【完全保存版】引っ越し前にやること22選!賃貸二人暮らしの「引っ越し費用」はいくら?

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こんにちは、choppiです。

悩んでいる人
悩んでいる人

引っ越しってやることがたくさんありそうで、何から手を付ければいいかわからない...
節約できるところは、できるだけ節約して新居の生活を始めたい!

管理会社や大家さんとのやり取り、ライフラインの移行手続き、引っ越しに必要なモノの調達などなど、やることがたくさんあって何から始めればいいか混乱してしまいますよね(^_^;)

今回は、そんな風に悩んでいる方に向けて、【引っ越し前にやること】を「賃貸で二人暮らしをしている私たちなりに」22項目にまとめました。

2023年7月1日入居で、我が家でも実際に引っ越しをしたので、そのときの具体的な方法もご紹介します。

また、引っ越しは何も考えずに進めるとかなりお金がかかってしまいます。

我が家は削れるところは削りつつ、できるだけ安く抑えた引っ越しができたので、その点でも参考になると思います。

実際にかかった【引っ越し前にかかる費用】も公開しますので、ぜひ最後までご覧ください。

本記事の内容
  • 引越し前にやることを「時系列ごとに」ご紹介
  • 実際に引っ越した体験談を通して、「どこをどうやって節約したのか」を解説
  • 賃貸二人暮らしでかかった「引っ越し前にかかる費用」の内訳を公開

 

また、今回の記事に掲載している節約方法を意識したうえで、どのようなお金の使い方をしているのかは毎月の家計簿の記事でご紹介してます。よろしければ併せてご覧ください

それでは、早速順番に解説していきます。

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我が家の引っ越し条件

まず本題に入る前に、この後のお話を理解しやすくするため、我が家がどんな引っ越しをしたのかお伝えしておきます。

<引っ越し前後の変化>

  • 賃貸アパート→賃貸アパート
  • 1LDKの2階→3DKの3階
  • 市外の車で1時間程度の場所へ引っ越し

細かい変化については以下の通りです。

また、どういう意図でこの引っ越しをしたのかについては、以下の記事の「1. 家賃の見直し」の部分で詳しく話しています。

ざっくり言うと、「固定費を下げつつ、自然の近くでより快適な生活をするために」引っ越しをしました。

実際に引っ越してみて、とても満足しています。

引っ越し前にやること(時系列ごとにご紹介)

まず、【引っ越し前にやること】は大きく分けて5つあります。

  • 賃貸契約関係の手続き
  • 引越し業者の手配
  • ライフラインの手続き
  • 旧居の役所で行う手続き
  • 荷造り

これらをさらに、

  • 引っ越し先が決まったらすぐやること
  • 1ヶ月〜1週間前までにやること
  • 引っ越し前日にやること

で時系列ごとに分けて考えていくとわかりやすくなります。

それでは、時系列ごとにそれぞれ解説していきます。

引っ越し先が決まったらすぐやること6選

新しい引っ越し先がやっと決まって、少しゆっくりしたいところではありますが、早めに対処しておくべきことが6つあります。

  1. 旧居の退去連絡
  2. 引越し業者の相見積もり
  3. インターネットの移転手続き
  4. 火災保険を使って原状回復&火災保険の解約手続き
  5. 引越し業者と引越し日の確定
  6. 電気・ガス・水道の停止/開始手続き

特に上の方が早くやるべきことになります。その理由も含めて以下で詳細を解説しますね。

①旧居の退去連絡

まずは旧居(そのとき住んでいる住居)の管理会社または大家さんに連絡し、いつごろ退去したいのかを伝えます。

一般的には、退去日の1ヶ月〜2ヶ月前までに連絡が必要です。

これは、大家さん側も退去されてしまうとその分家賃収入が減ってしまいますし、できるだけ早めに不動産サイトに掲載してもらって次の入居者を決めたいからです。

解約手続きが遅れると、旧居と新居で二重で家賃を払わなければいけなくなり、出費が増えてしまうので、ここは平日であっても少し仕事を抜け出してでも早めに連絡しましょう。連絡するだけなら10分もあればできます。

