こんにちは、Rina(@Rina_wooooo)です。
新型コロナウイルスの影響で旅行に行きづらい昨今ですが、海外旅行は特にしばらく行くことが厳しくなりそうですよね。
そこで、国内でも異国に行ったような気分が味わえる"宮古島"に行こうと検討している人も多いのではないでしょうか?

「コロナが落ち着いたら宮古島に遊びに行きたい!でも景気が悪いからできるだけ安く行ける方法を知りたいな…」
今回はそんな方々に向けて、東京(成田)と大阪(関空)から出ている格安航空会社「ジェットスター」について解説!
3年間、宮古島と埼玉を行き来している私が詳しく紹介します。
いくつかある航空券の種類と最安のプランも解説するので、「コスパ良く航空券を買いたい」という人は必見です。
もくじ
宮古島には2つの空港がある

宮古島は沖縄本島からさらに286㎞先に位置し、東京から宮古島までは"1838㎞"あります。
距離だけ聞くと、とんでもなく離れているように感じて行きづらく感じるかもしれませんが、直行便であれば約3時間で到着します。
東京から宮古島へ行くにはもちろん飛行機になりますが、いくつかルートがあります。
というのも、宮古島には「宮古空港」と「下地島空港」の2つの空港が存在するのです。

「小さな離島に空港が2つもあるなんてすごいね。」
今までは「宮古空港」に就航している「JAL(JTA)」と「ANA」しかなく、もちろん大手航空会社なので航空券の値段が高いのが難点でした。
しかし2019年3月に新しく「下地島空港」が開通し、LCCのジェットスターで宮古島へ行けるようになったのです。
LCCが就航する下地島空港

- 就航している航空会社は「ジェットスター」と「香港エクスプレス」の2社
- 成田空港から下地空港へ就航している
- 下地島は宮古島から大橋で繋がる「伊良部島のすぐ隣」の島
- 電動自転車やWi-Fi無料レンタル、SIMカードの貸出がある
- お土産ショップやカフェがおしゃれ
- 周辺には観光地がたくさんある
下地島空港は、2019年3月に開通したばかりの新しい空港で、宮古⇔香港間という国際線も就航しています。
国内線だと東京と大阪へ就航していますが、東京は成田空港です。
下地島と伊良部島がごっちゃになっている方も多いと思いますが、一応別々の島です。
ただ地図を見ても分かるように、ほとんどくっついていて何箇所か橋で繋がっています。
下地島空港ではレンタカーはもちろん、電動自転車やWi-Fi無料レンタル、SIMカードの貸出など宮古空港にはないサービスもあります。
またデザイン性にもこだわっており、ホテルのロビーのような造りのラウンジや、至る所に飾られているアート作品もあり、おしゃれな空港になっています。
市街地までは約20分と距離は少しありますが、伊良部島は「17END」や「中の島ビーチ」など観光地がたくさんある島なので帰りもギリギリまで遊ぶことができます。
↓伊良部島の観光地はこちらの記事でまとめているのでよろしければご覧ください。
ジェットスターとは?

最も格安で宮古島へ行くのは、下地島空港で就航しているLCCの「ジェットスター」を使う方法です。
東京(成田)と大阪(関空)という主要都市を結んでいるため、宮古島への観光客が急増しました。
では、ジェトスターとはどんな航空会社なのでしょうか?
- LCCならではの格安料金
- 機体が新しい
- JALとの共同運航
- 座席が狭い
- 飲食物やアメニティが有料
やはり最大の特徴はその安さです。
LCCの中でもジェットスターは特に安いと言われており、JALやANAと比べると半額ほどの料金になります。
実際に2020年8月1日~2日の往復で検索してみると、JALとANAは¥57,380なのに対し、ジェットスターは「半額以下」の¥23,390でした。
さすが格安航空会社!というお財布に優しい料金ですね。
「1人あたりでこの金額の差だから、家族で行く場合にはかなりのコスト削減になるね。」

