こんにちは、choppiです。
なんとなく食費が高い気がするけど、どうやって節約すればいいんだろう?
食費っていくらが理想の金額なの?
こんな悩みを抱えている方に向けて、本記事では【二人暮らしの食費を自炊して月2万円台に抑えるコツ】について解説します。
✔ 本記事を読むことで解決できるお悩み
- 食費って具体的にどうやって節約するの?
- 食費を節約するべき理由ってなに?
- 二人暮らしの平均の食費っていくらなの?
✔ 本記事の信頼性
記事を読み終えると、食費を抑えるための具体的な節約術を知ることができ、私たちのように月2万円台に抑えることも可能になります。
今日からでも簡単にできるもの、劇的に安く済ませられる裏技もご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それでは、早速順番に解説していきます。
もくじ
二人暮らしで食費を節約するべき理由
そもそも、生活費の中でもなぜ「食費」を節約するべきなのでしょうか?
まずは「食費を節約するべき理由」をきちんと理解しておくことで、節約のモチベーションを上げましょう!
食費を節約するべき理由は以下3つです。
- 食費は生活費の30%近くを占める大きなコストだから
- 食費は節約しやすい費用だから
- 2023年4月に約5,000品目の食品が値上がりしたから
以下で詳しく解説します。
食費は生活費の30%近くを占める大きなコストだから
生活費(家計の全ての消費支出)に対する食費の割合には、「エンゲル係数」という名前がついています。
この「エンゲル係数」は家庭によって差はありますが、例えば2023年6月の二人暮らし世帯の場合、約30%※となります。
※総務省統計局の「家計調査報告-2023年(令和5年)6月分及び4~6月期平均-」の「2消費支出とその内訳」より算出。
つまり、全体生活費の中の3分の1を食費が占めており、かなり大きなコストなのでここを削減するとインパクトが大きいことが分かります。
食費は節約しやすい費用だから
食費の占める割合は大きいですが、節約しやすいのが救いです。
例えば、家賃も生活費に占める割合が大きいため、安くできればベストですが、引っ越しはそう簡単にできるものではないですよね。
一方、食費は今日の買い物から実践することができ、取り入れやすい節約がたくさんあります。
2023年4月に約5,000品目の食品が値上がりしたから
今年に入って値上がりがありましたが、直近の2023年4月には5,000品目以上の食品の値上がりがありました。
背景としては原材料価格の高騰であり、今後も値上がりする品目が増えたり、金額が上がっていく可能性はあります。
今まで通りの買い物をしていると、知らないうちに食費が家計を圧迫することに繋がりかねません。
「食費を安く済ませられないか」と意識して賢く買い物することが重要になっていきます。
二人暮らしの平均の食費
みんなは食費にどれくらいお金を使っているのか気になりますよね。
総務省統計局の2021年家計調査によると、二人暮らし世帯の平均食費は、「¥66,327」です。
ただし、これは外食を頻繁にしている家庭も含まれていたり、収入が高い人も含まれていたりするので、安易に「平均より安いから大丈夫じゃん」と思わないようにしてください。
二人暮らしの理想の食費の目安
「じゃあ理想の食費はいくらならいいの?」と思われた方も多いでしょう。
一般的に理想の食費の割合は世帯手取り(二人暮らしなら二人分の手取り金額)の15%程度と言われています。
例えば世帯手取りが合わせて30万円の場合は¥45,000、40万円の場合は¥60,000が理想の食費です。
ご自身の世帯手取りに対して、15%がいくらになるのか計算し、現在の食費がそれより多ければ早急に節約を実践していきましょう。
二人暮らしの食費を自炊して「月2万円台」に抑えるコツ
ここからは、本題である具体的な節約術を解説していきます。
前章で食費が高いことに気づいた方、月2万円台まで安く抑えたいと思った方はぜひ実践してみてほしいです。
「買い物」をするとき、「調理」をするときで分けて解説しているので、できそうなものをチェックしてみてくださいね。
※外食はせずに自炊だけで2万円台に抑えることを前提に解説しています。
買い物をするときの節約術8選