私たちの場合は、旧居の退去連絡は「40日前まで」と契約書に書かれていましたが、把握した上で管理会社に希望の退去日を伝えました。

(引っ越し先が決まったのは6/3で、その日のうちに連絡しました。契約書通りだと40日後の7/13が退去日になりますが、7/2を退去日にできないか交渉しました。)

結果としては交渉は叶わず、7/13分までの旧居の家賃も日割りで発生することになりました。

金額にすると約42,000円ほどです。住んでいないのに4万円も取られて悔しい、、、

こうならないように、できるだけ早めに連絡することと、もし聞けるのであれば新居の契約時に退去日の連絡はいつまでにするか確認すると良いかもしれません。

「40日前」というのが結構難しかったので、せいぜい「1ヶ月前」までの連絡だと二重家賃を払うリスクを減らせると思います。

②引越し業者の相見積もり

次にやるべきなのは「引越し業者の相見積もり」です。

引越し日や時間帯によっては依頼者が集中してしまって、希望の日時に引っ越しできない可能性もあります。

特に「土曜日の午前中」は混み合うそうです。(引っ越し屋さんから聞きました。)

シンプルに、平日は仕事の人が多いというのと、土曜日の午前中に荷物を運んでおいて、午後〜日曜日にかけて荷ほどきしようとする人が多いからです。

入学、入社前の「2~3月」や、異動時期の「9月」は繁忙期で混み合うので、どうしてもその時期の引っ越しになってしまう場合は特に相見積もりから早めにやっておきましょう。

私たちは7月引っ越しなので繁忙期ではなかったですが、2週間前に業者に依頼したら土曜日の午前中はすでに埋まっていました。

時間は指定なしのプランにしたら、たまたま12:00にできたので良かったですが、もっと早めに相見積もり・連絡をすればよかったなと思っています。

そもそも相見積もりをする理由としては、引越し業者によって金額がバラバラだからです。

自分の引っ越し条件の場合、どの引越し業者であれば一番お得に引っ越しができるのか確認しましょう。

例えば、

  • 何階から何階への引っ越しなのか
  • エレベーターのある物件なのか(階段だと負担が大きいため)
  • どれくらいの距離の引っ越しなのか(おそらくガソリン代を加味している)
  • どれくらいの荷物があるのか(大きい家具の数、ダンボール箱の個数など)
  • 洗濯機の取り付けはあるか(大抵の場合、引越し業者とは別の業者に仲介依頼してもらう形になります。)

といった項目を選び、一括見積もりサイトでシミュレーションすることができます。

私たちはSUUMOの一括見積もりを利用しました。

以前、別の一括見積もりサイトを利用したら一気に電話がかかってきて対応が大変だったのですが、今回のSUUMOの場合はメールだけだったので楽でした。

私たちはメールで送られてきた金額だけで判断してしまったのですが、より正確に見積もりするのであれば、良さそうな業者3件くらいは「訪問見積もり」もしてもらって、そこで比較して業者を決めるといいと思います。

シミュレーションできるものの、業者の方に直接来てもらって荷物の大きさや量を見てもらうことで、具体的な金額を知ることができます。

場合によっては、「A社だと〇〇円だったので、〇〇円まで値下げしてもらえばあなたの会社に決めます」のような感じで、直接交渉することもできると思います。

そういったやりとりが発生するので、早めに引っ越し日時を決めるために、相見積もりも早め早めにやっておきましょう。 

③インターネットの移転手続き

インターネット回線を契約している場合、「インターネットの移転手続き」も早めに進めておくべきです。(引っ越し業者の相見積もりと同時並行でやりましょう。)

今使っているインターネット回線が、新居では工事をしないと使えない、そもそも対応していない、という場合もあるからです。

工事もある程度日程が決まっていたり、別の回線に契約し直す場合は早めに検討して新たに契約手続きをすることになり、時間がかかります。

私たちの場合は、そのまま光コンセントを新居で挿すだけで使えたので良かったですが、物件によっては工事の手続きや変更手続きが必要になるので、早め契約しているインターネット回線会社に連絡をしましょう。

