旅の終わりに悩むのがお土産選びです。パラオは大きなショッピングモールが並ぶタイプの観光地ではありませんが、そのぶん、島の文化や自然を感じられる品物があります。
ここでは、パラオ政府観光局の公式サイトで紹介されているお土産や買える場所と、サンゴや貝殻を持ち帰るときの注意点をまとめました。お店の営業時間や値段は変わりやすいので、ここでは観光局が紹介している範囲だけを書いています。

パラオっぽいお土産ってなんだろう?家に飾れるものがいいな。

それならストーリーボードかな。パラオの昔話を木に彫った工芸品で、観光局も「お店でよく見かける」って紹介してるよ。
この記事の要点
- 代表的なお土産は、パラオの物語を木彫りで表した「ストーリーボード(イタボリ)」
- リサイクルガラスの雑貨や、手づくりのココナッツオイルも観光局が紹介している
- パラオの切手は世界の収集家に人気と観光局は案内している
- シャコ貝や石サンゴなどは、日本への持ち込みにワシントン条約の規制がかかることがある
- 拾った貝殻やサンゴは持ち帰らず、お店で選ぶ品も条約の対象かどうかを確かめる
定番はストーリーボード
パラオ政府観光局の文化のページによると、パラオの伝統工芸には織物や陶器、そして「ストーリーボード」と呼ばれる木彫りがあります。パラオの物語や言い伝えを板に彫ったもので、「イタボリ」とも呼ばれ、パラオのお店でよく見かけるとされています。
観光局は、1998年から続く木彫りのお店「テバン・ウッドカービング・ショップ(Tebang Woodcarving Shop)」も紹介しています。お土産や特注の品を扱っていて、職人と一緒にイタボリの基本を学び、自分で作ったものを持ち帰れる体験教室もあるそうです。体験教室は4日前までの予約が必要と案内されています。
ストーリーボードには、パラオに伝わる物語が彫られています。パラオは文字ではなく語りで歴史や伝説を受け継いできた文化があると観光局は説明していて、ストーリーボードはその物語を形にしたものと言えます。私は、ただの置物ではなく「どんな話が彫られているのか」をお店の人に聞いてから選ぶと、ずっと思い出に残るお土産になると思います。
観光局が紹介しているお土産と買える場所
| お土産 | 観光局の紹介内容 |
|---|---|
| ストーリーボード(イタボリ) | パラオの物語や言い伝えを彫った木彫り。お店でよく見かける |
| リサイクルガラスの雑貨 | ベラウ・エコ・グラス・センターで、パラオで集めたガラスから作ったグラスや飾りを扱う |
| 手づくりのココナッツオイル | 地元のお店やファーマーズマーケットで見つかると紹介 |
| 写真プリントやアート | エトピソン博物館のキャプテン・ウィルソン・アートギャラリー(パラオ・パシフィック・リゾート内)で販売 |
| 切手 | パラオの切手は世界中の収集家に好まれていると案内 |
リサイクルガラスの雑貨
コロール州の廃棄物管理の建物の中にある「ベラウ・エコ・グラス・センター(Belau Eco Glass Center)」では、パラオで集めたガラスを使ってグラスや飾りを作っています。観光局によると、地元のアーティストにも会えて、月曜から金曜にはガラス吹きの教室もあるそうです。環境を大切にするパラオらしいお土産だと思います。
手づくりのココナッツオイル
観光局のブログでは、パラオの家庭に欠かせないものとして、手づくりのココナッツオイルが紹介されています。熟したココナッツを伝統の道具で削り、保存料を加えずに作るものだそうです。地元のお店やファーマーズマーケットで見つかると案内されています。
博物館やアクアリウムのショップ
観光局によると、エトピソン博物館が運営するキャプテン・ウィルソン・アートギャラリーでは、パラオの自然や文化を写した写真のプリントやアート作品、お土産を販売しています。パラオ国際サンゴ礁センターと一緒に作られたパラオ水族館にもギフトショップがあると紹介されています。

