賃貸の引っ越しで「入居日」にやること14選!入居日当日に「必要なモノ」とかかった「金額」も解説。

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こんにちは、choppiです。

引っ越しは荷造りや各種手続きが終わると、後は引越し当日を迎えて"荷物を移動するだけ"だと思っていませんか?

実は引っ越し当日、つまり「入居日」にはやっておくべき準備や対策がたくさんあります。

悩んでいる人
悩んでいる人

じゃあ引っ越し当日って何をすればいいの?
入居前の掃除って何をどこまでやるべきなんだろう?

そういった方に向けて今回は、【賃貸の引っ越しで入居日にやるべきこと】を14項目にまとめ、その理由とともに解説します。

2023年7月1日入居で我が家でも実際に引っ越しをしたので、そのときにやった「具体的な方法」「必要なモノ」、かかった「金額」もご紹介します。

やるべきことはたくさんありますが、全部やると出費も増えてしまうため、私たちが「本当に必要」と判断して実践したことを節約目線で解説します。

本記事の内容
  • 入居日に準備や対策をしておくべき理由
  • 賃貸の引っ越しで入居日にやるべきことを解説
  • 入居日当日に「必要なモノ」をご紹介
  • 入居日当日にかかった「金額」をご紹介

 

また、荷造りや各種手続きなど、「引越し前にやること」については、以下の記事で解説しているので、引っ越しを控えている方はぜひ、併せてご確認ください。

それでは、早速順番に解説していきます。

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我が家の引っ越し条件

まず本題に入る前に、この後のお話を理解しやすくするため、我が家が引っ越した「新居の条件」をご紹介します。

というのも、「築浅」の物件であれば対策はそこまでしなくても問題なかったり、1階の物件であれば害虫対策が必須になるなど、条件によって多少やるべき対策が変わると考えているからです。

<我が家の新居の条件>

  • 賃貸アパート
  • 3DKの3階
  • 専有面積:約52㎡
  • 向き:南西
  • 築年数:29年(内装はリノベ済)

私たちが以前住んでいた物件は築年数が「9年」でキレイだったので、入居日に対策したことは少なかったですし、それで実際特に問題なかったです。

ですが今回は築年数が「29年」で少し古めの物件だったため、特に「G」が怖くて害虫対策は念入りに行っています。(必要十分な範囲で)

入居日に準備や対策をしておくべき理由

入居前の「準備」や「対策」とは、汚れを防止するための作業や、害虫対策などが挙げられます。(次の章で詳しく解説します。)

日々の生活が快適になることはもちろんですが、"入居日にやっておくべき"なのはどんな理由があるのでしょうか?

入居日に「準備」や「対策」をしておくべき理由は以下4つだと考えています。

  1. 住み始めてからの掃除が楽になる
    例えば、事前に換気扇にフィルターを付けておくことで、換気扇自体の掃除ではなく、フィルターを交換するだけでよくなります。
  2. 何もない状態で準備をすることで、二度手間を防げる
    荷ほどきをした後で取り掛かろうとすると、場所によってはせっかく整理した荷物を出さないといけないこともあります。
  3. 何もない状態で準備をすることで、大掛かりな害虫対策ができる
    家具やペットなどの影響を気にしたり、そのためにカバーをかけるなどの手間をかけることなく、バルサンやアースレッドのような燻煙(くんえん)を使った害虫対策ができます。
  4. 退去時のトラブルを未然に防げる
    入居前の状態の証拠を残しておくことで、退去時に管理会社や大家さんとのトラブルを防いだり、不要なクリーニング代を支払うリスクを防ぐことにもつながります。

以上の理由から、入居日はバタバタして忙しくても、準備や対策をしておくべきなのです。

それでは以下で、実際に「入居日にやること」を時系列ごとに解説します。

賃貸の引っ越しで入居日にやること

優先的にやるべきことから時系列で解説していきます。

入居日になったらすぐにやること

何よりもまず最初にすぐやるべきことは以下3つです。

  1. 鍵の受け取り
  2. 電気、ガス、水道、エアコンが使えるか確認
  3. 新居の傷や汚れの証拠写真の撮影

①鍵の受け取り

当たり前ですが、鍵の受け取りをしないと新居に入ることができません。

受け取れるタイミングは、管理会社や物件によって異なると思いますが、入居日の当日、もしくは前日という場合も多いと思います。

その場合、前日が平日だと受け取れない、当日は引っ越し業者が来るのが◯時だから◯時には鍵を取りに行く、、、のようにある程度スケジュールを考えて行動する必要があります。

