海外旅行で地味に悩むのが、お金の準備です。パラオは日本から近い南の島ですが、使うお金は日本円ではありません。カードがどこまで使えるのか、チップはいくら置けばいいのか、出発前に知っておくと現地であわてずにすみます。
ここでは、パラオ政府観光局と外務省の海外安全ホームページにある情報をもとに、パラオのお金事情を整理しました。公式で確認できなかったこと(両替所の場所や手数料など)は、確認できなかったとはっきり書いています。

パラオのお金って何を使うの?独自の通貨があるの?

アメリカドルだよ。パラオ政府観光局が「公式通貨は米ドル」と案内してる。グアムやハワイと同じお金だね。
この記事の要点
- パラオの公式通貨は米ドル
- Visa・JCB・Mastercardはお店や観光施設で広く使えるが、現金も持っておくのが賢明と観光局は案内
- チップは「任意だが、とても喜ばれる」というのが観光局の説明
- 1万米ドル相当以上の現金などを持ち込む・持ち出すときは申告が必要
- 現地の両替所やATMの場所・手数料は公式で確認できなかったので、米ドルは日本で用意しておくと安心
パラオの通貨は米ドル
パラオ政府観光局の旅行者向けページには、パラオ共和国の公式通貨は米ドルと書かれています。お札や硬貨もアメリカと同じものです。以前にハワイやグアムで使った米ドルが手元に残っていれば、そのまま使えます。
日本円は現地のお店では基本的に使えないと考えておきましょう。レートは毎日変わるので、ここでは円に換算した金額は書いていません。旅行の全体の予算は パラオ旅行の費用と予算の目安 を参考にしてください。
クレジットカードは使える?
観光局の案内では、Visa、JCB、Mastercardはお店や観光施設で広く使えるとされています。そのうえで「現金を手元に持っておくのが賢明」とも書かれています。ホテルやレストランではカード、小さなお店や移動、ちょっとした支払いには現金、という使い分けを考えておくとよさそうです。
アメリカン・エキスプレスやダイナースについて、観光局のページには書かれていませんでした。そのカードしか持っていない場合は、念のためVisa・JCB・Mastercardのどれかを1枚用意しておくと安心だと思います。
| 支払いの場面 | 観光局の案内から考えられる準備 |
|---|---|
| ホテル | カードが使えることが多いと考えられる。予約時に支払い方法を確認 |
| レストラン・観光施設 | Visa・JCB・Mastercardは広く使えると案内されている |
| タクシー | 料金は車1台あたり。支払い方法は乗る前に運転手に確認 |
| 小さなお店・市場 | 現金を用意しておくと安心 |
| チップ | 任意。渡すなら小額のお札があると便利 |
タクシーについて、パラオ政府観光局のタクシーガイドでは、空港とコロールの間などの標準料金が公開されていて、料金は人数ではなく車1台あたりと説明されています。2人以上で乗るなら割り勘で考えられます。
両替とATMについて
パラオでの両替所やATMの場所、手数料について、今回確認したパラオ政府観光局と外務省のページには具体的な案内が見つかりませんでした。そのため、ここでは「現地でこのくらい両替できる」とは書けません。
私なら、当面使う分の米ドルは日本の銀行や空港で用意してから出発します。米ドルは日本でも扱っている銀行や両替所が多い通貨なので、準備しやすいはずです。お金とカードは1か所にまとめず、分けて持つと、なくしたときの被害を小さくできます。外務省も、パラオで日本人観光客のひったくり被害があったと記載しています。また、現地で追加の現金が必要になったときのために、海外で引き出しができるカードを1枚持っていく方法もあります。使う前に、カード会社に手数料や利用できる国を確かめてください。

チップ用の小さいお札も、日本で両替するときに頼んでおけばいいんだね。

うん。1ドル札や5ドル札が何枚かあると、ちょっとお礼を渡したいときに困らないと思うよ。
パラオのチップの考え方
パラオ政府観光局は、チップについて「任意だが、とても喜ばれる」と案内しています。アメリカ本土のように「何%を渡す」という決まった目安が公式に示されているわけではありません。
参考までに、同じ米ドルを使うグアムでは、グアム政府観光局が次のような目安を案内しています。パラオの公式な目安ではないので、あくまで比べるための材料として見てください。
| 場面 | グアム政府観光局の目安(参考) |
|---|---|
| ホテルのポーター | 荷物1つにつき1ドル |
| ホテルのルームメイド | 1人1泊につき1ドル |
| タクシー | 料金の10〜15% |
| レストラン | 料金の10〜15% |
| サービス料が含まれている場合 | チップは不要(請求書のService Chargeを確認) |
パラオでは任意とされているので、ガイドさんに丁寧に案内してもらった、ホテルで荷物を運んでもらった、など「ありがとう」を伝えたい場面で渡す、という考え方でよいと思います。レストランの請求書にサービス料が含まれていないかは、渡す前に見ておきましょう。
知っておきたいお金のルール
1万米ドル以上は申告が必要
外務省の安全対策基礎データとパラオ政府観光局の税関ページによると、パラオに出入国するときに、1万米ドル相当以上の現金や有価証券などを持ち込む・持ち出す場合は申告が必要です。観光旅行でそこまでの現金を持つことは少ないと思いますが、ルールとして覚えておきましょう。
入国時にかかるお金
パラオ政府観光局によると、2018年1月1日以降に発券された国際線の航空券には、環境税(Pristine Paradise Environmental Fee)100米ドルが含まれています。空港でその場で払うものではなく、航空券代に入っている形です。入国手続きの全体は パラオの入国手続きと環境税 で紹介しています。
ロックアイランドなどの許可証
海のアクティビティでロックアイランドに行くには許可証が必要で、観光局の案内ではロックアイランド許可証が5日間50米ドル、ジェリーフィッシュレイクを含む許可証が5日間100米ドルです。ツアー代に含まれるかどうかは会社によって違います。
パラオの宿を探すなら PR
パラオのホテルは、多くが中心地のコロール周辺に集まっています。Trip.comなら日付と人数を入れて、コロールのホテルの空室と料金をまとめて比べられます。
よくある質問
パラオで日本円は使えますか?
パラオの公式通貨は米ドルです。日本円で支払える前提では考えず、米ドルを用意して行きましょう。
クレジットカードだけで旅行できますか?
観光局はVisa・JCB・Mastercardが広く使えるとしつつ、現金も持つのが賢明と案内しています。カードと少額の現金の両方を用意するのがおすすめです。
パラオのチップはいくらが目安ですか?
観光局は「任意だが喜ばれる」とだけ案内していて、公式の目安額は示していません。グアム政府観光局はレストランやタクシーで10〜15%を目安にしているので、迷ったときの参考になります。
パラオとグアムのお金の違いは?
どちらも米ドルです。グアムには消費税がなく、一部の店で6%の売上税がかかることがあるとグアム政府観光局は案内しています。くらべ方はパラオとグアムの比較記事にまとめています。
まとめ
- パラオの通貨は米ドル。日本円は使えない前提で準備する
- Visa・JCB・Mastercardは広く使えるが、現金もあると安心
- チップは任意。渡すなら小額のお札を用意しておく
- 両替所やATMの情報は公式で確認できなかったので、米ドルは日本で用意しておく
- 1万米ドル以上の現金は申告が必要。環境税100米ドルは航空券に含まれる
パラオとグアムで迷っている人は、パラオとグアム、どっちがいい? もあわせてどうぞ。
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※この記事の料金・条件は、2026年9月19日にパラオ政府観光局、外務省 海外安全ホームページ、グアム政府観光局で確認した内容です。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトでもう一度確かめてください。
