パラオ旅行を考えるとき、いちばん気になるのが「全部でいくらかかるの?」という点だと思います。ただ、航空券やホテルは、時期や予約のタイミングで大きく変わります。ここでは、無理に一つの金額を示すことはしません。
その代わりに、費目ごとに「公式で金額が決まっているもの」と「時期で変わるもの」を分けて整理しました。決まっている料金は、パラオ政府観光局や在パラオ日本国大使館などで確認できたものだけを載せています。

パラオって、なんとなく高そうなイメージがあるんだよね。

費目を分けて見ると、どこにお金がかかるか分かるよ。とくにパラオは許可証みたいな独自の費用があるのがポイントだね。
この記事の要点
- 環境税100米ドルは航空券代に含まれている
- ロックアイランド許可証は50米ドル、ジェリーフィッシュレイク込みは100米ドル(観光局)
- 航空券とホテルは時期で大きく変わるので、旅行会社や予約サイトで比べる
- 通信はパラオ用eSIMなら3GB・5日間なら2,064円(2026年9月19日時点の公式ストア価格)
- 通貨は米ドル。円からの両替は日本で済ませるのが無難
費用は「決まっている料金」と「変わる料金」に分ける
予算を立てるときは、まず費目を並べて、金額が公式に決まっているものから埋めていくと迷いません。パラオの場合、環境税や許可証のように国や州が決めている料金があります。一方で、航空券、ホテル、ツアー代は、時期や会社によって違います。
| 費目 | 金額の性質 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 航空券 | 時期で大きく変わる | 航空会社や旅行会社で比較 |
| 環境税(PPEF) | 100米ドル(航空券に含まれる) | パラオ政府観光局 |
| ホテル | 時期と宿のランクで大きく変わる | 予約サイトや旅行会社 |
| ダイビング・シュノーケリングのツアー | 会社・内容で変わる | ツアー会社の料金表 |
| ロックアイランド関連の許可証 | 50米ドルまたは100米ドル | パラオ政府観光局 |
| 通信(eSIM) | 容量と日数で決まる | eSIM公式ストア |
| 食事・移動・お土産 | 使い方しだい | 現地で調整 |
航空券とホテルは「時期」で考える
航空券は、日本の連休や夏休みなど、旅行する人が多い時期ほど高くなりやすい費目です。パラオへは、ユナイテッド航空が成田からの直行便を2025年10月に開設したとパラオ政府観光局が発表しています。グアム経由のルートもあるので、両方の値段を並べて比べてみてください。行き方の違いはパラオ旅行の基本ガイドにまとめています。
ホテルも、リゾートホテルから小さな宿まで幅があります。パラオ政府観光局は、豪華なリゾートからB&B(朝食付きの小さな宿)まで、さまざまな宿泊先があると案内しています。ダイビングが目的なら、船で寝泊まりして潜る「ライブアボード」という選択肢もあります。
航空券とホテルがセットになったツアーは、別々に取るより安くなることもあれば、そうでないこともあります。私は、まず行きたい日程を決めて、同じ日程でセットと個別の両方を見比べるのがいちばん確実だと思います。
パラオならではの公式料金
パラオには、ほかの国ではあまり見かけない費用があります。代表的なのが環境税と、コロール州が発行する許可証です。
| 項目 | 金額 | ポイント | 出どころ |
|---|---|---|---|
| 環境税(PPEF) | 100米ドル | 国際線の航空券に含まれる。空港で別払いではない | パラオ政府観光局 |
| ロックアイランド許可証 | 50米ドル | ロックアイランドの南部ラグーンでの海のアクティビティに必要 | パラオ政府観光局 |
| ジェリーフィッシュレイク許可証 | 100米ドル | ロックアイランド許可証を含む | パラオ政府観光局 |
| 釣りの許可証 | 20米ドル(1か月) | 釣りをする人だけ | 在パラオ日本国大使館(2018年掲載) |
| 滞在延長の手数料 | 1回50米ドル | 30日を超えて滞在する人だけ | 在パラオ日本国大使館 |
許可証の有効期間は、パラオ政府観光局は5日間、在パラオ日本国大使館の2018年の案内では10日間と、書かれている日数が違います。大使館の案内では、6歳未満は不要とされています。許可証はコロール州のレンジャー事務所か、認可を受けたツアー会社で手に入り、多くの場合はツアー代と一緒に案内されます。ツアーを申し込むとき、許可証代が料金に含まれているかを確かめておくと安心です。詳しくはロックアイランドとジェリーフィッシュレイクで扱っています。
コロール州以外の州で観光やダイビングをする場合は、その州への支払いや許可証が別に必要になることがあると大使館は案内しています。