私たちの場合は、入居日の前日から受け取れましたが、少し旧居から遠くて面倒だったので「入居日の当日の朝」に受け取りに行きました。

受け取れる時間帯も決まっている(管理会社の営業時間など)ので、注意しましょう。

②電気、ガス、水道が使えるか確認

ライフラインの手続きをしたときに、新居で電気、ガス、水道を使える日時を決めると思います。

その時間を過ぎないと確認はできませんが、できるだけ早めに確認しておきましょう。

これからその家で生活するのに、電気が点かない、水が出ない、となったら困ってしまうので、もし不備があれば早めに連絡して当日中に解決できるように動きましょう。

また、ガスについては立ち会いで業者に開始作業をしてもらうことになります。

これも鍵の受け取りをした後で「確実に新居にいる時間帯」に来てもらえるようにスケジュールを組みましょう。

③新居の傷や汚れの証拠写真の撮影

賃貸の場合は、入居前に壁紙、床、ドア、クローゼット、ベランダ等々、部屋中の状態をチェックしておきましょう。

傷や汚れがある箇所については、写真を残して、該当箇所を早めに管理会社に連絡します。

そうすることで、退去時に管理会社や大家さんとのトラブルを防いだり、不要なクリーニング代を支払うリスクを防ぐことにもつながります。

私たちは、部屋中をくまなくチェックし、小さな汚れも含めて全部写真に残しました。

写真を取るときは、「アップの写真」と「引きの写真」の2パターン撮ります。(該当箇所と、それが部屋の中のどこのことなのかが分かるように)

↑該当の箇所をまず撮影。ただし、これだとどこの壁なのか分かりづらいため、、、

↑引きの写真も撮って具体的にどこの箇所なのか分かるようにする。(洗面台の左側の汚れのことだ!)

私たちは念のため動画も撮り、管理会社からもらっていた「傷チェックシート」も提出しました。

無駄なクリーニング代は絶対払いたくないので、徹底しました笑。

引っ越しの荷物が届くまでにやること

荷物が届いてしまうとやりにくいこと、つまり引越し業者が新居に到着する前にやっておくべきことは以下4つです。

  1. 害虫駆除の「燻煙剤」を使う
  2. 天井、壁、床の拭き掃除
  3. 家具家電の設置について確認
  4. 洗濯機の土台設置

①害虫駆除の「燻煙剤」を使う

住み始める前にやっておきたいのが、「くん煙剤」による害虫駆除。

部屋中の見えないところに潜んでいるゴキブリ、ダニ、ノミなどの害虫を一度に退治してくれるものです。

私たちの新居は築年数が少し古めなので不安があり、これから住む上で安心できるように使うことにしました。

くん煙剤には主に以下の3タイプがあります。

  • 駆除能力が高い「煙」タイプ
  • 初めてでも使いやすい「水」タイプ
  • 煙や臭いが気にならない「霧」タイプ

私たちは、煙タイプは少々扱いづらそうでアパートだと使えなさそうだったのと、水タイプより駆除能力が高そうだった「霧」タイプを使いました。

使用上何も問題なく、引っ越し後(まだ3週間弱ですが)まだ虫は見かけていないので、一定の効果を感じています。(蚊やコバエは見ますが許容範囲なので気にしていませんし、それくらいは窓から侵入していそうだなと思っています。)

また、「燻煙剤」の使用には「窓は閉める」「収納や部屋内の扉は開ける」「使用後は換気する」などのやり方・注意事項があるので、必ず買った商品に記載されているやり方に沿って使ってください。