「でもどうしてそんなに安いんだろう?やっぱりボロボロの飛行機だったり座席が狭かったりするのかな?」
格安航空だとボロボロの古い機体を使用している場合が多いですが、ジェットスターの場合はほとんど新しい機体や機器です。
なぜかというと、新しい機材の方が効率よくフライトができ、その分無駄に費用がかかることが少ないのです。
新品の機体で、しかもJALとの共同運航のため質の高いメンテナンスと管理によって安心してフライトを楽しめます。
デメリットとしては、座席が少し狭いという点と、食べ物や飲み物・ブランケットなどを利用する場合は追加料金がかかるという点です。
航空会社 | シートピッチ | 座席数 | 縦列 |
JAL | 79cm | 166席 | 28列 |
ジェットスター | 71cm | 180席 | 30列 |
まずは座席について。JALやANAなどの一般的な航空会社は1つの機体に対して166席用意しています。
一方、ジェットスターを含むLCCでは座席数を増やし、一度に乗せる人数を増やすことで料金を安くすることができているのです。
当然その分シートピッチ(座席の前後の間隔)は狭くなるため、大柄の男性などは少し窮屈かもしれません。
ただし、追加料金を払えば「スタンダードシートより20㎝広い座席(エクストラ・レッグルーム・シート)」を選ぶことができます。
食事もそうですが、ジェットスターは自分の好きなフライトにカスタマイズすることができるのが魅力の航空会社なのです。
ジェットスターの航空券の種類
格安のジェットスターですが、実は全部で6つのプランがあります。
基本プランの「エコノミークラスstarter運賃」と「ビジネスクラスBuisiness運賃」の2つにそれぞれオプションが加わったプランを合わせて6つになります。
ただし、ビジネスクラスは長距離の国際線のみなので、宮古島行きに該当する「エコノミークラス」に焦点を当てて解説します。
最安プラン
エコノミークラスのstarter運賃とはその名の通り、航空券を購入するうえで何もオプションをつけていない基本運賃のプランです。
最もお金をかけずに行くならこのプランになりますが、以下のようなデメリットがあります。
- 預け入れ荷物に非対応
- 座席指定不可
- フライトの変更や払い戻し不可
座席指定やフライトの変更ができないのは問題なさそうですが、宮古島の旅行で預け入れ荷物なしというのは物足りないと感じる方が多いのではないでしょうか?
また、機内持ち込み荷物はOKですが7kgまでなので帰りにお土産を詰めて帰るのも厳しそうですね。
なので、荷物が少ない方やお土産はあまり買わない方、買うとしてもお店から宅配しようと考えている方などにはおすすめです。
また、行きと帰りでプランを変えることもできるので、帰りの便だけ次のようなオプションプランにするという方法もあります。
オプションプラン
フレックスBiz ¥3000 |
ちゃっかりPlus ¥3000 |
しっかりMax ¥5000 |
|
機内持ち込み荷物 | 14㎏ | 7㎏ | 7㎏ |
預け入れ荷物 | - | 10㎏ | 30㎏ |
座席指定 | スタンダードシートor アップフロントシート |
スタンダードシート | 全シート |
食事 | - | 〇 | 〇 |
フライトの変更 | 〇 | - | 〇 |
払い戻し | 〇 | - | 〇 |
マイル | - | 〇 | 〇 |
「フレックスBiz」と「ちゃっかりPlus」は追加料金¥3000、「しっかりMax」は追加料金¥5000となっています。
それぞれのプランに向いている人を以下のようにまとめました。
- 荷物は預けず、全て機内に持ち込みたい人
- アップフロントシートにしたい人
- 食事はいらない人
- フライトの変更や払い戻しなど柔軟に対応してほしい人
- マイルは気にしていない人
大きな特徴は預け入れ荷物に対応していないことです。
ただし、機内持ち込み荷物が14㎏までOKなので、「荷物は7㎏じゃ足りないけど預けるのは受け取りに時間を取られて嫌だ」と感じる方におすすめです。
預け入れができる「ちゃっかりPlus」と比べても、持ち込み・預け入れ合わせた重量は3㎏しか変わりません。
また、出入口に近い「アップフロントシート」にすることもできますが、これは急いでいる方には嬉しい座席です。
そして予約した航空券の変更やキャンセルをする可能性がある人も、柔軟に対応できるこのプランがいいですね。
- 荷物は預け入れしたいけど10㎏以内で済む人
- スタンダードシートで十分な人
- 食事を付けたい人
- フライトの変更や払い戻しは必要ない人
- JALのマイルを貯めたい人
荷物が多い女子のみなさんや、搭乗まで重い荷物を持ち運ぶのは面倒と思う人におすすめです。
また、座席指定はできますが通常のスタンダードシートになります。
そして料金が同じ「フレックスBiz」との大きな違いはJALのマイルが貯まること。
JALと共同運航しているため、ジェットスターでもJALのマイルが運賃の25%分貯まるのです。
ただし、対象なのはジェットスターの中でもジェットスター・ジャパン(成田⇔宮古は対象)の「ちゃっかりPlus」または「しっかりMax」です。
さらに、予約時にJMB(JALマイレージバンク)のお得意様番号を登録する必要があるので、マイルを貯めたい人はそのように予約しましょう。
- 荷物をたくさん持っていきたい人
- できるだけ広い座席に座りたい人
- 食事を付けたい人
- フライトの変更や払い戻しなど柔軟に対応してほしい人
- JALのマイルを貯めたい人
他2つのプランより¥2000高いですが、全てをカバーした充実のオプションセットになっています。
預け入れ荷物は30㎏までOKで、座席は出入口に近い「アップフロントシート」に加えて、足元が広い「エクストラ・レッグルーム・シート」も選ぶことができます。
また、「ちゃっかりPlus」と同様にJALのマイルも貯められます。
JALやANAの飛行機には手が出せないけど、LCCでちょっと贅沢したいという人におすすめです。

