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ダイビングライセンス(Cカード)とは?種類と取り方をやさしく

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ダイビングライセンス(Cカード)とは?種類と取り方をやさしく

この記事でわかること

  • ダイビングの「ライセンス」の正体(国家資格ではなくCカード)
  • 指導団体の違いと、最初に取るランクでできること
  • 有効期限やブランクが空いたときの考え方

「ダイビングのライセンスを取りたい」。そう検索したものの、種類が多くて何を選べばいいか分からない。よくある入り口です。じつは「ライセンス」という呼び名からして、少し正確ではありません。ここでは、そもそもCカードとは何かから、最初の一枚で潜れる範囲、団体の違いまで、順番に見ていきます。読み終えるころには、申し込みボタンを押す前に何を確認すればいいかが分かります。

ちょっぴー
ちょっぴー

ライセンスって、車の免許みたいに国が出すやつニャ?落ちたりするの?

ろっぐ
ろっぐ

それがね、国家資格じゃないんだ。民間の指導団体が出す「認定証」、それがCカード。落とすための試験というより、安全に潜れるようになったことの証明だよ。

「ライセンス」は国家資格ではなく「Cカード」

まず、大事なところから。ダイビングの「ライセンス」は、運転免許のような国家資格ではありません。正しくはCカード(Certification Card=認定証)と呼びます。民間の指導団体が、「この人は講習を修了し、自分で潜るための知識と技術を身につけた」と認定した証明書です。だから、更新のための試験や、期限切れで無効になるといった仕組みは基本的にありません。

この認定証を発行する団体は日本国内にいくつもあり、主要な団体が集まってCカード協議会を作っています。協議会は国内の主要15団体で構成されていて、PADIやNAUI、SSIといった名前がそこに並びます(2026年9月時点)。どの団体のカードでも、「レジャーダイビングの認定証」という位置づけは共通です。

指導団体の違い(共通して言えること)

団体が複数あると、「どこで取るのが正解?」と身構えます。ただ、初心者が最初の一枚を取る段階では、団体による差はそれほど大きくありません。共通しているのは、次のような点です。

  • 学科・限定水域(プールなど)・海洋実習という講習の流れは、どの団体もほぼ同じ
  • 取ったCカードは、団体をまたいで世界中のショップで通用する(国際的に認められている)
  • 次のランクへ進むとき、別の団体の講習も受けられる

違いが出るのは、教材の作りや、講習の細かい進め方、対応する言語くらい。正直なところ、最初の一枚を団体名で選ぶ必要はほとんどありません。それより、通いやすいショップやインストラクターとの相性で選ぶほうが、実際に続きます。私も、まず近さで選んでいいと考えています。ただし数字(年齢や深さ、本数)は団体ごとに違います。ここではいちばん普及しているPADIを例に、「PADIの場合」と示しながら進めます。

最初のランク(オープンウォーター)でできること

最初に取る人がいちばん多いのが、オープンウォーター・ダイバーと呼ばれるランクです。「ひとりで(正しくはバディと組んで)潜れる」ようになるための、最初の認定です。PADIの場合、このカードで潜れる深さは最大18mまで。ガイドやバディと一緒に、自分たちの判断で潜れるようになります。

もう少し手前に、スクーバ・ダイバーという部分的な認定もあります。PADIのスクーバ・ダイバーは、インストラクターの監督のもとで最大12mまで。限定水域3本と海洋実習2本で取れる、オープンウォーターより短いコースです。時間が取れない人がここまで先に取り、あとからオープンウォーターへステップアップする、という進み方もできます。それぞれで身につく内容の違いは、オープンウォーター講習では何をする?にくわしくまとめました。

ランク(PADIの場合)できること深さの上限
スクーバ・ダイバーインストラクター監督のもとで潜る最大12m
オープンウォーター・ダイバーバディと自分たちの判断で潜れる最大18m

講習の中身(学科・プール・海)

ライセンスを取る講習は、大きく3つに分かれます。ひとつめが学科。圧力が体に及ぼす影響、器材の使い方、安全に潜るためのルールを、教材や動画で学びます。ふたつめが限定水域。プールや、波のない浅い海で、マスクに入った水を出す・浮力を調整する、といった基本のスキルを練習します。PADIの場合、限定水域は5本以上。みっつめが海洋実習で、実際の海でそのスキルを使いながら潜ります。PADIのオープンウォーターでは、海洋実習は4本以上です。

「テストに落ちたらどうしよう」と心配する人がいますが、講習は落とすためのものではありません。できるようになるまで練習に付き合ってくれるのが前提です。学科の筆記もありますが、教材を読んでいれば答えられる内容で、間違えたところはインストラクターが説明してくれます。

取らなくていい人・取ったほうがいい人

全員が取る必要はありません。「年に一度、旅行先で一本だけ潜れれば十分」という人なら、体験ダイビングを続けるほうが気楽です。予約して、器材を借りて、インストラクターと潜る。それで満足できるなら、無理に講習を受けなくてもいいんです。体験と講習のどちらから始めるか迷うなら、体験ダイビングとライセンス、どっちから?で選び方を整理しています。

逆に、次のような人はカードを取ったほうが、長い目で見て得です。何度も潜りたい人、深いところや地形のおもしろい場所を見たい人、パートナーや友だちと一緒に潜りたい人。ファンダイビングに参加できるようになり、行ける海がぐっと広がります。健康面で気になることがある人は、申し込み前に生理・持病・妊娠中のダイビングで健康チェックの考え方を見ておくと安心です。

有効期限はある?ブランクが空いたら

Cカードそのものに、有効期限はありません。一度取れば、10年後でもカードは有効です。ただし、体が覚えたスキルは、潜らない期間が長いとどうしても鈍ります。しばらく間が空いてから久しぶりに潜るときは、多くの団体がリフレッシュのためのプログラムを用意しています。PADIにも、ブランクダイバー向けの復習プログラムがあります。カードが切れる心配はいらない。でも、体は少しずつ忘れる。だから久しぶりのときは、いきなり深い海ではなく、浅いところで感覚を取り戻すのがおすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q. ダイビングのライセンスは国家資格ですか?

いいえ。運転免許のような国家資格ではなく、民間の指導団体が発行するCカード(認定証)です。更新試験や期限切れの仕組みは基本的になく、一度取れば有効です。

Q. 最初はどの種類を取ればいいですか?

いちばん多いのはオープンウォーター・ダイバーです。PADIの場合、バディと最大18mまで潜れます。時間が取れない人は、先に部分認定のスクーバ・ダイバー(PADIで最大12m)を取り、あとからステップアップする方法もあります。

Q. どの団体のカードを選べばいい?

最初の一枚では団体による差は小さく、どのカードも世界中で通用します。団体名より、通いやすいショップやインストラクターとの相性で選ぶほうが続けやすいです。

ライセンスは、海の中で自由に動くための一歩めです。国家資格ではないぶん、身構えなくて大丈夫。次は、その講習にいくらかかって何日で取れるのかを見ていきましょう。

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この記事は一般的な情報のまとめです。年齢・深さ・本数などの条件は指導団体やコースによって異なります。最新の基準と、健康面の可否については、受講するショップや医師にご確認ください。

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