また、どこでも使えるWi-Fiルーターなどであっても、住所変更手続きが必要になるので、忘れずに手続きを済ませておきましょう。

④火災保険を使って原状回復作業&火災保険の解約手続き

物件を契約する際には、必ず「火災保険」に加入することになります。

特にこちらから何も言わなければ、管理会社の方で用意している火災保険に自動的に入っているはずです。

その火災保険はお部屋の修理・修繕に使えることがほとんどなので、実費ではなく火災保険を使って原状回復をしましょう。

これは「やることリスト」として書かれているサイトは少ないと思いますが、旧居で傷や汚れをつけてしまっている場合はやったほうがいいです。

ただし、火災保険として修理するには「故意に傷つけてしまったこと」が条件になります。

私が火災保険会社に連絡した際は「いつごろ」「どういう状況で」傷または汚れがついてしまったのかを細かく聞かれました。

逆に言うと、経年劣化とみなされるようなものであれば、退去時のクリーニング代として請求されることもないはずです。

詳しくはホームズのサイトに載っていたので、気になる方は見てみてください。

要するに、「経年劣化とみなされず、そのままにしているとクリーニング費用を取られてしまうであろう傷や汚れについては、できるだけ火災保険を使ってキレイにしておくべき」ということです。

そして火災保険による原状回復が完了したら、その火災保険の解約手続きをすることも忘れずにやりましょう。(退去したら自動的に解約される場合もあると思いますが、念のため連絡したほうがいいと思います。)

⑤引越し業者と引越し日の確定

退去日が確定した後で、引越し日も確定するため、あえて「②引越し業者の相見積もり」とは別の項目として記載しました。

引越し日が確定したら、見積もりで分かった「一番お得に引っ越しができる業者」に連絡し、引越し日を確定させましょう。

私たちは訪問見積もりは一社でしかやらなかったのですが、ネット上で一括見積もりして安く、口コミも良さそうだった「ハート引越センター」を選びました。

引っ越し代金は洗濯機の設置代も含めて【¥52,800】でした。

荷物は、

  • ダンボール約30箱
  • 植物20個くらい
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • 椅子3脚
  • テーブル

といった感じで、極端に少ないわけではないので安いほうだと思います。

また、当日の対応も素早く、暑い日でしたが淡々と荷物を運んでいただきました。荷物の運び出し時間は30分もかかっていなかったと思います。

とはいえ条件によっては、他の引越し業者のほうが安い場合や、タイミングによってはキャンペーンで割引を行ってる業者もあるかもしれないので、ご自身のスタイルに合わせて選ぶといいと思います。

⑥電気・ガス・水道の停止/開始手続き

大事なライフラインの手続きです。

どれも電話かネットで簡単に手続きができますが、引っ越し先の地域によっては現状使っている電気会社、ガス会社が使えない場合もあります。

私たちも電気はそのまま同じ会社で引き継げましたが、ガスは対応範囲外の地域だったので、ガス会社を変えることになりました。

その場合、どの会社に変えるべきか検討したり、新規の申込み手続きも発生するので早めにやっておいたほうがいいです。

また、ガスについては大抵の場合、停止も開始も「立ち会い」が必要になると思います。

当日、引っ越し業者が来る時間も考慮して、ガスの立ち会い時間を決めましょう。

これも引っ越し業者と同じように、繁忙期だと希望の日時が取りづらくなると思うので、繁忙期の場合は特に急ぎましょう。

1ヶ月〜1週間前までにやること9選

ここまでできたら、あとは少しゆっくり進めても大丈夫なことです。

  1. 火災保険の適用箇所以外の修繕作業
  2. 新居の契約手続き(管理会社&不動産会社)
  3. 部屋の寸法測定&レイアウトを考える
  4. 新居の火災保険申込
  5. 梱包資材の準備
  6. 荷造り(使用頻度の低いもの)
  7. 不用品の処分(メルカリ、ジモティー、廃棄)
  8. 転出届の手続き
  9. 冷蔵庫の中身を計画的に消費していく