買い物は、スーパーに行くまでの間にきちんと「準備」ができているかどうかが特に重要です。
「そろそろ食材買い足した方がいいかも?」と何も考えずに適当に買っていると、高い食材を選んでしまったり、使い切れない量を買って無駄にしてしまうリスクがあります。
ここでは買い物前の準備としてやるべきことを中心に解説していきます。
買い物するときの節約術は以下の8つです。
- 1ヶ月分の食費の予算を決める
- 週に1回、1週間分の予算でまとめ買いをする
- 冷蔵庫の中身を確認する
- 1週間分の献立を作り、買うものをメモする
- お腹が満たされてから買い物に行く
- 商品は松竹梅の梅を選ぶ
- アプリやクレジットカードでポイントを貯める
- 買い物直後すぐに家計簿をつける
①1ヶ月分の食費の予算を決める
まずは予算を決めましょう。
食費は節約しやすいですが、簡単に跳ね上がってしまう費用でもあります。
前章の理想の食費を目安に1ヶ月分の予算を決め、調整できるようにするのが節約の第一歩です。
②週に1回、1週間分の予算でまとめ買いをする
一人暮らしだと1週間分も買うと余らせてしまうことがありますが、二人暮らしであれば1週間分まとめて買ってしまう方がいいでしょう。
理由としては、以下2つです。
- まとめ買いした方が、単価が安くなることがあるため
- 買い物に行く頻度を減らしたほうが、余計なものを買うリスクを減らせるため
大抵の野菜なら1週間以上持ちますし、肉や魚は食べきれなければ冷凍すればOKです。
また、①で決めた1ヶ月分の予算から1週間分の予算を算出します。
例えば1ヶ月分の予算を¥28,000に設定したら、1週間分の予算は¥7,000なので、¥7,000以内に収まるように食材を買っていきます。
③冷蔵庫の中身を確認する
ここからは買い物当日にやることです。
買い物当日、まずは冷蔵庫の中身を確認します。もし常温に置いていて早めに消費した方がいい野菜やフルーツがあればそれも確認します。
冷蔵庫の中身を日頃から整理整頓しておくことも大事になってきますね。
我が家では3COINSの「電子メモパッド」を冷蔵庫に貼り付けており、買い物当日になったら冷蔵庫の中身をチェックしてメモしています。
④1週間分の献立を作り、買うものをメモする
③で確認した食材で作れるものを考え、1週間分の献立を作ります。
献立を決めた上で買うものを決めていくことで、無駄なく1週間分の食材を使い切ることに繋がります。
また、「レシピ通りの献立」にしないこともポイントです。
レシピに載っている「牛ひき肉」は「豚ひき肉」に変えたり、持っていない調味料は他の調味料で代用するなどの工夫ができます。
ちなみに、買うものをメモするときはiPhoneのデフォルトで入っているメモアプリを使っています。
↑こんなふうに食材の種類ごとに分け、チェックボックスを活用すると買い物しやすくておすすめです。
⑤お腹が満たされてから買い物に行く
地味な節約術ですが、スーパーは食材で溢れていて、特にできたてのお惣菜などを見るとついつい買ってしまいたくなりますよね。
お腹が空いている状態で行くと食欲に負けてしまうことがあるので、できれば食事をした直後に行くのがおすすめです。
⑥商品は松竹梅の梅を選ぶ
今どきのスーパーはかなり便利で、1つの食材でも複数種類の商品が並んでいます。
いろいろ選べるのは嬉しいものの、どれにするか迷ってしまいますよね。
実は人間の思考回路では、中間の値段の商品を手に入れやすい傾向があるようですが、ここはできるだけ一番安い商品を選ぶのが節約のコツ。
何かこだわりがある場合は買ってもいいですが、脳死で松竹梅の竹を選ぶのはやめましょう。
特に毎週買うものなどは松竹梅の梅に分類される商品を選び、長い目で見て安く済むようにするのがおすすめです。
⑦アプリやクレジットカードでポイントを貯める
スーパーによっては専用のアプリがあり、ポイントを貯められると思います。
やはり支払う金額が大きいため、ポイントは溜まりやすく、クーポン券がもらえることもあります。
また、支払いはクレジットカードにすることでポイント還元も受けられます。
1回分の買い物だけで見ると節約の実感は少ないかもしれませんが、年間で見れば数千円〜数万円お得になる可能性があります。
⑧買い物直後すぐに家計簿をつける
買い物が完了したら終わりではありません。
