二人暮らしの生活費はいくら?手取り20万円でも生活できるのか徹底解説

二人暮らしの生活費はいくら?手取り20万円でも生活できるのか徹底解説

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こんにちは、choppiです。

悩んでいる人
悩んでいる人

これから二人暮らしを始めようと思ってるけど、生活費っていくらかかるんだろう?
自分たちの手取りでも生活できるのか心配だな......

こんな悩みを抱えている方に向けて、本記事では【二人暮らしの生活費はいくらかかるのか】について解説します。

本記事を読むことで解決できるお悩み

  • 二人暮らしの生活費の平均はいくら?
  • 自分たちの手取りだと生活費はいくらが理想的?
  • 最低生活費の目安はどれくらい?

 

本記事の信頼性

私たちは2年半同棲しており、毎月の生活費は家賃を入れて20万円以下に抑えられています。節約を意識して生活している私たちが、これから二人暮らしをしようと考えている方に向けて、生活費の考え方についてご紹介します。
わたし
わたし

記事を読み終えると、二人暮らしの生活費の平均を抑えた上で、ご自身の手取り金額で二人暮らしが可能なのか確認することができます。

それでは、早速順番に解説していきます。

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二人暮らしの生活費の平均金額

まずは、二人暮らしの生活費の目安として、平均金額を把握しておきましょう。

二人暮らしの生活費の目安

総務省の家計調査 「2022年次 世帯人数別(表3-1)」によると、二人暮らしの家賃を除いた1ヶ月の生活費は236,024円です。

<内訳>

  • 食費:67,573円
  • 水道光熱費:22,037円
  • 家具・家事用品:10,840円
  • 衣類・履物代:6,820円
  • 保険・医療費:14,895円
  • 交通費:23,856円
  • 通信費:10,492円
  • 教育・教養費:23,531円
  • その他(交際費・理美容など):55,981円

合計:約236,000円

 

年齢別や手取り別にはなっていないため、例えば「20代で世帯手取りが30万円」という方だともっと下がってくると思います。

あくまで目安として把握しておきましょう。

特に食費については、ちょっとでも節約を意識すればこんなに多くかかりません。【二人暮らしの食費】については、以下の記事でまとめているので、よければ併せてご覧ください。
わたし
わたし
共働き二人暮らしで食費を安くする3つの節約術
【二人暮らしの食費】自炊して月2万円台に抑えるコツ

二人暮らしの家賃の目安

家賃は住む場所、広さ、持ち家または社宅かどうかによって大きく変わりますが、賃貸物件を借りる場合の目安は以下の通りです。

(二人暮らしで住みやすい1LDK以上を参照しました。)

地域 1LDK~ 2LDK~
東京23区内 約15.9万円 約23.3万円
大阪市内 約8.6万円 約12.1万円
名古屋市内 約7.8万円 約10.2万円
福島市内 約5.4万円 約6.4万円
金沢市内 約6.4万円 約7.6万円
岡山市内 約6.0万円 約7.6万円

引用:ホームズ_家賃相場2023年3月時点)

東京23区内は異次元の高さですが、都市周辺でも大阪や名古屋であれば7〜8万円台から住めます。

もっと地方であれば5万円台で住むこともできそうですね。

二人暮らしの家賃+生活費はいくら?

あくまでも全国の二人暮らしをしている世帯の生活費平均値ですが、約236,000円にそれぞれの地域の目安家賃を足した合計金額を計算してみました。

地域 1LDK~ 生活費+家賃 2LDK~ 生活費+家賃
東京23区内 約15.9万円 約39.5万円 約23.3万円 約46.9万円
大阪市内 約8.6万円 約32.2万円 約12.1万円 約35.7万円
名古屋市内 約7.8万円 約31.4万円 約10.2万円 約33.8万円
金沢市内 約6.4万円 約30.0万円 約7.6万円 約31.2万円
岡山市内 約6.0万円 約29.6万円 約7.6万円 約31.2万円
福島市内 約5.4万円 約29.0万円 約6.4万円 約30.0万円

地方で二人暮らしをするなら、家賃を含む生活費は30万円前後が目安になりそうです。

一方で東京23区内だと40万円以上、それ以外の都市だと35万円前後が目安になり、賃貸物件を借りる場合は地方に住むことでかなりの節約ができそうです。

私たちも家賃を下げるため、都市部からちょっと田舎に近づいた「トカイナカ」に移住しました。家賃を下げつつ生活の質を上げることに成功したのでとても満足しています。
わたし
わたし