「すぐやるべき」とまではいかないものの、1週間前までには少しずつやっておきたいことを以下で順番に解説します。

①火災保険の適用箇所以外の修繕作業

火災保険で直せるところは直し、適用外の部分を自分たちで原状回復していきます。

例えば我が家では、壁や天井に穴を開けていろいろなものを飾っていたので、それで空いた穴を塞いだり、汚れが気になる箇所を掃除したりしました。

壁の穴は基本的に経年劣化としてみなされ、修繕負担はしなくていいことになってるはずですが、余計なお金を取られたくないので自分たちでキレイにしました。

使ったのは「かべパテ」という商品で、100円ショップで購入しました。

柔らかめの紙粘土のようなものがチューブから出てくる商品で、これを塗りながら爪楊枝でなじませて修繕しました。

「よーく見たら分かるけど、言われなかればわからないくらい」の程度に修繕することができ、退去後の確認でも壁については一切請求されませんでした。

よかったらこういった商品を使って、直せるところは直しておいた方が節約的にもおすすめです。

②新居の契約手続き(管理会社&不動産会社)

引っ越しすることが決まってから1~2週間以内にすることになると思います。

自主的にやることではないですが、スケジュールを開けて「管理会社」と「不動産会社」に足を運ぶ必要があります。

それぞれで契約内容について説明を受けるので、その際に聞いておきたいことをまとめておくといいと思います。

例えば、

  • 火災保険は自分たちで加入させてほしいことを伝える
  • 鍵は交換しなくていいことを伝える
  • 災害時にはどこに避難すればいいのか

などです。

分からなければ、契約面の話やハザードマップの話はしてくれますし、他にも質問が出てきたらその都度聞いて、できるだけその場で疑問を解消できるとベストです。

また、契約時に管理会社へは「初期費用」(敷金、礼金、直近1ヶ月分の家賃など)を、不動産会社へは「仲介手数料」を支払うことになります。

代金は持参してきてください、と言われると思いますが、なぜか「現金」の支払いになるので注意しましょう。(大金なのでクレジットカード払いをさせてほしいところですが、、)

私たちの場合、初期費用は「¥193,200」、仲介手数料は「¥41,250」でした。

③部屋の寸法測定&レイアウトを考える

事前に部屋の寸法を測っておくことで以下のことができます。

  • 現在持っている洗濯機や冷蔵庫などの「大型家電が設置できるか」の確認
  • 新居に新たに必要になりそうなものの買い物
  • 家具家電の配置などの「レイアウト」をしておく

契約の際、大抵の場合「管理会社」か「不動産会社」が物件の近くにあると思うので、そのときについでに部屋の内寸をしたいことを伝えて行くといいと思います。

私たちは、内見の際にも測っていましたが、「洗濯機が新居に入るか微妙なライン」だったので、改めて測定して難しそうであれば事前に洗濯機台を用意しておこうと思っていました。

また、内見で測りそびれていた窓の大きさ(カーテンの長さは足りそうか)、玄関や階段の横幅(洗濯機が通れるか)なども確認し、引っ越し当日は安心して荷物を搬入することができました。

新居に引っ越すことで、部屋が広くなる場合も多いかと思います。その際に買い足そうとしている家具を事前に検討しておいたり、レイアウトを決めておくこともできるようになります。

