帝国データバンクの調査で、2026年11月の食品値上げは合計1,469品目と判明しました。9月の4,965品目・10月の3,153品目からは大幅に減りますが、前年同月(150品目)の約10倍規模です。調味料が644品目で最多、酒類・飲料が417品目で続きます。

1,469品目…前の月より減ってるのに、まだ去年の10倍なんだ…

ピークは越えたけど収束はしてない、というのが今回の数字。マヨネーズとベビー用品は幅が大きいから要注意だよ。
何が上がるのか、食品以外にも及ぶ範囲を整理します。
11月は1,469品目。調味料644・酒類飲料417・加工食品275・菓子133
帝国データバンクの調査(2026年9月30日公表時点の判明分)によると、2026年11月に値上げされる食品は合計1,469品目。分野別では調味料が644品目で最多、酒類・飲料417品目、加工食品275品目、菓子133品目と続きます。9月(4,965品目)・10月(3,153品目)に比べると規模は縮小しており、帝国データバンクは2026年の値上げラッシュが10月をピークに収束へ向かうとみています。それでも前年同月の150品目と比べると約10倍で、ピークを越えたからといって値上げが止まったわけではありません。
報道の内訳では、具体的な商品例が紹介されています。飲料は11月1日出荷分から、アサヒ飲料が約4〜16%、サントリーのクラフトボス500mlが240円から260円(税抜)、伊藤園のむぎ茶2Lが430円から450円、UCCの缶コーヒーが145円から155円程度に。調味料・食品では、11月1〜2日からキユーピーのマヨネーズ450gが559円から611円、大塚製薬のカロリーメイトが13.6〜16.7%、ピジョンのベビー用品は最大36%の値上げです。食品以外では、電気代が送配電網の維持にかかる託送料金の改定で標準家庭あたり月254〜590円程度の負担増(地域による)、自賠責保険も11月1日以降の始期から6.2%の引き上げが決まっています。
| 月 | 値上げ品目数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2026年9月 | 4,965品目 | 年間でも最多規模 |
| 2026年10月 | 3,153品目 | 酒税改正で酒類・飲料が最多 |
| 2026年11月 | 1,469品目 | 調味料644品目が最多、電気代・保険も上昇 |
| 2025年11月(前年同月) | 150品目 | 今年11月はこの約10倍 |
品目数だけ見れば10月の半分以下です。それでも、マヨネーズの9%超・カロリーメイトの15%前後という値上げ率は小さくありません。使う頻度が高いほど効いてくる。知らないうちに月の食費を押し上げる要因になります。
マヨネーズとベビー用品、うちの対策は切り替えより「使い切り」
キユーピーのマヨネーズは全国的に使用率が高い分、450gで52円の値上げでも年間で見ると差が出ます。52円。1本なら誤差に思えても、月に何本も買う家では無視できない額です。うちはマヨネーズを切らしたタイミングで一度PB品を試してみることにしました。正直、味の差を気にする人ほど早めに代替品を比べておくほうが、値上げ後に慌てずに済みます。ベビー用品は最大36%という幅が大きく、育児中の家庭には響く金額です。おむつや哺乳関連用品のように消費サイクルが決まっているものは、値上げ前に次の1〜2ヶ月分だけまとめ買いする判断も現実的です。
電気代の託送料金改定は、使用量に関わらず全家庭に影響します。月254〜590円という幅は地域差によるもので、支払う電力会社の料金表で確認するのが確実です。自賠責保険は車を持つ家庭だけの話。6.2%という上昇率は、更新タイミングによって実感の差が出ます。更新が11月以降にかかる人は、保険会社からの通知を見落とさないようにしてください。車を2台持つ家庭だと、更新タイミングが数ヶ月ずれているだけで「もう上がったと思っていたのに、まだ上がっていなかった」という勘違いも起きやすいので、契約ごとに確認するのが安全です。
調味料・酒類・飲料が中心だった10月と違い、11月は「生活インフラ側」の値上げが混ざっているのが特徴です。食品だけ気にしていると、電気代や保険の値上げに気づかないまま請求が来ることになりかねません。
加工食品275品目・菓子133品目は、酒類・飲料や調味料に比べると地味な存在ですが、子どものおやつや日々の軽食に直結する分野です。1個あたりの値上げ額は数円から十数円程度でも、まとめ買いする家庭ほど月単位での影響が見えやすくなります。うちは菓子類をまとめ買いする習慣があるので、値上げ後は「1回あたりの購入量を少し減らす」よう調整しました。値上げ分をそのまま受け入れるより、買い方のサイズを変えるほうが現実的な対応になることが多いです。お菓子は賞味期限が比較的長いものが多いので、セールのタイミングでまとめて買って単価を抑える手も使えます。ただし「安いから」で必要以上に買い込むと、結局は消費サイクルより先に賞味期限が来てしまうので、普段の消費ペースを基準に量を決めるのが失敗しないコツです。
11月中にやること
11月の値上げへの対応
- マヨネーズ・調味料は値上げ後の価格を確認し、必要ならPBへ切り替え検討
- ベビー用品など消費サイクルが決まっているものは、まとめ買いを検討
- 電力会社の料金表で託送料金改定の反映額を確認
- 自賠責保険の更新時期が11月以降の人は通知内容を確認
- 食費以外(通信・保険・サブスク)の固定費も合わせて見直す
毎月の値上げ分を相殺するには、食費以外の節約も合わせて進めるのが近道です。ふたり暮らしの食費を具体的に抑えたい人は二人暮らしの食費まとめ、買い物のたびにポイントを積み上げたい人は楽天ポイントの貯め方20選も参考になります。ふるさと納税の返礼品で肉・米・調味料を確保しておくのも実質的な食費対策になるので、ふるさと納税のやり方3ステップも合わせてどうぞ。
FAQ
Q. 11月の1,469品目は確定した数字?
帝国データバンクが2026年9月30日時点で公表した判明分です。今後、企業の追加発表によって品目数が増える可能性があります。
Q. なぜ10月より減ったのに「収束していない」と言える?
前年同月(2025年11月)の150品目と比べると約10倍の規模だからです。単月の品目数が減っても、値上げが続いている状態自体は変わっていません。
Q. 食品以外で特に見落としやすい値上げは?
電気代の託送料金改定(月254〜590円程度)と、自賠責保険の6.2%引き上げです。どちらも請求のタイミングまで気づきにくいため、料金表や更新通知を事前に確認しておくと安心です。
まとめ
2026年11月の食品値上げは1,469品目、調味料644品目が最多でした。品目数は10月より減りましたが、前年同月の約10倍という規模は変わらず、電気代・自賠責保険など食品以外の値上げも重なります。マヨネーズやベビー用品のように値上げ幅が大きいものから、使い切りのタイミングで見直すのが現実的な対策です。10月の値上げ内容は食品値上げ3,153品目の記事でまとめています。

マヨネーズだけでも52円…地味に積もるニャ

1本単位なら小さくても、使い切るたびに積もる。次の値上げも同じ目線でチェックしていこう。