ガラス吹きの教室なんてあるんだ!自分で作ったグラスをお土産にできたら最高かも。

旅の日程に余裕があれば楽しそうだね。ただ、体験の予約の条件は変わることもあるから、行く前に確認してね。
食べものでは、観光局がパラオの料理として、タロイモやタピオカを使ったもの、ココナッツを使った飲み物や料理などを紹介しています。現地で食べてみて気に入った味を探すのも楽しみのひとつです。旅の全体像は パラオ旅行の基本ガイド にまとめています。
サンゴ・貝殻の持ち帰りに注意
南の島のお土産で気をつけたいのが、サンゴや貝殻です。日本の税関は、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制する条約)の対象として、日本への持ち込みが規制される代表例を公開しています。その中には、はく製・標本の例として「シャコ貝」「石サンゴ」「角サンゴ」「ウミガメ」が挙げられています。
ワシントン条約の附属書に載っている種は、輸出する国の政府が発行する輸出許可書などが必要になります。お土産として売られているものでも、材料によっては日本に持ち込めないことがあります。サンゴやべっこう、大きな貝を使った品は、買う前にお店に書類の有無を確認するか、買わないのが安心です。
また、外務省は「渡航先からのいきもの(動植物や昆虫など)の持ち出しに関する注意喚起」を広域情報として出していて、パラオのページにも掲載されています。浜辺で拾った貝殻やサンゴのかけらも、持ち帰らないのがいちばんです。
パラオ側の輸出のルールについては、パラオ政府観光局が公開している税関規則を確認しましたが、旅行者が持ち出せない品目の具体的な一覧は見つかりませんでした。はっきりしないものは持ち出さない、と考えておくのが安全です。パラオの自然を守るルールについては パラオの治安と旅行の注意点 と パラオでシュノーケリング(初心者向け) でも紹介しています。
| 持ち帰り | 考え方 |
|---|---|
| 浜で拾った貝殻・サンゴ | 持ち帰らない |
| サンゴ・べっこう・シャコ貝を使った品 | ワシントン条約の対象の可能性。書類の有無を確認するか、買わない |
| 木彫り・ガラス製品 | 材料に動植物由来の規制品が含まれていないか確認 |
| 食品(オイル・お菓子など) | 日本の動物検疫所・植物防疫所の案内で対象かどうか確認 |
| お酒 | 日本の税関の免税範囲を出発前に確認 |
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よくある質問
パラオのお土産でいちばん有名なものは?
パラオ政府観光局が伝統工芸として紹介しているストーリーボード(イタボリ)が代表的です。パラオの物語を木に彫ったもので、お店でよく見かけると案内されています。
貝殻を拾って持ち帰ってもいいですか?
おすすめしません。日本の税関はシャコ貝や石サンゴなどを持ち込み規制の例に挙げていて、外務省も渡航先からのいきものの持ち出しに注意を呼びかけています。
お土産はカードで買えますか?
パラオ政府観光局は、Visa・JCB・Mastercardがお店や観光施設で広く使えると案内しています。市場などでは現金があると安心です。
食べもののお土産はありますか?
観光局は手づくりのココナッツオイルを紹介しています。食品を日本に持ち込むときは、検疫の対象かどうかを確認しておきましょう。
まとめ
- 定番は物語を彫ったストーリーボード。どんな話か聞いて選ぶと思い出になる
- リサイクルガラスの雑貨や手づくりココナッツオイルもパラオらしいお土産
- パラオの切手は世界の収集家に人気
- シャコ貝や石サンゴなどはワシントン条約の規制対象になることがある
- 拾った貝殻やサンゴは持ち帰らない
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※この記事の料金・条件は、2026年9月19日にパラオ政府観光局、税関(ワシントン条約のページ)、外務省 海外安全ホームページで確認した内容です。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトでもう一度確かめてください。