私たちは、無印良品のシミュレーターを使って、事前に家具の配置を決めました。

↓我が家でやったシミュレーションはこんな感じです。

上から見たレイアウト
3Dで見たレイアウト

↓実際に配置した後の現在のレイアウトはこうなりました。

左側にソファ、右側にダイニングテーブルと椅子を配置してほぼシミュレーション通りにできています。

実際に立体的に配置してみることで、置けるのかどうか、狭くならないかなどを確認できます。

以下の動画を参考にしたので、よかったら見てみてください。

④新居の火災保険申込

先程も述べましたが、火災保険は特にこちらから言わなければ管理会社が用意した火災保険に入ることになります。

ですが、割高に設定されているケースが多いので、管理会社には自分たちで加入することを伝えた上で、自分たちで見つけた火災保険に申込ましょう。

私たちは、調べていて安いなと思った「愛ある家財保険」を選び、2年間で「¥7,600」のプランに申込ました。

元々¥18,000の火災保険を用意されていたので、¥10,400の節約ができました。

⑤梱包資材の準備

いよいよ荷造りをしていくのですが、梱包資材が揃っていないとできません。

ダンボールやガムテープなどは引越し業者が無償でくれる場合もありますが、もらえるなら早めにもらっておくといいでしょう。

食器などの割れ物を包む緩衝材、新聞紙、ビニール袋なども必要になるので、自分たちで調達すべきものも順に用意します。

いずれにしても、引っ越し直前になって足りない!となるとバタバタするので、早めに準備はしておくといいと思います。

私たちはダンボールは引越し業者からもらった分で足りて、ガムテープと緩衝材は足りなかったので100円ショップで購入しました。

また、ダンボールが足りなくなった場合はわざわざ買わなくても、スーパーなどでもらえる可能性もあります。

無料でなんとかできないかも考えつつ、用意していきましょう。

⑥荷造り(使用頻度の低いもの)

資材がある程度揃ったら、使用頻度の低いものから荷造りしていきます。

荷造りは思っているよりも時間がかかります。

「食器」、「陶器やガラス素材の雑貨」は緩衝材でくるむ必要がありますし、ダンボールはスペースをあけずに隙間なく詰め込んだほうが荷物が安定するので、大きさや形を考えてパズルのように入れ込んでいく必要があります。

ポンポン突っ込むわけにはいかないので、最低でも1週間前にはとりかかり、仕事をしながらなどであれば1ヶ月前くらいから徐々にやっていったほうが安心です。

⑦不用品の処分(メルカリ、ジモティー、廃棄)

荷造りをしていくと、自ずと「不要なモノ」が出てきて断捨離をすることもできます。

特に大きい荷物は、捨てるにしても粗大ごみとして自治体や専門業者に処分依頼をする必要があります。

そもそも廃棄するのはもったいないので、要らないと分かったら早めに「メルカリ」や「ジモティー」で売りに出しましょう。

個人的には、大きい荷物は配送料が高くなるので、「ジモティー」を利用するのがおすすめです。

私たちは、ジモティーで家具やテレビなどを売って、¥15,000稼ぎました。

また、車を持っていないので、車で引き取りに来てくれる方に限定してとりに来てもらいました。

粗大ごみにしていればむしろ「出費」になっていたところ、「収入」になったので良かったです。

この他、洋服やゲームなどの細かいものは近所の買い取り業者に持っていって処分しました。(数十円にしかならなかったですが、捨てられるよりいいなと思っています。)

⑧転出届の手続き

異なる市町村に引っ越しをする場合は、引っ越し前に「転出届」の手続きをすします。

期限は、「引越し日の14日前から当日まで」です。

前日〜当日はバタバタしていて行く暇はないと思うので、提出できる期間になったら早めに手続きを済ませましょう。

また、2023年2月6日より「マイナポータル」での転出届提出が可能となりました。

役所に行くのは面倒だし、仕事をしていたら平日に行く時間もないですよね。

私たちも「マイナポータル」を利用しましたが、スマホとマイナンバーカードがあれば自宅で15分程度ででき、とても簡単でした。

また、役所に直接行って手続きした場合は「転出証明書」という紙が発行され、転入届の際に持参する必要がありますが、マイナポータル上でデジタル管理されるのでその必要もなくなります。

引っ越しで荷物がぐちゃぐちゃになるときに、大事な書類が増えるのは煩わしいと思うので、その点でもマイナポータルで手続きすることをおすすめします。

⑨冷蔵庫の中身を計画的に消費していく

引っ越し前日に冷蔵庫はコンセントを抜いて水抜きをします。(搬送中に水が漏れると困るため)

そのため、前日までにできるだけ食べ切れるように計画的に消費していったり、買い物も買いすぎないように注意する必要があります。

引越し業者にもよると思いますが、基本的に乾物以外の食料品は運んでくれません。

どうしても消費しきれない調味料だけ自分たちで運べるように、クーラーボックスや保冷剤を用意しておくのも大事なポイントです。(特に夏の引っ越しの場合)

