だったのが洗面所やお風呂場の鏡。うちはそこの掃除を忘れて、あとで¥3,000請求されちゃってね…(2023年当時)
また、盲点だったのは洗面所やお風呂場の鏡。
掃除をし忘れて¥3,000請求されてしまった(2023年当時)。ウロコ汚れなどが付きやすい場所なので、そこも忘れず掃除しておこう。
ただ、請求されたのはその¥3,000だけで、大きな出費は免れた。入居時に払っていた敷金から引かれて、数万円戻ってきている(2023年当時)。
汚れや傷の証拠残し
これも大事な作業の一つだ。
掃除をし終わったら、汚れや傷が取れない箇所は写真に残しておく。
私たちも実際、玄関に元々あった汚れを指摘されて請求されそうになったが、入居時に撮っていた写真を見せることで支払わずに済んだ(2023年当時)。
自分たちがつけていない汚れや傷については、修繕費を払う必要はないので、入居時も退去時もそれが分かる証拠を残しておくのが大事だ。
鍵の返却
部屋をキレイな状態にし、証拠を残したら、後は出ていくだけだ。
あと少し。
鍵を指定の方法で返却し、お世話になった部屋に感謝を伝えて去ろう。
退去の一連の流れは管理会社によるが、できるだけ「立ち会いナシ」にしたほうがいい。
なにか指摘されたとき、口頭だと言いくるめられてしまう場合もあるため、メールでの文面のほうがやりやすい。
③自宅からネット上で行う手続き

「①役所などに足を運んで行う手続き」と同様に住所変更の手続きだが、ネット上で対応できる手続きもある。
主に以下の3つ。早めにやったほうがいいものの、24時間いつでも自宅から対応できる。
- 会社
- 郵便局
- 住所登録をしているその他の機関
会社
会社員の人は、まず会社へ住所が変わった旨を伝え、手続きを済ませよう。
これは最優先。
会社は税金、社会保険料の手続きを代行しているため、正しい現在の住所を把握しておく必要がある。
特に、住民税の通知書を送るタイミングや源泉徴収の処理をするタイミングの場合は、速やかに会社へ新しい住所の情報を伝えよう。
郵便局
郵便局で転居届の手続きをしておくと、旧居宛ての郵便物を新居に無料で転送してもらえるサービスを受けられる。(転送期間・料金は制度改定の可能性あり)
郵便局の窓口でもできるが、「e転居」といってネット上で手続きを済ませることも可能だ。
詳しくは郵便局のサイトで確認してほしい。
住所登録をしているその他の機関
- 銀行
- クレジットカード
- 楽天市場やAmazonなどのECサイト
など、住所を登録している機関やサービスはいろいろあるはずだ。
特に現在の正しい住所が必要な上記3つについては、早めに変更手続きをしてしまおう。
先に潰す。
また、ECサイト等で定期便の注文をしている場合は、早めに変更しないと旧居に届いてしまうので注意しよう。
賃貸二人暮らしの「引越し後」のスケジュール
引越し後にやることが分かったら、あとはどんなスケジュールで動くべきか気になるよね。
会社員として働いている人は特に、スケジュールを立てておかないとスムーズに対応できない場合がある。
うちの場合、ネット上の手続きは夜にまとめて片づけた。
これが正解だった。
私たちが実際に動いたスケジュールを、引っ越し当日(土曜日)を起点に追っていく(2023年当時)。
ここからが本番。
引っ越し当日(土曜日):入居日
引越し当日は土曜日にした。次の日の休みに荷ほどきをしたかったからだ。
土曜日の12:00に引越し業者が旧居に到着し、引っ越しを行った(2023年当時)。
詳しい当日の日程は以下の記事にまとめてあるので、よければあわせてどうぞ。
引っ越しから1日後(日曜日):荷ほどき
引っ越しした次の日は丸一日「荷ほどき」をしていた。
ちょっと体力は使うが、当日〜次の日にかけての2日間でダンボールを全て開けて荷ほどきが完了していると、あとの生活が楽になる。
引っ越しから2日後(月曜日):手続き
平日の月曜日に、先に説明した「①役所などに足を運んで行う手続き」をした。
平日でないとできないので、仕事は有給をとって休みにし、この日に手続き系を完了させた。
転入届の手続きができると引っ越した実感も湧いてきて、一段落する。
また、「③自宅からネット上で行う手続き」も済ませた。
もし時間に余裕があれば、住所変更等の手続き系を一気にやっておくと楽だ。
引っ越しから6日後(金曜日):旧居関連の対応
引っ越しから7日後が退去日だったため、その前日に「②旧居関連の対応」を行った。
- ぞうきん
- キッチンハイター
- クイックルワイパー/シート
- ウェットティッシュ
- ごみ袋
を持参して掃除をし、写真を撮り、鍵をポストに入れて旧居をあとにした。
ポイントは、北東向きの部屋だったので午前中の明るいうちに行ったことだ。
もし西向きの部屋であれば、夕方に行ったほうが部屋が明るくて、掃除も写真撮影もやりやすいと思う。
引っ越しから7日後(土曜日):退去日
退去日に特になにかすることはなかった。
退去日の前日までに掃除等を済ませておくのがおすすめだ。
以上が賃貸二人暮らしの「引越し後」のスケジュールだ。
平日に入ると仕事もあるので、土日にできるだけ荷ほどきを終わらせ、月曜日でなくてもいいのでその週のどこかで有給をとって手続きを済ませる。
やり残していることがあるとソワソワするので、引っ越しから1週間以内に全て終わっているのが理想だ。
まとめ
今回の要点はこの通り。
- 賃貸二人暮らしで引越し後にやることは、大きく分けて「役所などに足を運んで行う手続き」「旧居関連の対応」「自宅からネット上で行う手続き」の3つ。
- 役所関連の手続きは平日しかできないため、平日勤務の場合はあらかじめ「有給」を取っておく。
- 旧居の「掃除」と「写真」を残しておくことで、退去時に無駄なクリーニング代を支払うリスクを減らせる。
- 引っ越しから1週間以内にやることを済ませておくと、その後の新生活がスムーズになる。
「引越し後」にやることは、「引っ越し前」にやることと比べればそんなに多くない。
ただ、放っておくとトラブルになることもあるので(特に転入届や掃除)、早めに対応しておくのがおすすめだ。

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ここまで読んでくれてありがとう。これから引っ越しを考えているみなさんの参考になっていたら嬉しい。