②天井、壁、床の拭き掃除

引っ越しの荷物は大量に運び出されるので、内装の掃除は先にやっておくと、やりやすくてオススメです。

意外と天井や壁もクイックルシートで拭き取ると汚れているのが分かります。

床もこれまで色々な人が内見などで出入りしているので、拭き掃除をしておきましょう。

ただ、ダンボールが運ばれたり、荷ほどきをしてゴミが出たりはするので、「床」は軽くでいいと思います。

③家具家電の設置について確認

特に冷蔵庫や洗濯機などの「大型家電」、ベッドなどの「大型家具」は引越し業者の方に設置まで完了してもらうものです。

後から自分たちで動かすのは難しいため、荷物が届く前に、きちんと「どこに」「どんな向きで」設置するのか考えておきましょう。

④洗濯機の土台設置

引っ越しの荷物として届くかもしれませんが、土台(かさ上げ台)がないと洗濯機を設置できないと思うので、先に土台を設置できるようにしておきましょう。

旧居から運び出すときに、洗濯機より土台が先に新居に搬入されるように、引越し業者の方に伝えておくといいと思います。

荷ほどき前にやっておくこと

引っ越しの荷物が届いた後でもOK!だけど荷ほどきして荷物をしまいこむ前にやっておくべきことは以下2つです。

  1. キッチン収納にすべり止めシート設置
  2. シンク下、洗面台下の隙間埋め

①キッチン収納にすべり止めシート設置

キッチンの収納部分に設置するものです。効果は以下のようなことが挙げられます。

  1. 食器を直接置くことによる傷や汚れを防止
  2. 食器のカチャカチャ音の防止
  3. 食器が動きにくく、整理しやすくなる
  4. 抗菌効果
  5. 防虫効果

食器やキッチン用品を全て収納してしまってからだと、シートを設置するのは面倒なので、荷ほどきの前にやっておくのがポイントです。

私たちはニトリの「抗菌すべり止めシート(35X180)」を使いました。ハサミで簡単にカットできるし、食器が固定されるので使ってよかったです。

②シンク下、洗面台下の隙間埋め

キッチンのシンクの下や、洗面台の下には水道管が通っています。

ここの隙間から下水の臭いを防いだり、虫が侵入してくるのを防ぎます。

パテで隙間を埋めるやり方もありますが、私たちは持っていた「マスキングテープ」を使って塞いでいます。(100円ショップで購入できます。)

これもモノを収納した後だとやりづらくなってしまうので、荷ほどき前にやっておきましょう。

入居日〜3日以内にはやっておくこと

緊急性は低いものの、本格的に生活が始まる前にやっておいたほうがいいことは以下5つです。

  1. 排水溝のゴミ受け設置
  2. ゴムパッキンにマスキングテープ
  3. 換気扇のフィルター設置
  4. ブラックキャップ設置
  5. 網戸に虫コナーズ撒布

①排水溝のゴミ受け設置

<設置箇所>

  • キッチン
  • 洗面所
  • お風呂場

排水口のゴミ受けは元々備え付けられていますが、プラスチックだと掃除がしづらいし、汚れが目立つので私たちは「ステンレス」のゴミ受けを使っています。

今年の2月に購入しましたが、本当に買ってよかったと思っています。

排水溝の掃除はやる気が出にくい箇所ですが、汚れや髪の毛などのゴミが取りやすくてストレスが減りました。

我が家のように自分で買った「排水溝のゴミ受け」をお持ちの場合は、水回りを使い始める前に設置しましょう。

一度使ってしまうと、キレイに掃除をしてからしまう必要が出てしまうので、余計な手間を省くためにも早めにやりましょう。

②ゴムパッキンにマスキングテープ

<設置箇所>

  • キッチン
  • 洗面所

これも水回りですが、洗面台の隙間や、キッチンの隙間にゴムパッキンで埋められていることが多いと思います。

ですが、ゴムパッキンは汚れがくっついて掃除しにくいです。

「マスキングテープ」を貼っておくことで表面がなめらかになり、拭いたらサッとホコリが取れるようになります。

前の家でもやってましたが、マスキングテープを貼っている部分が目立つこともなく、張り替えることもなかった(意外とマスキングテープは丈夫!)なので、やっておくべきだと思います。

③換気扇のフィルター設置

<設置箇所>

  • キッチン
  • 洗面所
  • お風呂場
  • トイレ

換気扇は「アミアミ」になっているのと、天井付近の高いところに設置されているので、非常に掃除がしにくいです。

一方、大事な空気の通り道なので、汚れている状態のまま過ごすのは気分的にちょっとイヤですよね。

そういった場合に「フィルター」を予め設置しておくことで、フィルターが汚れたら交換するだけ、というふうに掃除をサボることができるようになります。笑

しかも100円ショップで購入できるもので性能は十分です。

特にキッチンの換気扇は汚れやすく、サイズも大きいので掃除したくない箇所ですが、フィルター交換だけで済むのでとても楽です。

④ブラックキャップ設置

<設置箇所>

  • キッチンシンク下
  • キッチン棚
  • 冷蔵庫とラックの間
  • 窓周辺

「ブラックキャップ」とは、ゴキブリ用の毒餌剤(どくじざい)です。

ブラックキャップ内に薬が入っており、それを食べたゴキブリが死滅するという商品です。

正直、今のところ効果はイマイチ分かっていません。ゴキブリを寄せ付けるものではなく、すでに室内にいるゴキブリを退治するものなので、そもそも室内にいなければ意味ないです。