私たちは普段から、冷蔵庫にあるものを洗い出して、それから献立を考えて、足りない分だけ買うようにしていますが、大量に作って冷凍していたので案外消費しきるのがギリギリになりました。

また、引越し日が近づくにつれて食べ物が限られてくるので、後半は同じような料理を連続で食べるようなことも起こりました笑。

前日は食器もしまっているし、ゴミもできるだけ出したくなかったので、外食をしました。

「何日には何を食べる」、「この食材はこの日の料理で使い切る」、などある程度計画を立てていくことで、無駄を出すことなく引っ越しを迎えることができると思います。

引っ越し前日にやること7選

いよいよラストスパートです。

前日までにというよりかは、「前日やるべきこと」として解説します。

  1. 冷蔵庫の水抜き
  2. 洗濯&洗濯機の水抜き
  3. 引っ越し代金の用意
  4. 最後の荷物の詰め込み
  5. 植物の梱包(もしあれば)
  6. 部屋の掃除
  7. 引っ越し当日の段取り確認

前日じゃないと対応が難しいものになり、むしろ前日はこれだけやることがあるので、「スケジュールをできるだけ空けておく」といいと思います。

①冷蔵庫の水抜き

1週間前までの間で計画的に食べ物を消費していき、前日の朝にコンセントを抜いて「水抜き」をします。

コンセントを抜いて一晩おいておくと、冷蔵庫と冷凍庫内の霜が取れて水が出てきます。

その水をしっかり拭き取って、引っ越しで搬送するときに水浸しにならないようにしておきましょう。

詳しいやり方は「引越しで冷蔵庫を運ぶ前の3つの準備と運搬手順の注意点」をご確認ください。

また、冷蔵庫が空になることはめったにないので、この機会に冷蔵庫の掃除をしましょう。

意外と汚れが溜まっていて汚いので、新居でキレイな冷蔵庫を使えるようにしておくと気分もいいです。

②洗濯&洗濯機の水抜き

洗濯機も水抜きをする必要があります。

また、「水抜きをした後〜洗濯機を設置するまで」の間は洗濯ができなくなるので、水抜きをする日の朝に洗濯をし、その後水抜きするのがおすすめです。

やり方は「引越し前日の洗濯機の水抜き手順」をご確認ください。

また、機種によって違う部分もあると思うので、ご自身の洗濯機の取り扱い説明書も併せて確認しながらやりましょう。

③引っ越し代金の用意

引越し業者にもよるかもしれませんが、私たちの場合は引っ越し代金を「当日に現金払い」することになっていました。

なので、現金ぴったりで用意しておく必要があり、前日に銀行で下ろして封筒に入れ、絶対なくさないキッチンカウンターの上に置きました。

これもあまり早く準備すると、どこに保管したか分からなくなったり、間違えてダンボールの中に梱包してしまったりするので直前のほうがいいでしょう。

④最後の荷物の詰め込み

使用頻度が高いものも含めて、前日までにダンボールに詰め込んでいきます。

当日の朝まで使う「タオル」「携帯の充電器」「化粧品」などを除いて、それ以外は全て入れていきます。

また、引っ越し当日に必要な掃除道具や、当日に着る洋服や靴などの身につけるもの、物件に備え付けの備品や説明書は梱包しないように注意しましょう。

⑤植物の梱包(もしあれば)

※観葉植物をお持ちでなければ⑥へスキップしてください。

観葉植物は早くに梱包してしまうと、陽の光が浴びれなかったり、水をあげられなくて枯れてしまうリスクがあります。

できるだけ前日に対応し、「かなり数が多い場合」や「前日は他の作業で忙しいなどの場合」でもせいぜい前々日に梱包しましょう。

また、植物の梱包は、ダンボールの箱を閉じられない場合が多いので、以下の手順でやります。

<小さい植物の場合>

  • ダンボールに入るだけ詰めていく
  • 葉の部分は新聞紙などで覆い、傷がつかないように保護する
  • ダンボールの中のどうしても空いてしまった隙間は、新聞紙を詰めたり、濡れてもいい荷物を入れて、できるだけ動かないようにする