許可証だけで100ドルかかることもあるんだ。

そう。でもそのお金が海や自然を守るために使われているんだよね。予算表には最初から入れておこう。
ツアー・食事・移動の考え方
ダイビングやシュノーケリングのツアーは、パラオ旅行の中心になる費目です。観光局によると、ダイビングはふつう1日がかりで2〜3本潜ります。1日単位の料金になることが多いので、「何日海に出るか」を先に決めると見積もりやすくなります。ダイビングの内容はパラオの代表的なダイビングスポットも参考にしてください。
移動については、大使館の案内(2018年掲載)に、パラオには公共交通機関がなく、主要ホテルと中心街を結ぶシャトルバスやホテルの送迎を使うと書かれています。タクシーにはメーターがないので、乗る前に料金を確認するようにとも案内されています。レンタカーは、30日以内の滞在なら日本の免許で運転できるとされています。
食事代は、どこで食べるかで大きく変わります。ホテルのレストランと町の食堂では差が出るので、毎食の予算を決めておくと管理しやすくなります。飲み水については、大使館は生水ではなくミネラルウォーターをすすめています。
通信費とお金の準備
スマホの通信費も予算に入れておきましょう。JAPAN & GLOBAL eSIM公式ストアのパラオ用プランは、2026年9月19日時点の表示価格で次のとおりです。
| プラン | 5日間 | 7日間 |
|---|---|---|
| 3GB | 2,064円 | 2,192円 |
| 5GB | 3,144円 | 3,328円 |
| 10GB | 5,520円 | 5,736円 |
ほかの容量や日数、選び方はパラオでスマホを使う方法(eSIM・Wi-Fi)に載せています。お金の準備では、通貨が米ドルである点が大切です。大使館は、現地で円をドルに替えるとレートがとても悪いと案内しています。カードはVisa、JCB、Mastercardが広く使えると観光局は案内していますが、現金のみのお店もあります。現金とカードの使い分けはパラオのお金事情(通貨・カード・チップ)で扱っています。
パラオの宿を探すなら PR
パラオのホテルは、多くが中心地のコロール周辺に集まっています。Trip.comなら日付と人数を入れて、コロールのホテルの空室と料金をまとめて比べられます。
よくある質問
パラオ旅行の費用はいくらくらい?
航空券とホテルが時期で大きく変わるため、ひとつの金額にはできません。環境税100米ドル(航空券に含まれる)や許可証50〜100米ドルなど、決まった費用から積み上げると見積もりやすくなります。
環境税は別に払う必要がありますか?
パラオ政府観光局によると、環境税100米ドルは国際線の航空券代に含まれ、航空会社が集めます。
ロックアイランドの許可証はいくら?
観光局の案内では、ロックアイランド許可証が50米ドル、ジェリーフィッシュレイクを含む許可証が100米ドルです。
まとめ
- 費目を「決まっている料金」と「時期で変わる料金」に分けて考える
- 環境税100米ドルは航空券に含まれる
- ロックアイランド許可証50米ドル、ジェリーフィッシュレイク込み100米ドル
- 航空券・ホテルは同じ日程でセットと個別を比べる
- 通貨は米ドル。両替は日本で、現金とカードを併用する
あわせて読みたい
- パラオの入国手続きと環境税
- ロックアイランドとジェリーフィッシュレイク
- パラオでスマホを使う方法(eSIM・Wi-Fi)
- パラオのお金事情(通貨・カード・チップ)
- パラオ旅行の基本ガイド
- パラオとグアム、どっちがいい?
※この記事の料金・条件は、2026年9月19日にパラオ政府観光局、在パラオ日本国大使館、JAPAN & GLOBAL eSIM公式ストアの各公式サイトで確認した内容です。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトでもう一度確かめてください。