とにかく「G」が出たら怖いので設置はしていますが、遭遇してしまったときはゴキブリ用の殺虫剤で仕留めればいいんじゃないかなと思っています。

⑤網戸に虫コナーズ撒布

虫を寄せ付けないために、網戸にスプレー型の虫コナーズを撒きます。

網戸の隙間から小さいが虫が入ってくるのは地味にストレスですし、我が家は観葉植物をたくさん置いているので、虫を寄せ付けやすいと考えているため、やっています。

 

以上が、【入居前にやること】です。

私たちは以下の動画を参考にして入居前にやるべきことを精査して実行しました。

この方の動画では、掃除も害虫対策もかなり網羅されており、「全部完璧にしておきたい!」という方はぜひ参考にしてください。

そこにお金かけるべきかな?と疑問に思うことについては我が家では実行していません。

例えば、シンクや洗面台に使う「撥水コーティング剤」、お風呂で使う「防カビ燻煙剤」は効果は3ヶ月程度までしか続かないようですし、普段からこまめに掃除していればいいかなと思ったのでやっていません。

また、「入居前にやるべきってみんな言ってるから...」という理由であれもこれも買っていると結構な金額になっていきます。

自分で考えて、本当に必要だと思うモノだけ買って、実行していきましょう。

入居日当日に必要なモノと金額

上記で記載した「入居日にやること」で使う掃除用具や、対策グッズをこちらでまとめています。

そして合計でいくらかかったのでしょうか?

入居日当日に必要なモノ

  1. 害虫駆除の燻煙剤
  2. クイックルワイパー(自宅から持参)
  3. クイックルシート(自宅から持参)
  4. 抗菌すべり止めシート
  5. 排水溝のゴミ受け(自宅から持参)
  6. マスキングテープ(自宅から持参)
  7. 換気扇フィルター(自宅から持参)
  8. ブラックキャップ
  9. 虫コナーズ
  10. ハンドソープ(掃除をして手が汚れるため)
  11. タオル(洗った手を拭くため)
  12. ハサミ(グッズを買ってタグなどをカットするため)
  13. スリッパ(掃除する前の床はあまりキレイじゃないため)
  14. トイレットペーパー(新居ですぐにトイレを使えるように)

買ったモノの合計金額

自宅から持参できたものも多く、入居日当日に必要なモノで買った金額の合計は「¥4,645」でした。

持参できたものもありますが、対策を全部やろうとしていたら1万円くらになっていたと思います。

対策をしないでそのまま住んでいる方もたくさんいると思うので、そう考えると本当に必要最低限だけできていればいいと思います。

引っ越し前後は、初期費用や新しい家具の新調などでたくさんお金を使っており、「引っ越しハイ」になっています。

こういった細かいモノも慎重に選んで買い物するようにしましょう。

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まとめ

今回の内容はまとめると以下の通りです。

  • 入居日は部屋に何もない状態なので、対策や掃除をしておくチャンス
  • 住み始める前の状態を記録しておくことで、退去時のトラブルを防ぐ
  • ライフラインの状態確認、部屋中の汚れや傷の確認はすぐにやる
  • 引っ越しの荷物が届く前に「害虫駆除」「拭き掃除」「家具家電の設置箇所確認」「洗濯機の土台設置」をやっておく
  • 荷ほどき前に「キッチン収納すべり止めシート」「シンク下洗面台下の隙間埋め」をやっておく
  • 本格的な生活が始まる前に「排水溝のゴミ受け設置」「ゴムパッキンにマスキングテープ」「換気扇にフィルター設置」「ブラックキャップ設置」「網戸に虫コナーズ撒布」をやっておく
  • 入居日にやること14選で、必要なモノも14種類、かかった金額は約¥4,500だった

特にやっておいてよかったと思うのは「キッチン収納すべり止めシート」「排水溝のゴミ受け設置」「ゴムパッキンにマスキングテープ」「換気扇にフィルター設置」の4つです。

普段の使い勝手や、掃除がとても楽になるので最低限でもこの4つはやっておくのをおすすめします。

その他はご自身に合った準備・対策を考えつつ、必要だと思った部分だけ参考にしてみてください。

「入居日の1日の流れ」はこちらの記事でご紹介しているので、よければ併せてご覧ください。

その他の引っ越し関連記事はこちらにまとめています。

以上、これから引っ越しを考えているみなさんの参考になっていると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

また、「You Tube」「Instagram」など他のSNSでも情報発信しているので、よかったら覗いてみてください^_^

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