<大きい植物の場合>

  • ダンボールに入れる(もし入りそうなら2ついれる)
  • 閉じれる部分をガムテープでとめてできるだけ動かないようにする
  • 鉢から上の部分(幹や葉の部分)は、さらに上からダンボールで覆い、傷がつかないように保護する

参考にした動画を貼ることができなかったので、よかったらぜひYou Tubeで「植物 梱包の仕方」で検索して動画も見てみてください。

上記のようなやり方で運んで、我が家の植物たちはみんな無事でした。

⑥部屋の掃除

最終的には退去日にキレイな状態になっていればいいのですが、時間に余裕があるならできる掃除は「前日」にやっておきましょう。

退去日は水道をすでに停止している場合が多いと思います。そうすると水が流せず、水回りの掃除がやりにくくなるので、水割りは確実に前日にやっておくのがおすすめです。

また、電気もつかないので、「窓がなくて暗い部屋」もやっておいたほうがいいです。

⑦引っ越し当日の段取り確認

正確には段取りは前日より前に決めておくべきですが、改めて前日に「何時に」「何をするのか」「持ち物はなにか」などを確認しておきましょう。

引っ越し当日は、前日以上にバタバタします。

新居の鍵を受け取りに行ったり、荷ほどきする前に掃除をしたり、やることはたくさんあります。

さらに、「ガスの立ち会い」など時間が決まっているものもあるので、しっかり確認しておくことでトラブルなくスムーズな引っ越しができるようになります。

引越し当日のやることについては、別途記事を作成予定なので、気になる方はよければ「本ブログをブックマーク」してお待ち下さい。

引っ越し前にかかる費用の内訳

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。きっと一番気になるであろう費用面についてご紹介します。

我が家で引っ越し前にかかった費用の内訳は以下の通りです。

初期費用

初期費用の内訳は以下の通りです。

  • 敷金:¥75,000円
  • 家賃(7月分):¥75,000
  • 共益費:¥3,000
  • トラブルサポート代:¥800
  • 保証料:¥37,400

合計:¥193,200

礼金は無しだったのでその分は安く済みました。

共益費、トラブルサポート代は家賃と一緒に毎月かかる費用になります。

「トラブルサポート代」は、「水漏れなどのトラブルがあった際に、24時間サポートをしてくれるサービス」なのですが、要らないので無しにしてもらえないか交渉はしました。

ですが、必ず付けないといけないものらしく、なくなく毎月¥800払っています。

「保証料」というのは、連帯保証人を立てない代わりに保証会社に支払う料金のことです。

ここは何も言えてなかったですが、今思うと連帯保証人も親に依頼すればできたと思うので、無しにする交渉の余地はあったと思います。

仲介手数料

不動産会社に支払う仲介手数料です。

家賃が基準になっており、その何ヶ月分を支払うのかは不動産会社によって異なります。

私たちは、仲介手数料が家賃の0.5ヶ月分の「エイブル」で契約しました。

家賃が¥75,000で、その半額に消費税を足した金額の「¥41,250」を支払いました。

もし仲介手数料が家賃の1ヶ月分であれば、「¥82,500」で2倍の金額を払っていたことになるので、不動産会社はどこを仲介するのかも引っ越しの際の大事なポイントになりますね。

火災保険

先にも述べましたが、火災保険は自分たちで「愛ある家財保険」というところで加入しました。

料金は2年間で「¥7,600」だったので、かなり安く抑えることができました。

引っ越し代

一括見積もりして、一番安くて口コミが良さそうだった「ハート引越センター」を選び、「¥52,800」でした。

最初はレンタカーを借りて、何往復かして自分たちで運ぼうとも考えたのですが、「車で1時間かかる距離」というのと、エレベーター無しの2階からエレベーター無しの3階への運び出しになるので、「体力的にも厳しい」と判断しました。