自宅に帰ったら忘れないうちに家計簿をつけましょう。
予算以内で買えたか、オーバーしてしまっているなら来週はどうするべきかを考えて、買い物をしていきます。
また、我が家の家計簿はNotionでつけており、これで全体の生活費も毎月20万円以内に収められています。
作り方も簡単なので、もし家計簿をまだつけていないという方は以下の記事を参照してみてください。
調理するときの節約術2選
食費は買ったときだけでなく、どのように調理するかも大事です。
調理するときの節約術は以下の2つです。
- 一度にたくさん作る
- 食品ロスを減らす
①一度にたくさん作る
買い物をするときの節約術②で「まとめ買い」をすることを解説しましたが、調理するときもまとめてたくさん作ってしまいましょう。
また調理の頻度が減ることでガス代や電気代の削減にも繋がりますし、手間も省けます。
我が家では土日のどちらかで1週間分の買い物をし、帰ってきたら1週間分の献立を一気に作っています。(前の週で作って冷凍保管しているおかずもあるので、正確には4日分くらい作っています)
②食品ロスを減らす
食品ロスは節約の最大の失敗だと考えています。
単純にもったいないですし、せっかくお金を払って買ったものが無駄になるのはなんとしてでも避けたいところ。
食品ロスを減らすためには、献立を決めた上で食材を買うこと、一度にたくさん作ることである程度解消できますが、それでも余ってしまったら「冷凍」という伝家の宝刀を使いましょう笑。
だいたいの食材は冷凍庫に入れれば長期間保管できます。(豆腐やこんにゃくなど、水分が多いものは冷凍すると美味しくないので注意!)
キノコや牛肉など、ものによっては冷凍したほうが栄養価が上がるものもあるので、上手く冷凍庫を活用して調理しましょう。
二人暮らしの食費を劇的に安くする裏技2選
普段のスーパーでの買い物に加え、以下2つの方法を取り入れると劇的に食費を安く抑えられます。
- ふるさと納税を活用する
- 家庭菜園で野菜を育てる
①ふるさと納税を活用する
「ふるさと納税」とは、好きな自治体の商品を買うことで、買った金額分(手数料の¥2,000は除く)の税金控除を受けつつ、返礼品を受け取れる制度です。
返礼品として食材はかなり多くの種類が用意されており、ここで「肉」や「米」、普段から頻繁に買っている「加工食品」などを選べば、たった¥2,000で食材をたくさん手に入れることができます。
寄付限度額は収入によって代わりますが、我が家は2人でだいたい5〜6万円分の食材を返礼品としてもらっているので、これだけでかなりの節約ができています。
②家庭菜園で野菜を育てる
ちょっとハードルは高いかもしれませんが、安く苗を買って何個も収穫できる「家庭菜園」はコスパは最強です。
例えば、ミニトマトであれば1株200〜300円で購入することができ、100個ほど収穫できます。
土代、肥料代、水道代を考慮してもスーパーで買うよりかなりお得ではないでしょうか?
まだ我が家でも実践できていませんが、育てやすそうな野菜からチャレンジしてみたいと思っています。
まとめ
最後に、本記事で解説した内容をおさらいしておきましょう。
- 食費を節約するべき理由は、大きなコスト且つ節約しやすいから
- 二人暮らしの平均の食費は約6.5万円、理想の食費の目安は世帯手取りの15%程度
- 買い物をするときの節約術8選
- 1ヶ月分の食費の予算を決める
- 週に1回、1週間分の予算でまとめ買いをする
- 冷蔵庫の中身を確認する
- 1週間分の献立を作り、買うものをメモする
- お腹が満たされてから買い物に行く
- 商品は松竹梅の梅を選ぶ
- アプリやクレジットカードでポイントを貯める
- 買い物直後すぐに家計簿をつける
- 調理するときの節約術2選
- 一度にたくさん作る
- 食品ロスを減らす
- 二人暮らしの食費を劇的に安くする裏技2選
- ふるさと納税を活用する
- 家庭菜園で野菜を育てる
今回の内容を理解しておくと、私たちのように食費を月2万円台に抑えることも可能になります。
いきなり全部やるのは大変だと思うので、できそうなものから少しずつ取り入れてみてください。必ず今より安くできるはずです。
「これから節約頑張ろうかな」と思ってる方は「節約の記事」をまとめているので、よければ併せてご覧ください。