「荷物の制限を広げたり、フライトの変更ができるかどうかなど、自分の好みに合わせてオプションプランを選べるね。」
ジェットスターの注意点

ジェットスターの航空券は安くて、しかも色々なパターンが選べるのでとても利便性がありますが、いくつか注意点があります。
- 宮古島行きのフライトは毎日就航しているわけではない
- 成田の第3ターミナルは少し遠い
- 荷物の超過料金が高い
宮古島行きのジェットスターのフライトは365日就航しているわけではありません。
LCCが利益を確保するためには搭乗率8割は必要なため、夏の繁忙期以外は曜日が決まっているのです。
日程によっては利用できないので気を付けましょう。
ジェットスターを利用する場合は成田空港からになりますが、LCCが常駐しているのは少し離れた第3ターミナルです。
成田空港の駅を出て地上に出ると、そこから第3ターミナルまで歩いて10分、バスで5分ほどかかります。
また、ターミナルについて保安検査場から搭乗口までも遠く、歩いてだいたい10分はかかります。

「第1ターミナルや第2ターミナルを利用するときより早めに家を出た方がいいね。」
JAL | ジェットスター | |
機内持ち込み荷物 | - | ¥4000(+7㎏) |
預け入れ荷物 |
23kg~32kg以下:1,000円 |
~15kg:¥3600 |
そして機内持ち込み荷物も預け入れ荷物も、重量がオーバーすると追加料金がかかります。
これは他の航空会社でもだいたいあてはまりますが、大手と比べるとLCCは航空券が安い分、高く設定されます。
機内持ち込み荷物は、JALは10㎏以内となっており、これを超過した重さの場合は貨物室で預かってもらうことになります。
一方ジェットスターは+7㎏分として¥4000の追加料金を払います。
預け入れ荷物の場合も、ジェットスターの方が制限重量が軽いですが料金は高くなっています。
「荷物の超過料金は高い」ということを頭に入れて荷作りするようにしましょう。
まとめ
- 下地島空港で就航しているLCCの「ジェットスター」を利用するのが一番安い
- 下地島空港は、新しくておしゃれで観光地も近くにある空港
- ジェットスターはJALやANAと比べると半額ほどの格安料金
- LCCだが、新しい機体や質の高いメンテナンスで安心
- ジェットスターの中でも「エコノミークラスのstarter運賃」が一番安い
- 他にも3つのオプションプランがあるので、自分の好みに合わせて選べる
- 毎日就航していないこと、第3ターミナルは遠いこと、超過料金が高いことに注意する
安くて質も高いジェットスターはおすすめです。
何度か利用していますが、フライトに不満を感じたことはありませんし、しかも下地島空港は新しい空港なのでその点でも楽しめます。
ジェットスターでお好みの料金プランで航空券を購入し、宮古島に足を運んでみてはいかがでしょうか?
JAL(JTA)とANAについてはこちらの記事をご覧ください。
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