結果としては、引越屋さんに頼んだことで大きい荷物もスムーズに運んでくれましたし、そのおかげで荷ほどきもだいたい翌日までに終わらせることができました。

また、引っ越し後のダンボールも回収してくれたのも地味に嬉しいポイントでした。

もし、近場の引っ越しで1階から1階、もしくはエレベーター付きの物件なら、レンタカーや自家用車での引っ越しを検討するのも視野にいれましょう。

修復用具代

原状回復するために買ったものの代金です。

私たちは100円ショップで、壁の穴を埋める「かべパテ」と、床の傷を直すものを買いました。

床の方の修復剤はクレヨンのようなものでしたが、クッションフロアということもあり、ほとんど役に立ちませんでした、、

合計で2点買って「¥220」使いました。

梱包資材代

照明やモニター、電子ピアノ、姿見など、「ダンボールには入らないけど、そのまま運ぶには壊れるリスクがあるもの」は100円ショップで緩衝材を買って保護しました。

3袋だけ買って「¥330」使いました。

結局、そういったものがなくても引っ越し屋さんでカバーを用意してくれていたので、緩衝材は不要でした。

そのあたりも引っ越し業者によって違うと思うので、事前に確認しておくと無駄な出費を抑えることができそうです。

また、緩衝材やビニール袋など、何かを買ったときについてきたりするので、引っ越しにそなえて捨てずに保管しておくのも良さそうです。

引越し前にかかった費用の合計金額

「¥295,400」でした。

約30万円かかりましたが、前回の引っ越しでは約40万円かかっていたので比較すると安くなりました。

要因としては以下4点だと考えています。

  • 家賃を下げることで、敷金も仲介手数料も安く抑えられた
  • 礼金がない物件を選んだ
  • 仲介手数料は家賃0.5ヶ月分の不動産会社を選んだ
  • 火災保険は自分たちで加入した
  • 引越し業者は一括見積もりすることで安い業者を選んだ

逆に、もっと安くするためにできたと思うのは、以下2点です。

  • 保証料無しの交渉をする(連帯保証人は自分たちで立てると伝える)
  • 梱包資材は買わない(引越し業者に事前にどんな対応までしてくれるのか確認する)

 

これから引っ越しをしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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まとめ

今回の内容はまとめると以下の通りです。

  • 引っ越し先が決まったらできるだけ早く「退去連絡」をする
  • 引越し業者は「相見積もり」することで、一番安くお得に引っ越せる業者を選ぶ
  • インターネットは、物件によってはそのまま使えない場合もあるので早めに移転手続きをする
  • 原状回復は、まず火災保険が適用されないか確認し、それ以外の部分は自分たちでできるだけ修復する
  • ライフラインも民間会社を使っている場合、引越し先では対応していない場合もあるので注意
  • 新居の契約手続きは「管理会社」と「不動産会社」にそれぞれ足を運ぶ必要がある
  • 部屋の寸法を測っておくことで、新居のレイアウトを考えることができる
  • 荷造りは思っているより時間がかかるので、早い段階から少しずつ進める
  • 大型家具など配送料がかかる不用品の処分は「ジモティー」が有効的
  • 転出届は入居日の14日前〜当日までに済ませる(マイナポータル上でやるのがおすすめ)
  • 冷蔵庫の中身は計画的に消費していき、食材の無駄が出ないようにする
  • 引っ越し前日はやることが多いので予定を空けておく
  • 冷蔵庫と洗濯機は「水抜き」が必要
  • 特に水回りの掃除は引っ越しの前日までにやっておく
  • 節約しながら引っ越しをしたら、費用は約30万円だった
  • 不要なものは無しにしてもらう交渉をしたり、安い業者を選ぶことで安く済ませられる

ボリュームが多くなりましたが、「賃貸二人暮らしの引っ越し」で引っ越し前にやることリストとしては網羅できていると思います。

安く抑えるポイントも記載しているので、実際に引っ越しをする際に再度確認して、「安く」「無駄なく」「抜け漏れなく」引っ越しをしてください。

以上、これから引っ越しを考えているみなさんの参考になっていると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

また、「You Tube」「Instagram」など他のSNSでも情報発信しているので、よかったら覗いてみてください^_^

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