この記事でわかること
- 体験ダイビングとライセンス、それぞれ何歳からできるか(PADIの場合)
- 子どもの年齢ごとの深さの制限と、子ども向けプログラム
- 年齢の上限と、年齢より大事な健康チェック
家族で潜りたい。小さい子は入れる?親はもう歳だけど大丈夫?ダイビングの年齢は、この二つの向きから聞かれます。下は子ども、上はシニア。答えは「プログラムによって決まっている」です。正直、この線引きは分かりにくいですよね。ここでは、PADIの基準を軸に、体験とライセンスそれぞれの年齢を整理しました。指導団体で数字が違うので、団体名を添えて書きます。

甥っ子が9歳なんだけど、一緒に潜れるのかニャ?

9歳ならプールで潜るプログラムがあるよ。海の体験ダイビングは、PADIだと10歳から。年齢で入り口が変わるんだ。
体験ダイビングの年齢(PADIの場合)
PADIの体験ダイビング(ディスカバー・スキューバ・ダイビング)は、10歳から参加できます。海で潜る体験ダイブの上限は最大12mです(PADI公式ブログ・2026年9月確認)。これはPADIの数字で、団体やショップによって下限を高めに設定している場合もあります。予約時に、参加できる年齢を必ず確認してください。
10歳より下の、子ども向けプログラム
10歳に届かない子には、別の入り口があります。PADIのバブルメーカーは8歳から。プールなど浅い水で、本物の器材を使って呼吸を体験します(PADI公式ブログ・年齢の目安・2026年9月確認)。海の深いところへは行かず、最大水深も浅く抑えられています。「まず水に慣れさせたい」なら、こちらが向いています。
ライセンスの年齢と、子どもの深さの制限
ライセンス(Cカード)は、年齢で潜れる深さが変わります。PADIの区分はこうです。
| 年齢 | 取れる資格(PADI) | 深さと条件 |
|---|---|---|
| 10〜11歳 | ジュニア・オープンウォーター | 最大12m。保護者かPADIプロと一緒に潜る |
| 12〜14歳 | ジュニア・オープンウォーター | 最大18m。認定を受けた大人と一緒に潜る |
| 15歳以上 | オープンウォーター | 最大18m。大人と同じ資格 |
子どもは、大人よりも浅い範囲に守られています。10〜11歳は12mまで、必ず保護者かプロが相棒です。この制限は、成長途中の体を守るための決まりです(出典:同PADI)。15歳になると、大人と同じオープンウォーターに切り替わります。

子どもは深さも相棒も決まってる。放っておかれない仕組みになってるんだ。
上限はある?年齢より大事な健康チェック
上の年齢に、はっきりした上限はありません。PADIも最高年齢の定めは示していません。70代、80代で潜る人もいます。ただし、ここで効いてくるのは年齢そのものより体調です。心臓や肺、耳、血圧などに不安があると、年齢に関係なく参加を見送る判断になります。
多くのショップでは、参加前に健康の質問票に記入します。持病や服薬がある場合は、医師の診断書を求められることがあります。何を確認されるのかは、生理・持病・妊娠中はダイビングできる?にまとめました。可否は自己判断せず、ショップへの申告と医師の判断にゆだねるのが安全です。
個人的には、年齢の数字より、その日の体調のほうがずっと大事だと思います。「もう歳だから」とためらう人もいますが、50代・60代で始める人はめずらしくありません。むしろ時間とお金に余裕ができてから、という人が多い趣味です。大事なのは、当日の体調と、無理をしない浅めのプランを選ぶこと。血圧や心臓に持病があるなら、始める前にかかりつけ医に一度相談しておくと、自分も家族も安心して楽しめます。
家族で行くときの選び方
年齢がバラバラの家族は、全員が同じことをしなくて大丈夫です。小さい子はバブルメーカーや浅いシュノーケリング、上の子と大人は体験ダイビング、というふうに分けられます。ショップに「何歳が何人います」と先に伝えると、家族向けのプランを組んでもらえます。どの海が家族向きかは、初めてのダイビングはどの海?で比べています。将来ライセンスまで考えるなら、ダイビングライセンス(Cカード)とは?もどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. 何歳からライセンスが取れますか?
PADIでは10歳からジュニア・オープンウォーターが取れます。ただし10〜11歳は最大12m・保護者かプロ同行、12〜14歳は最大18m・大人同行という制限があります。15歳から大人と同じ資格になります。
Q. 年齢の上限はありますか?
PADIに最高年齢の定めはありません。ただし年齢より体調が大事で、心臓・肺・耳などに不安があるときは、参加前に医師へ相談してください。
Q. 団体が違うと年齢も違いますか?
違うことがあります。この記事はPADIの場合です。ほかの指導団体では下限や深さの区分がわずかに異なるので、申し込む団体・ショップで確認してください。
年齢は、入り口を分けるだけの目印です。9歳ならプール、10歳から海。上の年齢に線はなく、あとは体調しだい。家族の人数と年齢を書き出して、ショップに相談するところから始めてみてください。ほかの不安ははじめてのダイビング特集の一覧から探せます。
この記事は一般的な情報のまとめで、医療上の助言ではありません。体調や持病に不安があるときは、参加前にショップへ申告し、医師に相談してください。