「トカイナカ」については以下の記事で詳しく解説しています。

二人暮らしの生活費をシミュレーションしよう

上記の目安金額だと、最低でも30万円かかる計算になるため、「世帯手取りが20万円だと貯金を切り崩すことになるのでは?」と思った方もいるかもしれません。

ですがきちんとシミュレーションをすることで、よりライフスタイルに合った具体的な生活費を算出することができます。

以下で2種類のシミュレーション方法をご紹介するので、ご自身の場合はいくらになるのか算出してみましょう。

手取り金額別の生活費シミュレーション

手取りが多ければ生活の水準は上がるし、低ければ節約して下げる努力をする必要があります。

手取りに合わせた生活費の目安を把握するため、「それぞれの生活費内訳の割合を出し、世帯手取り別に合計金額を算出した表」で確認していきましょう。

  割合 世帯手取り
10万円
世帯手取り
15万円
世帯手取り
20万円
世帯手取り
25万円
世帯手取り
30万円
世帯手取り
35万円
家賃 30% 30,000円 45,000円 60,000円 75,000円 90,000円 105,000円
食費 20% 20,000円 30,000円 40,000円 50,000円 60,000円 70,000円
水道光熱費 5% 5,000円 7,500円 10,000円 12,500円 15,000円 17,500円
家具・家事用品 5% 5,000円 7,500円 10,000円 12,500円 15,000円 17,500円
衣類・履物代 5% 5,000円 7,500円 10,000円 12,500円 15,000円 17,500円
保険・医療費 3% 3,000円 4,500円 6,000円 7,500円 90,00円 10,500円
交通・通信費 5% 5,000円 7,500円 10,000円 12,500円 15,000円 17,500円
娯楽費 15% 15,000円 22,500円 30,000円 37,500円 45,000円 52,500円
その他の支出 2% 2,000円 3,000円 4,000円 50,000円 6,000円 70,000円
合計 - 90,000円 135,000円 180,000円 225,000円 270,000円 315,000円
貯金 10% 10,000円 15,000円 20,000円 25,000円 30,000円 35,000円

引用:イエプラコラム

世帯手取り20万円の場合だと、家賃は6万円なので「地方に住む」または「都市で築年数が古めのアパート」にすれば可能な金額になりそうです。

食費を含む他の内訳も厳しい金額ではなく、手取り20万円でも二人暮らしができると言えるでしょう。

一方で、手取り15万円になってくると結構厳しい金額になるので、手取り20万円は最低ラインにもなりそうです。

家賃と自動車維持費を個別で考えるシミュレーション

もう一つ、最低生活費の目安として以下のような考え方もあります。

二人暮らしの最低生活費 = 10万円 +「住んでも良いと思える物件の家賃」+「自動車維持費」
(参照:SUUMO

 

人によって大きく差が出る「家賃」と「自動車維持費」を個別で考え、それ以外の支出を10万円と仮定して算出する方法です。

確かに先程の表だと家賃は手取りの30%、交通費は通信費と合わせて5%の計算だったため、人によってはここが大きくズレると思います。

例えば、以下のようなパターンがあります。

  • どうしても東京に住むことになるため家賃は高くなってしまうけど、自動車は持っていないからその分は0円になる場合
    →10万円+「家賃15万円」+「自動車維持費0円」=25万円
  • 自動車は好きだから手放せないけど、社宅だから家賃は安く済む場合
    →10万円+「家賃5万円」+「自動車維持費3.5万円」=18.5万円
我が家がこのシミュレーション方法で計算すると、10万円+「家賃7.9万円」+「自動車維持費0円」=17.9万円になります。先月の家賃を含む生活費は「172,000円」だったので、わりと確度の高い計算方法だと思います。
わたし
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家計簿の詳細が気になる方は、こちらでまとめているのでご覧ください。

2人暮らしの家計簿公開!内訳と節約方法を徹底解説|2023年7月

二人暮らしの生活は手取り20万円でも大丈夫?

ここまでで様々な金額を見てきたので一旦、整理しましょう。

<二人暮らしの生活費の目安>

  • 二人暮らしの家賃を除いた1ヶ月の平均生活費:23.6万円
  • 家賃を含めた平均生活費:30万円〜40万円
  • 世帯手取り20万円の場合の生活費:18万円(家賃が少し低めなら可能そう)
  • 家賃と自動車を個別に考える算出方法:10万円 +「住んでも良いと思える物件の家賃」+「自動車維持費」

 

複数のデータやシミュレーションで算出してきましたが、結論「二人暮らしの生活は手取り20万円でも大丈夫」と言えるでしょう。

正直、余裕はないので都内で築浅のキレイな物件には住めなかったり、節約を意識した生活をする必要があったりはします。

ですが実際、私たちも毎月20万円以下で生活しており、工夫すれば手取り20万円でも生活は可能です。

同棲生活2年目に入ってから特に生活費を下げられており、2023年1月の同棲生活費は162,000円でした。
わたし
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二人暮らしの生活費を下げる節約方法18選

「手取り20万円でも大丈夫なことは分かったけど、どんな節約すればいいの?」と気になった方も多いと思います。

確かに何も意識せずに好きなように使っていたら20万円以下には収まりません。

我が家でも様々な節約をすることで、毎月20万円以下に抑えることに成功しています。

具体的な節約方法については以下の記事で詳しくまとめているので、こちらをご覧ください。

生活費の節約方法18選

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まとめ

最後に、本記事で解説した内容をおさらいしておきましょう。

  • 二人暮らしの家賃を除いた1ヶ月の平均生活費は約23.6万円
  • 家賃を含めた平均生活費は30万円〜40万円
  • 世帯手取り20万円の場合の生活費は18万円(家賃が少し低めなら可能そう)
  • 家賃と自動車を個別に考える算出方法は10万円 +「住んでも良いと思える物件の家賃」+「自動車維持費」
  • 二人暮らしの生活は手取り20万円でも可能だが、節約は必須

 

今回の内容を理解しておくと、二人暮らしの最低生活費のラインや、何にどれくらいの割合でお金を使うべきか考えられるようになります。

ただし、手取りが少ないのであれば、少ないなりに節約する必要はあるので、どうやって節約すべきかも考えていきましょう。

具体的な節約方法については以下の記事でそれぞれ解説しています。

生活費の節約方法18選
【二人暮らしの食費】自炊して月2万円台に抑えるコツ

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

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